
羽アリみたいな虫が出てきました。
とりあえず殺虫剤をかけても大丈夫ですか?



基礎に蟻道らしきものもあります。
壊して中を確認したほうがいいのでしょうか?
シロアリらしき虫や蟻道を見つけると、すぐに殺虫剤をかけたり、被害箇所を壊して確認したりしたくなるかもしれません。
しかし、シロアリ駆除では慌てて手を加えることで、発生場所や被害状況を確認する手掛かりを失ってしまうことがあります。
大切なのは、目の前のシロアリだけを急いで退治することではなく、まず発生場所や状況を残し、建物内の被害範囲を確認できる状態にしておくことです。
- 羽アリやシロアリらしき虫へ、むやみに殺虫剤を吹きかけない
- 蟻道や被害木部を、調査前に壊したり剥がしたりしない
- 見える虫がいなくなっても「駆除できた」と判断しない
- 発生場所・日時を写真やメモで残し、可能なら虫体も保管する
- 狭い床下へ無理に入って自分で被害範囲を調べない
- 業者へ相談しても、不安をあおられて高額工事をその場で即決しない
早めに建物の点検を考えたいケース
- 室内から羽アリがまとまって出てきた
- 基礎や配管まわりに蟻道らしきものがある
- 床が沈む・ふわつくなど建物に異常を感じる
- 木部をたたくと空洞のような音がする
- 同じ場所で羽アリが繰り返し発生している
被害範囲を自分で判断できない場合は、発生場所をできるだけそのまま残し、まず点検で状況を確認する方法があります。
※対応地域・加盟店・現場状況などによって、調査・見積り・施工条件が異なる場合があります。
依頼前に確認してください。






シロアリ駆除でやってはいけないこと7つ


シロアリを見つけたときに避けたいのは、単に「殺虫剤を使うこと」だけではありません。
発生場所を分からなくする行動、自分を危険にさらす行動、被害がなくなったと誤解する行動も避ける必要があります。
まずは、発見直後にやってはいけない7つの行動を確認しておきましょう。
1.羽アリやシロアリへむやみに殺虫剤を吹きかける
羽アリやシロアリを見つけたとき、手元にある殺虫スプレーをすぐ吹きかけるのは避けたほうがよいケースがあります。
目の前の虫を殺しても、建物内部にいるシロアリの集団や被害箇所まで処理できたとは限らないためです。
また、これから専門業者に調べてもらうのであれば、どこから羽アリが出てきたのかという情報そのものが調査の手掛かりになります。
日本しろあり対策協会も、業者に来てもらう場合はできればそのままにし、殺虫剤を使用した場合でも、どこから発生したかを記録して虫を保管しておくよう案内しています。
そのため、「殺虫剤を一度でも使ったら調査できない」という意味ではありません。
すでにスプレーしてしまった場合は、発生した場所・日時・虫の数など、覚えている範囲を記録しておきましょう。
2.蟻道を壊したり被害木材を剥がしたりする
基礎や束柱、配管まわりなどに土でできた細い道のようなものを見つけても、すぐに全部壊すのは避けましょう。
ヤマトシロアリやイエシロアリなど、地中を利用するシロアリは、土などを使って「蟻道」をつくり、建物へ侵入することがあります。
蟻道は、シロアリがどこから建物へ侵入している可能性があるのかを判断する手掛かりになります。
同じように、被害を確認しようとして壁材や木材を大きく剥がすと、必要以上に建物を傷める可能性があります。
蟻道らしきものを見つけたら、まず全体と周囲が分かる写真を撮り、場所を記録しておくと点検時に説明しやすくなります。
3.狭い床下へ無理に入って自分で駆除する
シロアリ被害は床下で起きることが多いため、「自分で入って確認したほうが早い」と考える人もいるでしょう。
しかし、狭く暗い床下へ慣れていない人が入ると、釘や配管、電気配線などでけがをしたり、身動きが取れなくなったりする危険があります。
さらに、床下の一部を見ただけでは、建物全体の被害範囲を判断できないことがあります。
点検口から安全に見える範囲を超えて、無理に床下へ入る必要はありません。
床下への進入や薬剤散布に不安がある場合は、専門業者による点検へ切り替えましょう。
4.見えるシロアリだけ退治して「駆除できた」と判断する
目の前にいたシロアリや羽アリがいなくなると、「これで解決した」と思うかもしれません。
しかし、見えている虫は建物内や地中にいる集団の一部である可能性があります。
特に室内からまとまった数の羽アリが出てきた場合は、見える虫を処理するだけでなく、どこから発生したのか、木部に被害がないかを確認することが重要です。
数時間後や翌日に虫が見えなくなっても、それだけを理由に建物内のシロアリまでいなくなったとは判断しないようにしましょう。
5.羽アリや落ちた羽を全部捨ててしまう
室内に羽アリが大量発生すると、すぐ掃除して全部捨てたくなります。
掃除すること自体が問題なのではありませんが、種類を確認できる写真や虫体まで何も残さず処分するのは避けたいところです。
羽アリにはシロアリだけでなくクロアリなどもいるため、虫体は種類を判断する材料になります。
可能なら数匹を袋や密閉できる容器などに保管し、発生場所も写真に残しておきましょう。
保管が難しければ、虫の形が分かる写真だけでも残しておくと相談時の情報になります。
6.シロアリか分からないまま薬剤を追加し続ける
羽アリを見ただけでは、シロアリかクロアリか判断できないことがあります。
種類や発生原因が分からない状態で薬剤を何度も追加しても、必要な対策になっていない可能性があります。
また、シロアリ用の薬剤にはさまざまな種類があり、建物の状況や施工箇所によって使い方も異なります。
「虫が出るたびにスプレーする」ことを繰り返すより、まず虫の種類と発生場所を確認するほうが次の対処を決めやすくなります。
7.不安をあおられてその場で高額な工事を契約する
シロアリ被害を疑う状況では、「早く何とかしなければ」と焦りやすくなります。
ただし、点検を受けたからといって、提示された工事をその場ですべて契約する必要はありません。
消費者庁や国民生活センターでは、住宅の無料点検などをきっかけに不安をあおり、高額な工事契約につなげる「点検商法」について注意を呼びかけています。
「今日契約しないと家が危ない」などと急かされた場合でも、被害箇所・施工範囲・必要な工事・総額・保証内容を確認してから判断してください。
緊急性が判断できない場合は、写真や点検結果を残してもらい、必要に応じて別の業者にも同じ条件で確認してもらう方法があります。
シロアリを見つけたら何をする?正しい初動は4ステップ


シロアリらしき虫や羽アリを見つけたときは、すぐ駆除することよりも、まず状況を正しく残すことが大切です。
写真・発生場所・日時・虫体などを残しておくと、あとから種類や侵入箇所、点検範囲を判断する材料になります。
1.触ったり掃除したりする前に写真を撮る
最初にしておきたいのは、発生した状態を写真に残すことです。
虫だけをアップで撮るのではなく、「部屋のどこから出たのか」が分かる写真も残しておきましょう。
写真に残したいもの
- 羽アリやシロアリらしき虫の全体
- 羽の形や体の形が分かる近距離写真
- 虫が出てきた床・壁・柱・窓まわり
- 蟻道らしきものがある場合は、その位置と周辺
- 木部の傷みや床の異常など、気になる箇所
大量に羽アリが出ている場合も、すべてをそのまま放置する必要はありません。
掃除する前に、発生状況が分かる写真を数枚残しておけば説明しやすくなります。
2.発生した場所・日時・数を記録する
写真とあわせて、いつ・どこで・どのくらい出たかを記録します。
シロアリの種類によって羽アリが飛び出す時期や時間帯に違いがあるため、「何月何日の何時ごろに、どの場所から出たか」も種類を判断する手掛かりになります。
正確な数を数える必要はありません。
「数匹」「10匹以上」「窓際に大量」といった大まかな記録で十分です。
前年も同じ場所で羽アリを見た場合は、その情報も残しておきましょう。
毎年同じ場所で繰り返している場合は、建物内部の状況を確認する判断材料になります。
3.可能なら羽アリや虫体を少量だけ保管する
羽アリを見つけた場合は、可能であれば数匹を保管しておくと種類を確認しやすくなります。
日本しろあり対策協会も、羽アリが発生した場合には、虫を保管して業者へ見せる方法を案内しています。
無理に生きた状態で捕まえる必要はありません。安全に拾える死骸があれば、袋やふた付き容器などに少量残しておけば十分です。
ハチなど別の危険な虫の可能性がある場合や、高い場所・狭い場所にいる場合は、捕獲しようと無理に近づかないでください。
4.安全に見える範囲だけ確認し、必要なら点検へ切り替える
記録したあとは、室内や建物外周など、安全に歩いて確認できる範囲だけ見ておきます。
基礎や配管まわりの蟻道、木部の傷み、床の沈みなどがないか確認する程度で構いません。
床下へ入る、壁を剥がす、木材を削るといった調査まで自分でする必要はありません。
初動で目指すのは「自分で被害範囲を確定すること」ではなく、専門家が確認しやすい状態を残しておくことです。
早めに点検を考えたいシロアリ被害のサイン


羽アリを1匹見ただけで、必ず建物が深刻なシロアリ被害を受けているとは限りません。
一方で、次のような状況がある場合は、目の前の虫だけを処理して終わらせず、建物内部の状態を確認する意味があります。
室内から羽アリがまとまって出てきた
屋外を飛んでいた羽アリが数匹室内へ入り込んだケースと、室内の壁・床・柱などからまとまって発生したケースでは意味が異なります。
とくに、室内の同じ隙間から次々と羽アリが出てきた場合は、発生場所を記録したうえで建物内を確認することを検討しましょう。
基礎や配管まわりに蟻道らしきものがある
基礎、束柱、配管まわりなどに、土を細長く盛ったような筋が伸びている場合は蟻道の可能性があります。
蟻道はシロアリの侵入経路を調べる重要な手掛かりになるため、全部壊してしまわず、位置が分かるように写真を残してください。
床が沈む・ふわつくなど建物に変化がある
歩いたときに床が以前より沈む、ふわふわする、柱や敷居など木部の表面が弱くなっているといった変化も確認したいサインです。
ただし、こうした症状はシロアリ以外の腐朽や建物の劣化でも起こります。
原因をシロアリと決めつけず、羽アリや蟻道など複数の手掛かりとあわせて確認することが大切です。
木部をたたくと空洞のような音がする
シロアリが木材内部を食害すると、表面が残ったまま内部が空洞状になることがあります。
そのため、周囲と比べて軽い空洞音がする木部は確認対象の一つです。
被害を確かめるためにドライバーなどで強く突いたり、木材を剥がしたりする必要はありません。
見た目と場所を記録する程度にしてください。
浴室・洗面所・玄関などの周辺で異常が見つかる
水分が集まりやすい場所や、土壌と木部が近い場所の周辺で、羽アリや蟻道、木部の異常が確認される場合も点検を考える材料になります。
ただし、「水回りだから必ずシロアリがいる」という意味ではありません。
水漏れや腐朽など別の問題が隠れている可能性もあるため、原因をまとめて確認する視点が必要です。
同じ場所で毎年のように羽アリが出ている
一度だけではなく、同じ部屋・同じ窓際・同じ壁際などで毎年のように羽アリが出ている場合は、記録を残して一度建物の状態を確認しておくと判断しやすくなります。
その年の羽アリがいなくなったことだけを理由に、問題が解消したとは判断しないようにしましょう。
シロアリの被害範囲を自分で確認できない場合
羽アリのまとまった発生、蟻道、床や木部の異常などがある場合は、見える部分だけを処理せず、建物内の状態を確認してもらう方法があります。
※対応地域・加盟店・現場状況などによって、調査・見積り・施工条件が異なる場合があります。
依頼前に確認してください。
自分でできるのは「駆除」より記録と応急対応まで


シロアリを見つけたからといって、何もしてはいけないわけではありません。
自分でできることと、専門的な点検・施工へ切り替えたほうがよいことを分けて考えるのがポイントです。
自分でやってよいのは状況を残すための対応
- 写真:虫、羽、発生場所、蟻道らしきものを撮影する
- 記録:日時・場所・おおよその数をメモする
- 保管:安全に取れる虫体を数匹残しておく
- 確認:建物外周や室内など安全に見える範囲を確認する
- 掃除:必要な写真や虫体を残したあと、室内の羽アリを清掃する
これらはシロアリを駆除する作業ではありませんが、その後の判断をしやすくする重要な初動です。
被害範囲が分からない状態で本格的なDIYを始めない
床下への薬剤散布、木部への穿孔処理、土壌処理などは、「薬剤を買えば同じことができる」という単純な作業ではありません。
侵入経路や被害範囲を把握できていない状態では、処理していない場所が残る可能性があります。
また、床下では作業そのものに危険が伴います。
自分で対処するか迷った時点で、「虫を処理できるか」ではなく「建物内の被害範囲まで把握できるか」で判断すると、DIYを続けるべきか切り替えやすくなります。
市販薬を使う場合も目的を混同しない
市販の殺虫剤で目の前の羽アリを処理することと、建物内のシロアリ被害を駆除することは別です。
「虫が死んだから駆除完了」と考えず、発生場所や建物の状態に気になる点がある場合は、被害範囲の確認を優先してください。
市販の薬剤を使用する場合は、対象害虫・使用場所・使用量など製品表示に従い、用途外の使い方は避けましょう。
賃貸住宅でシロアリを見つけたら勝手に駆除しない


アパート・マンション・賃貸戸建てでシロアリや羽アリらしき虫を見つけた場合は、持ち家と同じように自分の判断だけで駆除工事を進めないほうがよいケースがあります。
建物の構造部分や共用部分が関係している可能性があり、施工範囲や費用負担を入居者だけでは決められないことがあるためです。
まず管理会社・大家へ連絡する
賃貸住宅でシロアリが疑われる場合は、まず管理会社や大家へ連絡しましょう。
連絡するときは「シロアリがいると思う」と断定するより、見つけた虫や場所を具体的に伝えるほうが状況を共有しやすくなります。
管理会社へ伝えておきたい内容
- 発生場所:浴室・玄関・窓際・壁際など
- 発生日時:いつ見つけたか
- 状況:数匹か、大量に出たか、繰り返しているか
- 建物の異常:床の沈みや木部の傷みなどがあるか
- 記録:虫や発生場所の写真を撮っているか
写真があれば、メールや管理会社の連絡フォームなどで一緒に送ると状況を伝えやすくなります。
床・壁への薬剤処理や穴あけを自分の判断でしない
賃貸住宅では、シロアリ対策のためであっても、床や壁へ穴を開けたり、建物の構造部分へ薬剤処理したりする行為を自分の判断だけで行わないようにしましょう。
施工箇所によっては建物所有者の承諾が必要になる可能性があります。
目の前の羽アリを掃除することと、建物そのものへシロアリ施工をすることは分けて考えてください。
駆除費用を誰が負担するかは一律ではない
賃貸住宅でシロアリ駆除が必要になった場合、費用を大家・管理側と入居者のどちらが負担するかは、発生原因や契約内容などによって変わる可能性があります。
そのため、「賃貸なら必ず大家負担」「入居者が業者を呼んだら必ず自己負担」と一律には判断できません。
先に自分で業者と契約すると費用負担をめぐって認識違いが起こる可能性があるため、緊急時を除き、まず管理会社・大家へ対応方法を確認してから手配するのが基本です。
シロアリ業者へ相談するときにも「やってはいけないこと」がある


シロアリ被害を疑って点検を依頼したあとも、焦って契約を決めないことが大切です。
とくに被害を目の前で見せられると不安になりやすいため、「点検を受けること」と「その場で工事契約すること」は分けて考えるようにしましょう。
「今日契約しないと危険」と急かされて即決しない
本当にシロアリ被害があったとしても、点検を受けたその場で必ず工事契約まで済ませなければならないとは限りません。
被害箇所の説明を受け、施工方法・範囲・総額・保証内容を確認してから判断しましょう。
「今だけ安くなる」「今日工事しないと家が危険」など、不安や時間制限を強く利用して契約を迫られた場合は、いったん持ち帰って考える選択肢もあります。
見積り総額だけで業者を決めない
シロアリ駆除では、単純に見積りが安い業者を選べばよいとは限りません。
同じ30坪前後の住宅でも、施工範囲・薬剤処理の方法・保証・床下の状況などによって条件が変わります。
見積書で確認したい項目
- 施工範囲:どこまで処理するのか
- 施工方法:どの場所へどの処理をするのか
- 料金:追加費用を含めた総額はいくらか
- 保証:期間だけでなく対象・再施工条件は何か
- 付帯工事:換気扇・調湿材・木部補修などが含まれているか
業者選びについてさらに確認したい場合は、シロアリ駆除業者の選び方と見積書・保証のチェックポイントも参考にしてください。
シロアリ駆除以外の工事まで説明なしでまとめて契約しない
床下点検では、シロアリ駆除のほかに、調湿材・床下換気・木部補修など別の工事を提案されることがあります。
必要な工事である可能性はありますが、シロアリ駆除と同時に必ず実施しなければならないとは限りません。
なぜ必要なのか、シロアリ被害とどう関係するのか、今回やらなければ何が起こるのかを確認してから判断しましょう。
保証期間だけを見て安心しない
シロアリ駆除では、施工後の保証が業者選びの判断材料になります。
ただし、「5年保証」など期間だけを見ても、実際に再発したとき何をしてもらえるかまでは分かりません。
保証では、再発時の再施工、対象となる場所・シロアリの種類、定期点検の有無、保証対象外になる条件まで確認しておくと判断しやすくなります。
見積額が高いと感じても内容を確認せず断定しない
反対に、見積額が高いという理由だけで「悪徳業者だ」と判断するのも避けたいところです。
被害範囲が広い、施工面積が大きい、特殊な作業が必要など、料金が上がる理由がある場合もあります。
大切なのは金額そのものより、なぜその金額になるのかを施工内容と照らして説明してもらうことです。
費用の目安や見積り内訳を確認したい場合は、シロアリ駆除の費用相場と追加料金の見方も確認してみてください。
シロアリ駆除でよくある質問(FAQ)


- シロアリに殺虫剤を1回かけてしまいました。もう点検できませんか?
-
殺虫剤を使ってしまったからといって、点検できなくなるとは限りません。
どこから虫が出たか、いつ殺虫剤を使ったか、どのくらいの数がいたかを覚えている範囲で記録しておきましょう。
写真や虫体が残っていれば、それも確認材料になります。
- 羽アリを掃除機で吸っても大丈夫ですか?
-
室内に出た羽アリを清掃すること自体はできます。
ただし、掃除する前に虫の写真と発生場所を記録し、可能なら数匹を保管しておくと種類を確認しやすくなります。
見える羽アリを掃除しただけで、建物内部のシロアリまで駆除できたとは判断しないでください。
- 蟻道を少し壊してしまいました。それでも点検できますか?
-
一部を壊してしまっても、それだけで点検できなくなるわけではありません。
残っている蟻道や周囲の状況をそのままにし、壊す前の写真があれば用意しておきましょう。
どこにあったかも伝えてください。
- 羽アリが翌日にはいなくなりました。様子見でも大丈夫ですか?
-
羽アリが見えなくなったことだけでは、建物内のシロアリ被害がないとは判断できません。
室内からまとまって発生した、蟻道がある、床や木部に異常がある、同じ場所で繰り返しているといった場合は、建物内の状態を確認することを検討してください。
- シロアリかクロアリか分からなくても相談できますか?
-
種類が分からない段階でも相談できます。
虫の形が分かる写真、発生した場所・日時・数などを伝えると判断材料になります。
安全に保管できる場合は虫体も残しておきましょう。
- 賃貸でシロアリが出た場合、駆除費用は大家が払いますか?
-
一律には決められません。発生原因、建物の状態、賃貸借契約の内容などによって判断が変わる可能性があります。
先に自分で駆除業者と契約するのではなく、まず管理会社・大家へ発生状況を伝え、点検や業者手配、費用負担をどうするか確認してください。
シロアリを見つけても慌てて駆除せず、まず状況を残して確認しよう


シロアリや羽アリらしき虫を見つけたときは、目の前の虫を急いで退治することだけを考えないことが大切です。
殺虫剤を何度も使ったり、蟻道や木部を壊したりすると、発生場所や被害状況を確認する手掛かりを失う可能性があります。
迷ったときは、次の3段階で考えると判断しやすくなります。
- 記録する:虫・発生場所を写真に撮り、日時や数を残す
- 無理に触らない:蟻道や木部を壊さず、床下へ無理に入らない
- 確認してから決める:被害範囲が分からなければ点検を受け、見積り内容を確認して施工を判断する
すでに殺虫剤を使ったり、蟻道を少し壊してしまったりしても、それだけで点検できなくなるとは限りません。
覚えている発生場所や日時を記録し、残っている状況をそのまま伝えましょう。
また、点検を受けた場合も、説明を聞かずに高額な工事を即決する必要はありません。
施工範囲・総額・保証・追加工事の内容まで確認し、納得してから判断してください。
まずシロアリの被害範囲を確認したい場合
室内から羽アリがまとまって出た、蟻道らしきものがある、床や木部に異常を感じるなど、自分では被害範囲を判断できない場合は、シロアリ110番へ相談して点検条件を確認できます。
※料金・調査・見積り・保証などの条件は、対応エリア・加盟店・作業内容などによって異なる場合があります。
依頼前に確認してください。
もう1社の条件も比較してから決めたい場合
点検や見積りの条件を比較したい場合は、害虫駆除屋にも同じ発生状況・建物の状態を伝えて確認できます。
※比較するときは、発生場所・施工範囲・保証・追加費用など、できるだけ同じ条件で見積り内容を確認してください。
