
シロアリ駆除って、結局いくらかかるの?「相場」って言われても幅がありすぎて判断できない…



㎡単価?坪単価?追加費用?見積もりの見方が分からなくて、ぼったくりが怖い…。
こういった疑問に、できるだけ現実的に答えていきます。
結論から言うと、シロアリ駆除の相場は「㎡単価」だけで決まりません。
施工範囲(どこまでやるか)と追加条件(点検口・穿孔注入・床下環境など)を同じ土俵に揃えて、はじめて比較できます。
- 相場は「㎡単価」より先に、工法(バリア/ベイト/局所)と施工範囲を揃えると判断がブレにくい
- ㎡単価の目安は1㎡あたり約1,150〜3,000円程度がよく見かけるレンジ(別データで3,250円という紹介もあり)※条件で上下
- 総額イメージ:50㎡で約5.8万〜15万円/80㎡で約9.2万〜24万円(点検口・穿孔注入・補修・保証条件などで増減)
- 見積比較は「合計」ではなく、施工面積(㎡)・範囲・保証・追加条件を同じ項目で並べるのが最短
- 迷ったら、まずは無料調査で「被害範囲」と「合う工法」を整理すると手戻りが減る






シロアリ駆除の相場は「㎡単価×施工範囲+追加条件」で決まる


シロアリ駆除の費用は、ざっくり言うと次の式でブレます。
費用の基本式(迷ったらココに戻る)
- 基本:施工面積(㎡)× ㎡単価
- +施工範囲の違い(床下全体/被害箇所のみ/予防 など)
- +追加条件(点検口、穿孔注入、補修、床下環境対策、保証条件 など)
先に知るべき3点(単価/範囲/追加条件)
「高い・安い」を判断する前に、まず次の3点を揃えるとブレません。
| まず揃えるもの | 見るポイント | ズレやすい例 |
|---|---|---|
| 単価 | ㎡単価か坪単価か/最低料金の有無 | 「坪」で安く見えても㎡に直すと印象が変わる |
| 範囲 | 床下全体か/被害箇所のみか/予防を含むか | 範囲が狭い見積ほど合計が安く見える |
| 追加条件 | 付帯工事・補修・保証条件・当日追加のルール | 「当日見てから増える」が前提のまま契約 |
相場を外さないコツ
- 合計金額より「㎡(または坪)」「範囲」「追加条件」を先に揃える
- 「1階床下が基準」など、どの面積を掛けているかを確認する
今日やること(調査依頼→見積比較の順)
最短で失敗しにくい流れは「調査で範囲を固める → 同条件で見積を比べる」です。
- サインの写真を撮る(引き1枚+寄り1枚)/場所・日付をメモ
- 無料調査を依頼し「施工範囲(床下全体か/被害箇所か)」を言語化してもらう
- 見積書に「施工面積(㎡)・範囲・工法・保証・追加条件」を明記してもらう
- 2〜3社で、同じ項目・同じ粒度で比較する(合計だけで決めない)
注意:床下に無理に潜るのはおすすめしません(狭所・粉じん・転倒など)。「写真+場所メモ」だけでも調査や見積の精度は上がります。
シロアリ駆除の相場目安|㎡単価・坪換算の考え方


㎡単価の目安と注意点(条件で変わる)
シロアリ対策(駆除・予防)の費用は「薬剤処理をする面積」で決まるケースが多く、公開情報の目安としては、次のような単価が紹介されています。
| 区分 | 目安の単価 | メモ |
|---|---|---|
| 参考の平均値(データとして紹介) | 1㎡あたり3,250円(1坪あたり10,725円) | 一般財団法人「経済調査会」のデータとして紹介されている値 |
| 業者により幅がある単価レンジ(公開情報ベース) | 1㎡あたり1,150〜3,000円(1坪あたり3,800〜10,000円) | インターネット等の公開情報(2025年1月時点)として紹介されているレンジ |
目安を「総額」に落とすと、例えばこのくらいの幅になります(面積=薬剤処理面積のイメージ)。
| 薬剤処理面積 | 1,150円/㎡の場合 | 3,000円/㎡の場合 | 3,250円/㎡(参考平均)の場合 |
|---|---|---|---|
| 50㎡ | 57,500円 | 150,000円 | 162,500円 |
| 80㎡ | 92,000円 | 240,000円 | 260,000円 |
ここから上下しやすい代表例は「玄関・浴室などの特殊作業箇所」「駆除工法(バリア/ベイト等)」「保証の期間や内容」「使用する薬剤の違い」などです。
数字だけで即決せず、同じ条件で見積もりを揃えるのが安全です。
坪→㎡換算の早見(比較で迷わないため)
坪と㎡が混ざると比較が難しくなるので、まず換算を固定します。
- 1坪 = 3.305785㎡(おおよそ3.31㎡)
- 1㎡ = 0.3025坪(おおよそ0.30坪)
- 坪単価 → ㎡単価:坪単価 ÷ 3.305785
- ㎡単価 → 坪単価:㎡単価 × 3.305785
| 坪 | ㎡(約) |
|---|---|
| 10坪 | 33.1㎡ |
| 15坪 | 49.6㎡ |
| 20坪 | 66.1㎡ |
| 25坪 | 82.6㎡ |
| 30坪 | 99.2㎡ |
見積比較では、面積の基準(床下全体なのか/被害箇所+予防帯なのか)を調査で確定させ、その“同じ面積”に単価を掛けて比べると迷いません。


シロアリ駆除の施工範囲で金額が変わる|「どこまでやるか」は調査で確定する


シロアリ駆除の見積もりで「高い/安い」がズレる原因は、単価よりも施工範囲が揃っていないことが多いです。
たとえば、A社は「床下全体+木部」まで。B社は「見える被害箇所だけ」。この状態で合計金額を比べても、実は同じ土俵ではありません。
この章の要点
- 相場比較は「施工範囲(どこまで)」が決まってから
- 施工範囲は、現地調査で「被害の広さ」「家の構造」「床下状況」を見て固まる
- 見積書は「床下全体/被害箇所/予防」のどれなのかを明記してもらう
床下全体/被害箇所/予防で何が違う?
施工範囲は、大きく次の3パターンに分けて考えると整理しやすいです(実際は併用もあります)。
| 施工範囲の考え方 | どこまでやる? | 向きやすい状況 | 見積比較で必須の確認 |
|---|---|---|---|
| 床下全体(広め) | 床下の土壌・木部など、面で処理する前提になりやすい | 被害範囲が読めない/床下に不安/再発を減らしたい | 施工面積(㎡)と、木部処理の範囲(どこまで) |
| 被害箇所(スポット) | 蟻道・羽アリ発生箇所など「怪しい点」を中心に処理 | 被害が一点に限定され、根拠がある(調査で説明できる) | 「なぜ局所で足りるのか」+未処理範囲の扱い(再発時) |
| 予防(侵入しやすい所) | 被害が確認できない前提で、リスク箇所を中心に対策 | 築年数・環境から予防したい/過去施工の保証が切れた | 予防の範囲と、点検・保証の条件(何をもって「有効」か) |
注意:見積もりの段階で「床下全体」なのか「被害箇所だけ」なのかが曖昧だと、あとから追加費用や施工追加が出やすくなります。
比較したいなら、範囲を必ず言葉と書面で揃えましょう。
調査の流れ(ここで範囲が固まる)
施工範囲は「現地を見ないと決めにくい」ため、調査の段階で次が決まっていきます。
- 状況ヒアリング(いつ・どこで・どんなサイン)
- 目視確認(羽アリ/蟻道/木部の傷み/床のフワつき等)
- 床下や水回りの確認(無理のない範囲。構造・湿気・死角の有無)
- 被害の「広さ」の見立て(局所で足りるか、範囲を広げるべきか)
- 工法の提案(バリア/ベイト/局所、または併用)
- 見積書作成(施工面積(㎡)・範囲・保証・追加条件の明記)
調査をムダにしない準備(これだけでOK)
- サインの写真(引き1枚+寄り1枚)と、場所メモ(1階の部屋名、基礎の面など)
- 築年数の目安/過去の防除歴(不明なら「不明」でOK)
- 気になる点(床下に入れない、臭いが苦手、子ども・ペット等)
「範囲が決まらないと比較できない」ことが多いので、最初の一手は被害範囲の整理を優先すると手戻りが減ります。
シロアリ駆除の工法は大きく3つ(バリア/ベイト/局所処理)|費用差が出る理由


シロアリ駆除の費用差は、薬剤の違いというより「どの工法で、どこまで処理して、どれだけ管理するか」で出やすいです。
- バリア:面で処理することが多く、施工面積(㎡)と手間で費用が動きやすい
- ベイト:設置+点検の「管理型」。初期費用と継続費用の構造になりやすい
- 局所:当たれば早いが、範囲の見落としがあると再発・追加になりやすい
バリア工法が向くケース
バリア工法は、床下の土壌や木部に処理して「シロアリが侵入しにくい帯」を作る考え方です。
いわゆる面で効かせるイメージで、施工面積(㎡)が費用に反映されやすい傾向があります。
向きやすい状況(例)
- 床下全体に処理できる(点検口があり、作業が成立する)
- 被害範囲が読めず、広めに押さえて手戻りを減らしたい
- 予防も含めて「施工範囲を明確にして」整理したい
費用差が出やすいポイント(見積で確認)
- 土壌処理・木部処理の範囲(どこまで含むか)
- 施工面積(㎡)の根拠(「延床」ではなく「1階床下基準」などの違い)
- 穿孔注入(穴あけ注入)の有無と範囲
ベイト工法が向くケース
ベイト工法は、餌(ベイト剤)を設置して活動を抑える考え方です。
特徴は、施工というより点検・交換を含む「管理」で効果を積み上げる点です。
向きやすい状況(例)
- 薬剤の大量散布に抵抗がある(小さな子ども・ペットなどで不安が強い)
- 床下の条件が厳しく、バリアが「届かない場所」が多い
- 点検を継続できる前提で、コントロールしていきたい
費用差が出やすいポイント(見積で確認)
- 設置場所と設置数(どこに何か所)
- 点検頻度(毎月/隔月など)と契約期間
- 交換・追加の条件(追加費用の発生条件が明確か)
局所処理が向くケース
局所処理は、羽アリが出た場所や蟻道など「怪しい点」を狙って処理する考え方です。
穿孔注入(穴あけ注入)やスポット処理がここに入ります。
落とし穴:局所処理は「当たれば早い」反面、被害が床下・壁内に広がっていると、見えている場所だけ処理しても再発しやすいです。
局所で足りる根拠(範囲の見立て)が大事になります。
向きやすい状況(例)
- 被害箇所が限定的で、調査で「ここが原因」と説明できる
- 補修や付帯工事を最小限に抑えたいが、根拠はほしい
- まず止血しつつ、短期間で効果判定して次手を決めたい
費用差が出やすいポイント(見積で確認)
- 対象箇所(どこを、どれだけ)と作業内容(穿孔注入の本数など)
- 未処理範囲の扱い(再発時の方針・追加費用条件)
- 「局所で足りる」根拠が説明されるか
シロアリ駆除で追加費用が出やすい条件チェック(ここで相場がズレる)


シロアリ駆除の見積もりで「思ったより高い…」となるのは、単価の問題というより追加費用が出る条件を先に潰せていないケースが多いです。
ここでは、現場で追加になりやすい条件を「家側の事情」と「契約条件(保証・点検)」に分けて整理します。
先に把握しておくと、見積もり比較が一気にラクになります。
- 追加費用は「床下条件」「被害の進行」「付帯工事」で出やすい
- 保証は「年数」より「適用条件(点検・対象外)」で総額が変わる
- 見積前に「追加の条件」と「上限の目安」を言語化しておくと失敗が減る
床下環境・構造・被害進行
追加費用が出やすいのは、現地で見ないと確定しにくい「作業の成立条件」や「被害の重さ」です。
代表例をチェックリストでまとめます。
- 床下の高さが低い/狭い:作業が進みにくく、手間(時間)が増えやすい
- 配管・断熱材・障害物が多い:死角が増え、処理方法が変わる(範囲が増える)
- 点検口がない/少ない:点検口の新設・拡張が必要になることがある
- 湿気が強い/カビ臭がある:調湿材・換気・清掃などの提案が入りやすい
- 蟻道が複数/羽アリが複数箇所:局所で済まず、範囲が広がる可能性が上がる
- 床のフワつき・木部がスカスカ:穿孔注入が増えたり、補修が絡む可能性がある
- 増改築・間取り変更が多い:構造が複雑で、調査〜施工の前提が変わりやすい
コツ:追加費用が悪いわけではありません。
大事なのは「なぜ必要か」「どこが対象か」「いくら上がるか(上限の目安)」が、作業前に説明される状態にすることです。
再処理/点検/保証条件で総額が変わる
見落としがちなのが、保証や点検の条件です。
「保証5年」と書いてあっても、条件次第で実質の安心度と総額が変わります。
保証・点検で必ず揃える項目(テンプレ)
- 保証の対象:再発時に「どこまで無償」か(再施工/部分施工/材料のみ等)
- 保証の条件:定期点検が必須か、点検費が別か、点検の頻度
- 対象外条件:増改築、雨漏り・水漏れ、床下の状態、薬剤の効力期間の扱い
- 書面:保証書・施工報告書が出るか/施工範囲(㎡)が明記されるか
- 再処理の考え方:保証内でも「追加費が出る条件」があるか(上限目安)
注意:年数だけで比べると、条件の薄い保証を選んでしまい「結局あとで追加」が起きやすいです。
比較は必ず「保証の中身(条件・対象外・書面)」まで揃えてください。
見積前に聞く固定質問(追加費用を潰す)
「この見積もりから金額が増える可能性があるのは、どんな条件のときですか?
追加になり得る項目と金額の目安(できれば上限の目安)を、作業前に教えてください。
追加が発生する場合は、作業前に必ず説明と同意をもらえますか?」
シロアリ駆除見積書の見方|「比較できる内訳」になっているかチェック


見積もりで失敗しないコツは、合計金額ではなく「比較できる内訳」に整えることです。
同じ「シロアリ駆除」でも、工法・施工範囲・保証条件・追加条件が揃っていないと、安く見えても後からズレが出ます。
- 見積書は「数量・単価・範囲・保証・追加条件」が見える形が正解
- 合計だけで判断せず、同条件に揃えて2〜3社で比較する
- その場で使える質問テンプレを固定すると、ブレずに比較できる
必須の内訳項目(数量・単価・範囲・保証・追加条件)
見積書が「比較できる」状態かどうかは、次の項目が書面で揃っているかで判断できます。
- 工法:バリア/ベイト/局所(併用なら内訳も)
- 施工面積:㎡(基準が1階床下なのか等、根拠が分かると強い)
- 施工範囲:床下全体/部分/木部の範囲(どこまで)
- 数量・単価:㎡単価、設置数、穿孔注入の本数など(「一式」だけは避けたい)
- 付帯工事:点検口、清掃、調湿材、換気、補修などは項目別に
- 保証:期間+条件(点検の要否、対象外条件、再発時の対応)
- 追加費用条件:発生する条件、目安、上限(可能なら)
- 書面:施工報告書・保証書が出るか(範囲が明記されるか)
「一式」が多い見積は、比較ができません。
最低でも「施工面積(㎡)」「施工範囲」「保証条件」「追加条件」が書面で揃う形に整えましょう。
その場で使える質問テンプレ(追加費用/保証の適用外 など)
見積もり比較をブレさせないために、質問は「固定」してしまうのがいちばん楽です。
電話・フォーム・現地でそのまま使えます。
質問テンプレ(コピペOK)
「シロアリ駆除の見積もりをお願いしたいです。比較したいので、次を見積書に明記できますか?
①工法(バリア/ベイト/局所/併用)と、その理由
②施工面積(㎡)と施工範囲(床下全体/部分、木部の範囲)
③数量・単価(㎡単価、設置数、穿孔注入の本数など)※“一式”を減らしたいです
④保証(期間+条件:定期点検の要否、対象外条件、再発時の対応)
⑤追加料金が発生する条件(項目と金額の目安、できれば上限の目安)
⑥当日追加が出る場合は、作業前に説明と同意をもらえますか?」
注意:「今日決めないと危ない」「今だけ安い」など即決を迫る流れは、一度止めてOKです。
見積書の内訳と条件が揃っていない状態で契約すると、あとからズレが出やすくなります。


自力の限界|シロアリ駆除の応急処置と「業者に任せるライン」


「市販薬でいける?」と迷ったときは、気持ちの不安よりも、被害の範囲が見えているかで判断するのがコツです。
ここでは「自力でできる範囲」を明確にしつつ、早めに業者へ切り替えた方が手戻りが少ないラインを整理します。
- 自力でできるのは「見える範囲の止血(局所)」と「証拠を残す」こと
- 床下・壁内・複数箇所・再発っぽいなら、調査で範囲確定を優先
- 放置コストは「再発」より「被害が広がって補修が絡む」時に跳ねやすい
自力でできること/できないこと
まずは自力で「やっていいこと」を固定します。
これだけで、無料調査や見積もりがスムーズになります。
自力でできること(やる順番)
- 写真を撮る(引き1枚+寄り1枚)/発見日と場所をメモする
- 「見える範囲」に限って応急処置(製品の表示用途・使用方法の範囲内で)
- 2週間〜1か月の短期で再チェック(羽アリが続く/蟻道が伸びる等があれば切り替え)
- 見積依頼に備えて、築年数・過去の防除歴(不明なら不明)・床下点検口の有無を整理
自力でやらない方がいいこと(手戻り・危険)
- 床下に無理に潜る(転倒・粉じん・カビ・配線などの事故リスク)
- 薬剤を自己流で増量する(表示どおりに使う)
- 蟻道をむやみに壊す(被害範囲の判断材料が消えることがある)
- 「見えない不安」だけで、床下へ追加散布を繰り返す(原因が湿気・侵入経路側だと手戻りになりやすい)
業者に任せるライン(ひとつでも当てはまれば「調査で範囲確定」が先)
- 床下・壁内が疑わしい(見える範囲だけで追えない)
- 羽アリ/蟻道が複数箇所で出ている(広範囲の可能性)
- 床の沈み・フワつき、建具の歪みなど「構造材が心配」なサインがある
- いったん落ち着いたのに、季節をまたいで再発した
- 水回り(浴室・玄関・勝手口など)の木部が柔らかい/押すとへこむ
このラインに当てはまるなら、先に「どこまでやるか(施工範囲)」を確定させた方が、結果的に費用も作業量も小さくまとまりやすいです。


放置コスト(再発・被害拡大)の考え方
シロアリの怖さは「今日すぐ倒壊する」より、気づかないうちに範囲が広がって、補修まで必要になるところにあります。
放置コストを減らす考え方はシンプルです。
放置コストが跳ねやすいパターン
- 「局所のつもり」で止めたが、実は床下・壁内に広がっていた(範囲の見落とし)
- 湿気・水漏れ・雨どいなど、環境要因が残って再発しやすい
- 木部が弱って、穿孔注入だけでは足りず補修が絡む(総額が動く)
損しにくい動き方(最短ルール)
- 証拠(写真・場所・発見日)を残す
- 見積書に「工法」「施工範囲」「施工面積(㎡)」「保証」「追加条件」を明記してもらう
- 同条件に揃えた2〜3社で比較(合計だけで決めない)
シロアリ駆除業者選びの比較軸(失敗しない相見積もり)


シロアリ駆除の見積もりは「合計金額」だけだと比較になりにくいです。
失敗しないコツは、同じ条件(工法・施工範囲・施工面積・保証・追加条件)で揃えて比べること。
ここでは、比較の軸を先に固定しておきます。
調査の丁寧さ/説明の透明性
相場で迷う人ほど、最初の差は「調査の丁寧さ」と「説明の粒度」に出やすいです。
ここが弱いと、施工範囲が曖昧なまま進み、追加費や再発で手戻りになりがちです。
調査・説明で揃えて確認するポイント
- 被害サインの根拠(羽アリ/蟻道/木部の傷みなど)を、写真や場所メモと照らして説明してくれる
- 工法(バリア/ベイト/局所)を選ぶ理由が、家の状況(床下環境・構造・被害範囲)とセットで説明される
- 施工範囲が「床下全体/部分/被害箇所/予防」など、言葉だけでなく範囲として明記される
- 施工面積(㎡)の算定が曖昧ではない(どこを基準にした㎡かが分かる)
注意:説明が「一式」だけで、施工範囲・㎡・保証・追加条件が見えないままだと比較ができません。今日は決めず、書面(見積書)で条件を揃えてから判断すると安全です。
施工品質/保証・アフター
同じ工法でも、施工の考え方(届かせ方)と、保証の条件が違うと「効き方」や「総額の納得感」が変わります。
とくに再発や追加費が心配なら、保証の読み方を先に固定しておくとラクです。
保証・アフターで見落としやすい確認点
- 保証期間だけでなく、再発時に「どこまで無償」か(再施工/部分施工/条件つき など)
- 保証が有効になる条件(定期点検の要否、床下環境の改善が条件になるか)
- 対象外になりやすい条件(増改築、水漏れ・雨漏り放置、床下に入れない状況 など)
- 施工報告書や保証書が出るか(施工範囲・㎡・工法が書面で残るか)
比較のときは、保証の「条件」と「対象外」を同じ粒度で揃えるだけで、総額の見え方がブレにくくなります。
相見積もりの取り方(同条件で揃える)
相見積もりは「安くするため」だけでなく、提案のズレ(範囲・工法・保証・追加条件)を見抜くために使うと失敗が減ります。
どこに相談するか迷うときは、役割で分けると整理しやすいです。
3社は「役割」で使い分けると迷いにくいです
- シロアリ110番:最初の相談で「被害範囲・工法・見積条件」を整理したい人向け(対応可否や条件は要確認)
- 害虫駆除屋:複数社で内訳を揃えて比較し、ズレを見抜きたい人向け(シロアリ対応・エリアは要確認)
- 害虫駆除110番:急ぎで窓口を一本化して状況整理したい人向け(シロアリ相談の可否・条件は要確認)
| サービス | この記事での位置づけ | シロアリ対応 | 全国対応 | 無料範囲(確認点) | 追加費条件(確認点) |
|---|---|---|---|---|---|
| シロアリ110番 | 最初の相談で「範囲・工法・見積条件」を整理 | シロアリ相談の導線だが、地域・状況で案内が変わる可能性あり | 全国対応をうたうケースが多いが、対象外地域がないか要確認 | 現地確認/床下点検/見積書作成/報告の有無(どこまで無料か) | 点検口・穿孔注入・床下状況・補修・湿気対策が追加になる条件と上限目安 |
| 害虫駆除屋 | 相見積もりで「内訳のズレ」を比較 | 依頼内容・地域で変わる可能性があるため要確認 | 全国対応か/対応外エリアがあるか要確認 | 見積の無料範囲、キャンセル条件(いつから費用が発生するか) | 当日追加の有無/追加時の説明・同意ルール/上限目安の提示可否 |
| 害虫駆除110番 | 急ぎ・総合窓口として状況整理 | 地域・状況で変わる可能性があるため要確認 | 全国対応か/対象外地域がないか要確認 | 相談・見積の無料範囲(現地確認の有無、見積書の有無) | 床下・穿孔注入・付帯工事が追加になる条件と、事前説明の有無 |
最初の相談で「範囲・工法・見積条件」を整理:シロアリ110番
相見積もりで「内訳のズレ」を比較:害虫駆除屋
急ぎ・総合窓口として状況整理:害虫駆除110番
申し込み時にこの2つだけ確認すれば、あとで揉めにくいです(コピペOK)
①無料なのはどこまでですか?(現地確認/床下点検/見積書作成/報告の有無)
②追加料金が出るとしたら、どんな条件のときですか?(項目と上限目安/作業前の説明と同意は必ずありますか?)
※シロアリ対応の可否と、対応エリア(対象外地域の有無)もあわせて確認したいです。
まずは無料相談で「施工範囲(㎡)」「工法」「追加条件」を同じ軸で揃えると、見積比較が一気にラクになります。
急ぎでも、その場で契約せず、内訳と追加条件(上限目安)を確認してから判断すると安心です。




シロアリ駆除のトラブル回避|広告表示と請求が違うときの動き方


害虫・害獣・シロアリの駆除は「現地を見ないと確定しにくい」分野です。
だからこそ、広告の金額や電話口の話と、現地で出てくる請求がズレたときに慌てないよう、動き方を先に固定しておくと安心です。


典型的なトラブルパターン
「悪徳業者かどうか」を決めつけるより、まずは“ズレが起きやすい型”を知っておくのが早いです。
- 広告の金額が「最低料金」だけで、必須作業(施工範囲・穴あけ注入・点検口作成など)が別料金になっていた
- 現地で「今すぐやらないと危険」「今日だけ割引」など即決を強く迫られた
- 見積書が「一式」だらけで、施工範囲(床下全体/部分)、施工面積(㎡)、工法、保証、追加条件が書面に残らない
- 作業前に合意していない追加作業を進め、完了後に高額請求された(「やらないと戻せない」状態を作られる)
- キャンセル料の説明が曖昧で、断ると高額な違約金を示された
ズレが出たときの基本姿勢(ここだけ固定)
- その場で支払い・契約を即決しない(まず明細の確認)
- 「何が追加で、なぜ必要で、いくら増えるか」を書面で出してもらう
- 納得できない追加は「同意しない」。同意していない作業は進めないよう伝える
- 写真(見積書・契約書・作業箇所)と、やり取りメモ(日時・担当者名)を残す
- 困ったら「188」で第三者(消費生活センター等)に相談してから動く
注意:強い言葉で急かされたり、断ると威圧的になったりする場合は、いったん作業を止めて距離を取る判断も大切です。安全が最優先です。
困ったら「188」へ相談 国民生活センター+1
「広告の金額と請求が違う」「キャンセル料を急に言われた」「明細が出ない」など、判断が難しいときは、消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センター等につなげてもらうのが現実的です。
相談前に手元にあると強いもの(全部そろわなくてOK)
- 見積書・契約書・領収書(写真でも可)
- 広告の表示(スクショ)や、電話口で聞いた金額・条件
- 担当者名、会社名、連絡先、訪問日時
- 「何が違うのか」(例:追加費用の理由が不明、同意してない作業がある等)
電話・現地で使える一言テンプレ
「追加になる理由と金額の内訳を、書面でください。
書面で確認してから判断したいので、今日は契約(支払い)はしません。
同意していない作業は進めないでください。」
参考:政府広報オンライン「消費者トラブルで困ったら『188』へ」
シロアリ駆除の費用を抑えるコツ|「先に比較軸」を揃える+税制の確認


シロアリ駆除の費用を抑えるコツは、値切ることよりも「比較が成立する状態」を先に作ることです。
合計金額だけで比べるほど、施工範囲や保証条件のズレで手戻りしやすくなります。
無料調査の使い方
無料調査を「最短で安くする道具」にするなら、目的はひとつ。
施工範囲(どこまでやるか)と条件(追加が出る条件)を、書面で固めることです。
費用がブレにくくなる依頼の仕方(無料調査の前にやる)
- サインの写真(引き・寄り)+場所メモを用意(浴室入口、玄関、基礎のどの面など)
- 見積書に「施工面積(㎡)」「施工範囲(床下全体/部分/木部範囲)」「工法」「保証」「追加条件」を明記してもらう
- 追加が出るなら「項目」と「上限の目安」を先に聞く(当日追加の止め方ができる)
無料調査で聞く固定質問(コピペOK)
「相見積もりで比較したいので、見積書に次を明記できますか?
①施工面積(㎡)と施工範囲(床下全体/部分、木部の範囲)
②工法(バリア/ベイト/局所/併用)と、その理由
③処理内容(穿孔注入の有無・範囲、ベイトなら設置数と点検頻度)
④保証(期間+条件:再発時の対応、点検要否、対象外条件)
⑤追加費用が出る条件(出るなら項目と上限の目安)
⑥当日追加が発生する場合、作業前に説明と同意をもらえますか?」
注意:「無料調査=無料で何でも確定」ではありません。
家の条件で変わる部分があるのは普通なので、問題は“追加が出るときのルールが書面で明確か”です。


条件が合えば雑損控除等も確認
費用を少しでも抑えたい場合、施工費そのものを下げる以外に「公的制度・税制」を確認する選択肢もあります。
ただし、税制は要件が細かく、状況によって対象になる・ならないが分かれます。
確認のしかた(迷わない順番)
- まずは「領収書」「見積書(内訳)」「施工報告書(施工範囲・面積)」を残す
- 雑損控除などの要件に当てはまる可能性があるか、国税庁の案内で確認する
- 判断が難しければ、税務署(または税理士)に「このケースは対象になり得るか」を確認する
最後に、費用を抑える最短ルール
- 合計金額より「施工面積(㎡)・施工範囲・工法・保証・追加条件」を揃える
- 当日追加が出るなら「理由・項目・上限」を先に言語化して書面で残す
- 比較は2〜3社で十分。比較軸が揃うほど、ムダな提案に乗りにくくなる
シロアリ駆除の相場でよくある質問(FAQ)


- シロアリ駆除の料金は、結局「何」で決まりますか?
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基本は「㎡単価×施工面積(施工範囲)」に、家の条件で増減が乗るイメージです。
比較でズレやすいのは「面積の基準(どこまでを㎡にするか)」「工法(バリア/ベイト/局所)」「保証・点検の条件」「追加費用が出る条件」です。
見積もりは合計金額より、これらが書面で揃っているかを先に確認すると失敗しにくいです。
- 「坪単価」と「㎡単価」が混ざっていて比べられません。どうすればいい?
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まず単位を揃えるのが最優先です。
- 1坪=約3.3㎡(ざっくりでOK)
- 坪単価→㎡単価:÷3.3
- ㎡単価→坪単価:×3.3
その上で「施工面積(㎡)」「施工範囲(床下全体/被害箇所/予防帯など)」が同じ前提かを確認すると、比較がスムーズになります。
- 見積もりから料金が増えやすい「追加費用」って何ですか?
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現地を見ないと確定しにくい項目が「追加」になりやすいです。代表例は次のとおりです。
- 点検口の新設/拡張(床下に入れない・入れにくい場合)
- 穿孔注入(穴あけ注入)が増えるケース(木部の傷みが強い等)
- 補修(木部交換・下地補強など)
- 床下清掃、調湿材、換気などの付帯作業(必要性の説明が重要)
安全に進めるコツは、「追加が出る条件」「上限の目安」「作業前に説明と同意があるか」を先に質問して、見積書に残してもらうことです。
- 市販薬で済むケースと、業者に頼むべきラインは?
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市販薬は「見える範囲の応急」「予防」で役立つ一方、床下・壁内など見えない場所の進行が疑われると判断が難しくなります。
- 見える範囲の一点のみで、再発もなく軽い → 市販の局所+短期で再チェック
- 羽アリ/蟻道/複数箇所/床のフワつき/再発っぽい → 被害範囲の確認(調査)を優先
- 床下に入れない・不安が強い → 無理に薬剤を増やさず、調査で工法と範囲を整理
- 「安い見積もり」が不安です。トラブルを避ける確認ポイントは?
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安さ自体が悪いわけではありませんが、「施工範囲が狭い」「保証条件が薄い」「追加条件が曖昧」だと後でズレやすいです。次の4点が書面で揃うか確認してください。
- 施工面積(㎡)と施工範囲(床下全体/部分、木部の範囲)
- 工法(バリア/ベイト/局所)と、その理由
- 保証(期間だけでなく、再発時の対応・条件・対象外)
- 追加費用が発生する条件(発生する項目と目安、作業前同意)
説明に納得できない・請求で揉めそうなときは、消費者ホットライン「188(いやや)」で最寄りの消費生活センターに相談できます。
シロアリ駆除の相場は「単価×範囲+条件」。見積は“内訳”で勝負が決まる


シロアリ駆除の相場は、ざっくり「㎡単価×施工範囲(㎡)+追加条件」で決まります。
そして“失敗の原因”になりやすいのは、金額そのものよりも「施工範囲が揃っていない」「追加条件が曖昧」「保証の条件が読み取れない」状態で比べてしまうことです。
最後に、判断が速くなる固定ルール(ここだけ守れば迷いにくい)
- 写真とメモ(いつ・どこで・どんなサイン)を残す
- 無料調査で「施工面積(㎡)」「施工範囲(床下全体/部分/木部範囲)」「工法」を確定させる
- 見積書は“合計”ではなく「数量・単価・範囲・保証・追加条件」で比較する
- 追加が出るなら「何が」「なぜ」「いくら増える(上限)」を作業前に書面で残す
- 即決しない。比較は2〜3社で十分(条件が揃うほどムダが減る)
迷ったときの結論
- 相場が気になる人ほど、まず「範囲(どこまでやるか)」を調査で固める
- 比較は「内訳」を揃えた人が勝つ(安く見える提案に振り回されない)
- 床下が不安・再発っぽい・複数箇所のサインがあるなら、先に範囲確認へ




