
シロアリ駆除の費用って、結局いくら?
「最安表示」と実際の請求がズレないか不安…



見積の「一式」が多くて比較できない。保証もよく分からないまま決めたくない…
こういった不安を、見積の前に整理します。
シロアリ駆除費用は「単価」だけで決まらず、「どこまで施工するか」「どの工法か」「保証(点検・再発時対応)」「追加が出る条件」で総額が変わります。
だからこそ、合計金額だけを見て選ぶと「思っていたのと違う」になりやすい分野です。
この記事では、見積を「比較できる内訳」に整える手順と、同条件で相見積もりするコツをまとめました。
迷ったら「無料点検→相見積もり→内訳比較」で、条件ブレを先に消すのが最短です。
- 費用は「施工面積(=1階床面積)×工法」+「保証(点検)」+「追加条件」で決まる
- 比較は合計より先に「施工範囲・工法・保証・追加費条件」を同条件でそろえる(ここが揃うと判断が速い)
- 相場の起点(バリア想定):1㎡あたり約2,200円(=1坪あたり約7,260円)
- 概算例(2,200円/㎡):30㎡≈6.6万円(最低料金で9万円前後〜のことあり)/45㎡≈9.9万円/60㎡≈13.2万円
- 「一式」が多い見積は、面積(㎡/坪)・場所(床下/水回り/玄関)・回数(点検等)に分解してもらう
- 最後は「保証の中身(対象・条件・再発時対応)」と「追加費条件」を書面で固めて決める






シロアリ駆除費用は「施工面積×工法」+「保証」+「追加条件」で決まる


「シロアリ駆除の費用はいくら?」は、単価だけでは決まりません。
結局のところ、見積の総額は 「施工面積×工法」に、「保証(点検・再発時対応)」と、「追加条件(作業の難易度・補修・衛生対応など)」が乗って動きます。
- 費用は「施工面積×工法」に「保証」と「追加条件」が足されて決まる
- 比較は「合計」より、施工範囲・工法・保証・追加費条件を同じ項目で並べると一気にラク
- 迷ったら「無料点検→相見積もり→内訳比較」の順で、条件ブレを先に消す
先に揃える4項目(施工範囲・工法・保証・追加費条件)
見積を取る前に、この4項目だけ先に固定すると「安い・高い」の理由が見えるようになります。
逆に、ここが曖昧なままだと、同じ金額でも“中身”が違って比較できません。
相見積もりで必ず揃える4項目(この順で確認)
- 施工範囲:床下だけか/水回り・玄関まわりも含むか(面積・場所が分かる書き方)
- 工法:バリア/ベイト/局所処理(併用なら内訳を分ける)
- 保証:期間より「対象・対象外・再発時対応(無償範囲・条件)」
- 追加費条件:点検口・床下進入不可・補修/衛生対応など「増える条件」を先に文字で残す
特に「保証」と「追加費条件」は、見積の合計に出にくいのに、トラブルや後悔につながりやすいポイントです。
ここを最初に“文字で”固めるだけで、体感の失敗率が大きく下がります。
迷ったら最短ルート(無料点検→相見積もり→内訳比較)
費用で迷う人ほど、最初から「価格勝負」に行かない方が早いです。
無料点検で施工範囲と工法の土台を作り、2〜3社で同条件の見積を揃え、内訳で比較すると判断がスムーズになります。
- 写真+場所メモ:羽アリ・蟻道・床の沈みなどを「引き→寄り」で撮る
- 無料点検:床下点検の可否、被害の出ている場所、気になる箇所を伝える
- 2〜3社で相見積もり:「施工範囲・工法・保証・追加費条件」を同じ項目で出してもらう
- 比較は合計より内訳:面積/場所/回数が計算できるか、「一式」が多くないかを見る
ここまで揃うと、「安い広告」と実際の請求がズレるパターンも、見積の時点で避けやすくなります。
シロアリ駆除費用の相場|㎡/坪単価の見方と「30坪」の目安


シロアリ駆除費用は「施工面積(どこまでやるか)」と「単価(工法・保証・地域)」の掛け算で決まります。
相場感としては、坪単価でおおむね5,000〜10,000円前後がよく見かけるレンジで、ここに最低料金や追加条件が乗って総額が動きます。
| 施工面積の目安 | 坪換算 | 総額目安(坪単価5,000〜10,000円で単純計算) |
|---|---|---|
| 約30㎡ | 約9坪 | 約4.5万〜9万円 |
| 約50㎡ | 約15坪 | 約7.5万〜15万円 |
| 約66㎡ | 約20坪 | 約10万〜20万円 |
| 約99㎡ | 約30坪 | 約15万〜30万円 |
ここで重要なのが「30坪」の解釈です。
広告や見積比較で出てくる「30坪」は、延床(家全体の広さ)を指していることもあれば、施工面積(防除する床下面積)を指していることもあります。
数字を読む前に、必ず「どの面積の話か」を揃えるのが失敗しない近道です。
施工面積は「1階床面積」で考える
シロアリ防除は床下作業が中心なので、見積の基準が「1階床面積(≒床下の施工面積)」になるケースが多いです。
たとえば延床30坪の2階建てでも、1階が15〜18坪なら、施工面積はそのくらいで計算されます(=“30坪分の料金”にはならない)。
目安として、延床30坪(2階建て)で1階15坪前後なら、単純計算では約7.5万〜15万円あたりがスタートラインになりやすいイメージです。
ここに「最低料金」「保証」「追加条件」が加わって総額が決まります。
最低料金が効くケース(小規模ほどズレやすい)
施工面積が小さい家ほど、坪単価で計算した金額よりも高く見えることがあります。
理由はシンプルで、現地調査・養生・薬剤・人件費などの固定コストがあるため、「〇㎡以下は一律」などの最低料金が設定されることがあるからです。
- 施工面積が小さい(特に〜20坪/〜66㎡あたり)
- 都市部で作業単価が上がりやすい
- 点検口がなく床下進入が難しい(工数増)
このゾーンは「単価」よりも、最低料金の有無と適用条件を先に確認した方がズレが減ります。
「安い広告」と「見積の内訳」がズレる典型
広告の「㎡単価が安い」「最安値」だけで判断すると、見積でズレやすいポイントがあります。
相見積もりの前に、次の“ズレやすい箇所”をチェックしておくと比較がラクになります。
- 施工面積の定義が違う(延床/1階床面積/床下の実測)
- 工法が違う(バリア/ベイト/局所処理)
- 保証の範囲が違う(再発時の再処理・点検の有無)
- 追加条件が含まれていない(床下進入不可・狭小・補修/防カビなど)
- 「一式」表記で内訳が比較できない
シロアリ駆除費用が高くなる条件|追加費用が出やすいチェックリスト


シロアリ駆除で追加費用が出やすいのは、ざっくり言うと「作業がやりにくい(工数が増える)」「駆除以外の対応が必要(衛生・補修・復旧)」のどちらかです。
先にチェックして、「増える条件」と「増えた場合の考え方(単価・上限・運用)」を見積書に残しておくと、当日の不安がかなり減ります。
この章で押さえるポイント
- 追加費が出るのは「床下条件」「工数が増える構造」「衛生/補修」の3系統が多い
- 「追加が出る可能性」ではなく「何が起きたら・どう増えるか」を先に書面化する
- 相見積もりは、追加費条件まで同じ粒度で並べて比較する
床下に入れない・狭い・点検口がない
床下に入れない/入れても動けない条件だと、作業方法が変わりやすく、追加費の原因になります。
特に「点検のやり直し」や「施工範囲の見直し」が起きると、見積のズレにつながります。
追加費が出やすい床下条件(当てはまるほど要注意)
- 点検口がない/小さくて人が入れない(新設が必要になることがある)
- 床下高が低い/配管が多く姿勢が取れない(作業時間が伸びやすい)
- 床下が湿っている・ぬかるむ(安全面・作業性で追加対応になりやすい)
- 増築などで床下が区切られている(回り込み・追加点検が発生しやすい)
見積で先に確認するとズレが減る質問
- 床下に入れない場合、どんな代替案になりますか(追加の目安も書面で出せますか)
- 点検口の新設が必要な場合、費用と工期はどうなりますか
- 床下の湿気が強い場合、必須になる対応と任意の提案を分けて見積できますか
配管まわり・増築・高所など工数が増えるケース
同じ施工面積でも、構造や作業環境で「難易度」が変わると工数が増え、追加費が出やすくなります。
面積だけで比較するとズレやすいので、「難しい場所があるか」を先に洗い出すのがコツです。
工数が増えやすい代表例
- 浴室・キッチン・洗面など配管の貫通部が多い(確認・処理ポイントが増える)
- 玄関まわり・勝手口・土間が絡む(施工方法が変わりやすい)
- 増築で構造が複雑(施工範囲の設計が分かれやすい)
- 狭所・高所で養生や足場が必要(安全対策が増える)
ここは「現地で見ないと断定できない」部分もあります。
だからこそ、追加が出るなら「作業前に説明→了承→実施」の運用を先に決め、見積書に残しておくのが安全です。
衛生/補修(防カビ・木部補修・断熱材)で総額が動く
シロアリ駆除は「薬剤処理(工法)」だけで終わるケースもありますが、状況によっては衛生(防カビ等)や木部補修、断熱材の撤去・復旧などが絡み、総額が大きく変わります。
見積で「分けて出してもらう」と判断が速い項目
- 防カビ・消毒などの衛生対応(必須か任意か、範囲はどこまでか)
- 木部補修・交換(対象箇所、上限、追加になる条件)
- 断熱材の撤去・復旧(必要条件と費用の考え方)
- 湿気対策(防湿シート等)は「別見積」で切り分ける
「駆除の見積」と「補修・衛生の見積」を分けると、比較がブレません。
まずは駆除の内訳を同条件でそろえ、その上で必要なら補修・衛生を足していくのが、納得感が出やすい進め方です。
工法別のシロアリ駆除費用|バリア/ベイト/局所処理の違い


同じ「シロアリ駆除」でも、工法が違うと費用の出方(単価の考え方・維持費の有無)が変わります。
ここを知らないまま見積だけ比べると、条件が揃わず判断がブレます。
| 工法 | ざっくり概要 | 費用の出方 | 比較で必ず見る点 |
|---|---|---|---|
| バリア工法 | 床下などに薬剤処理をして侵入・活動を抑える | ㎡/坪単価×施工範囲が基本 | 施工範囲(どこまで)と保証の中身 |
| ベイト工法 | 毒餌を設置し、巣全体への効果を狙う(管理型) | 初期費用+点検・維持費が乗りやすい | 点検頻度・維持費・契約期間(総額) |
| 局所処理 | 被害が見える箇所・限定範囲を重点的に処理 | 範囲が狭いと最低料金が影響しやすい | 本当に範囲が限定できるか(見落としリスク) |
バリア工法:面積課金で比較しやすい(条件で上下)
バリア工法は、施工範囲(床下など)を面で押さえるため、見積が「面積×単価」になりやすく、比較がしやすいのが特徴です。
バリアで金額が動きやすいポイント
- 床下に入れるか(点検口の有無、床下高、障害物)
- 施工範囲が床下だけか、水回り・玄関まわり等まで含むか
- 保証の中身(点検の有無、再発時の対応範囲)
ベイト工法:維持費・点検込みで総額を見る
ベイト工法は「設置して終わり」ではなく、点検・補充などの管理が前提になりやすい工法です。
初期費用だけで判断すると、後から「想定より高い」と感じやすいので、最初から総額で比較してください。
ベイト見積で必ず確認する項目
- 点検頻度(年何回)と、点検・薬剤補充が費用に含まれるか
- 契約期間と中途解約の扱い(総額でいくらになるか)
- 保証の扱い(再発時の対応が「管理の範囲」に含まれるか)
局所処理:範囲が限定できる時だけ強い(見落とし注意)
局所処理は、被害箇所が本当に限定できるなら合理的ですが、床下や壁内に広がっているのに「見えるところだけ」で終えると再発しやすいです。
費用を抑えたつもりが、結果的に二度手間になるリスクがあります。
局所処理で失敗しやすい条件
- 床の違和感や蟻道が複数箇所にある(範囲が限定できない可能性)
- 床下を見ていない/見られない(被害の中心が不明)
- 補修と駆除の境界が曖昧(「駆除だけ」で終わらない)
工法で迷うときは、まず点検で「被害範囲」と「床下条件」を確認し、その上で見積の内訳(施工範囲・保証・追加費条件)を同じ項目で揃えて比較するのが最短です。
保証で費用の価値が変わる|「5年目安」でも中身は別物


同じ金額に見えても、保証の中身で「実質の安心」と「将来の出費」が変わります。
ここは年数だけで決めず、見積の段階で“文字で残す”のがコツです。
保証は「対象・対象外・再発時対応」で見る(年数だけ見ない)
- 対象:どこまでの範囲が保証されるか(床下だけ/建物全体/施工箇所のみ など)
- 対象外:湿気原因・増改築・配管工事・床下状況の変化など、免責条件があるか
- 再発時対応:再点検→再処理が無償か、有償条件があるか
- 修繕費:再処理は対象でも、木部交換や内装修繕は別料金になりやすい
- 上限:修繕費が出る場合でも上限があるか(あるなら金額と条件)
保証は「シロアリの再発に対する再処理」だけが対象になっているケースもあります。
再発時の責任範囲は保証書の記載で決まるため、必ず書面で確認します。
点検の有無で“実質保証”が変わる
- 定期点検がある:早期発見でき、被害が小さいうちに手が打てる
- 点検がない:気づいた時には被害が進み、再処理以外の費用(補修)が増えやすい
「点検付き」の保証は、年数以上に価値が出やすいです。
点検の回数・実施方法(訪問/写真提出/床下に入るか)まで確認しておくと、比較がラクになります。
再処理の目安(5年)を前提に費用計画を立てる
シロアリ防除は「一度やれば永久に安心」ではなく、薬剤の効果が永続しない前提で考えるのが現実的です。
目安として「約5年」とされることがあり、5年を過ぎたら再点検・再施工を検討する、という考え方が紹介されています。
- 今回:被害対応+予防(必要範囲)
- 数年後:点検→必要なら再処理(再発・湿気条件・家の状態で変わる)
費用を比較する時は、初回の金額だけでなく「点検が含まれるか」「再発時に何が無償か」まで含めて“総額のブレ”を小さくします。
参考:公益社団法人 日本しろあり対策協会 Q&A(保証・5年目安の考え方)
シロアリ駆除の見積書の見方|「比較できる内訳」にする


見積は「合計」より「内訳」で勝負が決まります。
合計だけ比較すると、あとから追加費用が出たり、保証が弱かったりして判断を誤りやすいです。
必須の内訳(数量・単価・範囲・保証・追加費条件)
- 施工範囲:どこまで(床下全体/玄関まわり/水回り/被害箇所のみ など)
- 数量:施工面積(㎡/坪)または処理箇所数
- 単価:㎡単価/坪単価、または箇所単価
- 工法:バリア/ベイト/局所処理(併用なら内訳で分ける)
- 保証:年数だけでなく、点検の有無・再発時対応(書面)
- 追加費条件:床下に入れない場合、点検口作成、狭小作業、補修などの発生条件
この6点が揃うと「同条件で比較」ができ、相見積もりの精度が一気に上がります。
「一式」を分解してもらう(面積/場所/回数へ)
「防除工事 一式」「薬剤散布 一式」だけだと、範囲も回数も分からず、比較ができません。
次の形に分解してもらうと判断しやすいです。
- 面積:床下〇〇㎡(または〇〇坪)×単価
- 場所:玄関まわり/水回り/増築部など、追加作業があるなら別行
- 回数:ベイトの点検回数、追加訪問回数があるなら明記
分解できない場合は、「見積の透明性」という比較軸で落とす判断もしやすくなります。
その場で使える質問テンプレ(保証/追加費/範囲)
- 「施工範囲はどこまでですか?図にして確認できますか?」
- 「施工面積は何㎡(何坪)で計算していますか?基準は1階床面積ですか?」
- 「保証の対象と対象外、再発時の対応は書面で出ますか?」
- 「追加費用が出る条件を、先に見積書に書けますか?」
- 「『一式』の内訳を、面積・場所・回数に分けられますか?」
このテンプレを使うだけで、見積の“比較できる度”が上がり、あとから揉める原因も減らせます。






シロアリ駆除の相見積もりの取り方|同条件で揃えると費用のズレが消える


相見積もりは「安くするため」より、見積のズレ(範囲・保証・追加条件)を見抜くために使うと失敗しにくいです。
同じ「シロアリ駆除」でも、施工範囲が狭い・保証が薄い・追加条件が曖昧だと、合計の意味が変わります。
先に条件を揃えておくほど、比較が一気にラクになります。
- 相見積もりは「合計の安さ」ではなく「内訳の透明性」を揃えるために使う
- 揃えるのは「工法・施工範囲・保証(条件)・追加費条件」の4つだけでOK
- 写真メモと図面(1階床面積)があると、説明ブレが減り、見積が揃いやすい
2〜3社で揃える条件(工法・範囲・保証・追加費)
相見積もりで揃える条件は多くありません。
次の4項目を、同じ並びで書面に落としてもらうのが最短です。
相見積もりで必ず揃える4項目
- 工法:バリア/ベイト/局所(併用なら内訳で分ける)
- 施工範囲:床下○㎡(○坪)+水回り・玄関まわり等の対象(含む/含まないを明記)
- 保証:年数+対象・対象外・再発時対応(点検の有無も)
- 追加費条件:点検口新設、床下進入不可、補修が必要など「増える条件」と目安
この4つが揃えば、合計金額の差が「何の差か」まで見えるようになります。
写真メモと図面で“説明ブレ”を減らす
見積が揃わない一番の原因は、説明のブレ(どこが気になるか/どこまでやるか)が会社ごとにズレることです。
事前に材料を揃えるだけで、比較の精度が上がります。
見積前に揃えると強い3点(これだけでOK)
- サインの写真:引き(場所が分かる)→寄り(症状が分かる)を各1枚
- 場所メモ:部屋名+位置(例:洗面所入口の左、玄関框の角)+気づいた日
- 図面 or 1階床面積の目安:不動産資料でもOK(施工面積の前提が揃う)
この3点があると、点検→施工範囲の提案が揃いやすく、結果的に「比較できる見積」になりやすいです。
価格ではなく「内訳の透明性」で落とす
相見積もりのゴールは「最安」ではなく、納得して決められる内訳にすることです。
次のどれかが当てはまる見積は、あとからズレやすいので注意します。
- 「一式」が多く、面積(㎡/坪)や場所(床下/水回り等)が分からない
- 保証が「年数だけ」で、対象・条件・再発時対応が書面にない
- 追加費が「あり得る」だけで、条件と目安が書かれていない
逆に、内訳が細かく出て、質問に対して「見積書へ追記できます」と言える会社は、比較の土台が整っていてトラブルが起きにくい傾向があります。
相見積もりで使える最短テンプレ(コピペ用)
- 工法はバリア/ベイト/局所のどれが前提ですか(併用なら内訳で分けられますか)
- 施工範囲は床下○㎡(○坪)に加えて、水回り・玄関まわり等は含まれますか(含む/含まないを見積に明記できますか)
- 保証は対象・対象外・再発時対応まで、書面で出せますか(点検の有無も)
- 追加費が出る条件(点検口新設、床下進入不可、補修など)を、事前に目安付きで見積に追記できますか
このテンプレで回答が揃うほど、比較がラクになります。
シロアリ駆除費用を抑えるコツ|「やる範囲の優先順位」を決める


費用を抑える最短ルートは、値引き交渉よりも「どこまでやるか」を先に決めることです。
施工範囲が曖昧なまま進むと、結局あとから追加や再発対応で高くつきやすくなります。
- 費用を抑えるコツは「施工範囲の優先順位」を決めて見積を整理すること
- 「駆除(いま止める)」と「予防(再発を減らす)」を分けると判断が早い
- 湿気要因がある家は、初回を削りすぎると“再発コスト”で逆に高くなりやすい
どこまでやるか(床下/水回り/玄関まわり)の線引き
「床下〇〇㎡」だけで終わらず、発生しやすい部位まで含むかで、金額の意味が変わります。
優先順位を決めると、見積が整理しやすいです。
線引きの考え方(例)
- 最優先:被害サインが出ている場所+その周辺(まず止血)
- 次:床下全体(入れる条件なら、面で押さえると再発が減りやすい)
- 条件次第:水回り・玄関まわり・勝手口・増築部など(再侵入ルートが不安なら加える)
「どこまで含むか」を見積書に明記してもらうだけで、同条件比較ができ、削るべき部分・残すべき部分が見えてきます。
予防と駆除を分けて見積を整理する
見積が分かりにくいときは、まず「駆除(いまいるシロアリへの対応)」と「予防(再発を減らす設計)」を分けて整理します。
- 駆除:被害範囲の処理(床下処理、被害箇所の局所、必要なら外周など)
- 予防:点検設計、保証の条件、再侵入を減らすための対象範囲
- 付帯:点検口、養生、衛生(防カビ等)、木部補修など(必要なら別行で)
こうして分けると、「削っていい部分」と「削ると危ない部分」が見えやすくなります。
湿気要因がある家は“再発コスト”まで見る
床下の湿気、換気の弱さ、水回りの漏れ跡などがある家は、初回を削りすぎると再発リスクが残りやすいです。
結果として、数年後に再処理や補修で高くつくことがあります。
再発コストが出やすい“湿気サイン”
- 床下が湿っている/ぬかるむ、換気が弱い
- 浴室・洗面・キッチン周りで結露やカビが出やすい
- 雨水が当たりやすい木部(玄関框・勝手口周り)が傷んでいる
- 過去に再発した、または防除歴が不明で不安が強い
このタイプは、保証の「点検の有無」と「再発時対応」を厚めに見た方が、トータルで損しにくいです。
DIYはどこまで?シロアリ駆除を自力でやる前に知るべき境界線


「できれば自力で安く済ませたい」と考えるのは自然です。
ただ、シロアリは被害の中心が床下・壁内など“見えない場所”にあることが多く、見えている虫だけ対処しても被害が止まらないケースがあります。
ここではDIYの結論をはっきりさせます。
今日〜48時間でやるべきは「駆除」より、状況を整理して見積や点検がブレない状態を作ることです。
- 今日〜48時間は「写真・メモ・床下条件の把握」で、点検と見積の精度を上げる
- 市販薬の自己散布や、穴埋め・コーキングの先行は“判断を鈍らせる”ことがある
- 床下・複数箇所・再発不安があるなら、業者点検で「範囲×工法×保証」を確定させた方が早い
今日〜48時間でやるのは「状況整理」が最優先
短期で一番効くのは「説明できる状態」にすることです。
相見積もりも、ここが揃うほどブレが消えます。
今日〜48時間のゴール
- 被害の「場所」「範囲」「サイン」を、写真とメモで説明できる
- 床下点検の可否(点検口・床下高・荷物)を把握しておく
- 湿気要因(床下・水回り・雨漏り跡など)の当たりを付ける
やっていい範囲(比較が速くなる“材料集め”)
- 写真を撮る:羽アリ/蟻道/床の沈み・きしみ/木部の違和感(同じ場所を「引き→寄り」で)
- メモを残す:日付、部屋名、位置、気づいたきっかけ(例:洗面所入口の左側が沈む)
- 床下条件を確認:点検口の位置、周囲の荷物移動、床下に入れそうか(高さ・配管の多さ)
- 湿気の当たりを付ける:結露・漏水跡・カビ・床下の湿り気、換気の弱さ
ここまで揃うと、点検や見積の説明が短く済み、提案(工法・施工範囲)も揃いやすくなります。
市販薬・穴埋めで悪化しやすいパターン
「今すぐ何かしたい」気持ちから、やりがちな行動があります。
ただ、状況によっては点検や見積の判断を難しくして、結果的に遠回りになることがあります。
避けたい行動(“判断材料”が消える)
- 市販薬を見える範囲へ自己散布:表面は静かでも中心が残りやすい/点検時に状況が読みづらくなることがある
- 蟻道を壊す・こする:侵入経路の手がかりが消え、調査が難しくなることがある
- 穴埋め・コーキングの先行:別ルート化して発見が遅れることがある(原因整理前は待った方が安全)
- 床下へ無理に入る:ケガや配管破損リスク。入れるかどうかの判断材料だけ把握でOK
短期で不安を減らすなら、薬剤よりも「写真・メモ・条件の整理」が効きます。
業者ライン(床下・複数箇所・再発不安)
次のどれかに当てはまるほど、DIYよりも業者点検で「施工範囲×工法×保証」を確定した方が早いです。
費用も、放置で広がるより抑えやすくなります。
当てはまるほど業者ライン
- 床下点検が必要そう:蟻道・床の症状があり、床下を見ないと範囲が固まらない
- 複数箇所でサイン:別の部屋でも羽アリ・床の沈み・木部の違和感がある
- 範囲が読めない:予防で済むのか、被害が進んでいるのか判断がつかない
- 再発が不安:過去に対策したのに再発した/保証の中身を確認したい
- 湿気要因が絡む:水回り・床下の湿気が強く、原因整理が必要そう
全国対応3社の使い分け|シロアリ110番・害虫駆除屋・害虫駆除110番


この章では、比較のために全国対応の3社を同じ物差しで整理します。
ポイントは「どこが最安か」ではなく、あなたが今ほしい役割(範囲確定/内訳比較/急ぎ窓口)で使い分けることです。
- 最初の一手は「被害範囲と工法」を言語化できる窓口が手戻りが少ない
- 相見積もりは価格競争ではなく「内訳のズレ(範囲・保証・追加条件)」を見抜くために使う
- 急ぎ・他害虫も絡むなら、総合窓口で状況を整理してから進めると早い
| サービス | いちばん向く役割 | 向いている人 | 見積で揃えるポイント |
|---|---|---|---|
| シロアリ110番 | 最初の一手(被害範囲と工法を整理) | 初動で迷う/床下が不安/工法が分からない | 工法・施工範囲・保証・追加条件を明記 |
| 害虫駆除屋 | 相見積もりで内訳比較を進める | 1社だけだと不安/納得して決めたい | 内訳の粒度(範囲・保証・付帯)を揃える |
| 害虫駆除110番 | 急ぎの相談・総合窓口 | まず相談先を一本化したい/他害虫も不安 | 対応範囲と費用の考え方、次に準備すべき情報 |
シロアリ110番:最初の一手(被害範囲と工法を整理)
費用のズレを減らすには、最初に「どこまでやるか(施工範囲)」と「何でやるか(工法)」を固めるのが重要です。
ここが固まると、相見積もりの精度が一気に上がります。
相談前に揃えると強い3点(コレだけでOK)
- サインの写真(引き・寄り)と、場所メモ
- 築年数と、防除歴(不明なら「不明」でOK)
- 不安(床下に入れない/臭いが苦手/子ども・ペット等)
害虫駆除屋:相見積もりで内訳比較を進めたい人
害虫駆除屋は、相見積もりで「内訳のズレ」を比較したいときに使いやすい立ち位置です。
ポイントは合計ではなく、施工範囲・保証・追加費条件が同じ項目で並ぶかを見にいくことです。
相見積もりで“比較がラクになる”頼み方
- 「一式」を面積/場所/回数に分けて出してもらう
- 保証は対象・対象外・再発時対応まで書面に落としてもらう
- 追加費は「条件」と「目安」を先に明記してもらう
害虫駆除110番:急ぎ・他害虫も含めて相談したい人
「とにかく急いで動きたい」「まず相談先を一本化したい」場合は、総合窓口として害虫駆除110番が合います。
状況整理→必要ならシロアリの点検・見積へ、という流れでもOKです。
相談が早くなる伝え方
- 今困っている症状(羽アリ/床の沈み/木部の違和感)
- 建物の種別(戸建て/集合住宅)と、築年数の目安
- 希望(急ぎ/まず点検だけ/相見積もりしたい等)
3社を使い分けるコツは「役割」で選ぶことです。最初に被害範囲と工法が整理できるほど、後の比較が速くなり、費用のズレも減ります。
シロアリ駆除費用でよくある質問(FAQ)


費用の不安は「相場が分からない」よりも、「見積の内訳が比較できない」「保証が効くか分からない」「当日追加が怖い」で起きやすいです。
ここでは、よくある質問をまとめて解消します。
- シロアリ駆除費用は、結局いくらくらいが目安?
-
費用は「施工面積×工法」+「保証」+「追加条件」で決まるため、建物条件で幅が出ます。
まずは見積で「施工面積(1階床面積ベース)」「工法(バリア/ベイト/局所)」「保証の中身」「追加費条件」が揃っているかを確認し、同条件で2〜3社比較するのが最短です。
- 見積の「㎡単価」と「坪単価」はどっちで見ればいい?
-
どちらでも構いません。重要なのは、比較するときに単位を揃えることです。
坪表示の会社は㎡に直して、施工範囲(床下だけ/水回り・玄関まわりを含む等)が同じかを確認してから金額を見てください。単価だけ先に比べるとズレやすいです。
- 「30坪の家」なら、だいたい同じ費用になりますか?
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同じ「30坪」でも、見積の施工面積(1階床面積)や床下条件、工法、保証、追加条件で変わります。
特にズレが出やすいのは「床下に入れない/狭い」「点検口がない」「配管が複雑」「衛生・補修が絡む」などです。数字だけでなく、内訳が計算できる形になっているかを見てください。
- 「安い広告」を見つけたけど、その金額でやってもらえる?
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広告の金額は「最小条件(範囲が狭い/保証が薄い/付帯作業が別)」の可能性があります。
契約前に、見積書へ「施工範囲」「数量と単価」「保証(対象・対象外・再発時対応)」「追加費条件」を明記してもらい、同条件で比較できる状態にしてください。
- 追加費用が出やすいのはどんなケース?どう防げる?
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追加が出やすいのは、床下に入れない・狭い・点検口がない、配管まわりが複雑、増築で構造が分かれ、湿気や泥で作業性が悪い、衛生・補修(防カビ・木部・断熱材)が必要、といった条件です。
防ぐコツは「追加になる条件」と「目安(単価や上限)」を、口頭ではなく見積書へ先に追記してもらうことです。
当日追加が出たら、理由と金額を確認して「了承してから実施」に揃えるとズレが減ります。
- 保証は「年数」だけ見ればいい?
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年数だけでは不十分です。保証は「対象(どの範囲)」「対象外」「有効条件(点検の有無など)」「再発時の対応(再施工の範囲・回数・費用)」までセットで確認してください。
同じ5年でも、中身が違うと価値が変わります。見積書や保証書に書面で残るかまで見ておくと安心です。
- ベイト工法とバリア工法、費用の見方はどう違う?
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バリアは「面積×単価」で比較しやすい一方、床下条件や範囲設計で上下します。
ベイトは「初期費用+点検・維持費」が乗りやすいので、初回見積だけで判断せず、点検頻度・維持費・契約期間まで含めた総額で比べてください。
- 賃貸や分譲マンションでも、シロアリ駆除の費用見積は取れる?
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取れますが、まず管理会社・管理組合に確認してください。共用部や構造に関わる施工は承認が必要な場合があります。
見積は「専有部の範囲」「共用部に触れない施工か」「保証の対象範囲」を明確にして、トラブルを避けるのが安全です。
- DIYで費用を抑えたいけど、どこまで自力でできますか?
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今日〜48時間で効果が高いのは「状況整理(写真・メモ・床下条件の把握)」です。
これが揃うほど、見積や相見積もりのブレが減り、結果的にムダな費用を抑えやすくなります。
一方で、市販薬の自己散布や穴埋めの先行は、状況によっては点検や範囲確定を難しくすることがあります。
床下・複数箇所・再発不安があるなら、業者点検で範囲と工法を確定した方が早いです。
シロアリ駆除費用は「内訳」と「保証の中身」で決める


シロアリ駆除費用で失敗しにくいコツは、合計の安さではなく「中身」を揃えることです。
- 比較は「合計」ではなく、内訳(数量・単価・範囲・保証・追加費条件)が揃っているかから始める
- 保証は「年数」より「対象・条件・再発時対応」で価値が決まる(中身が別物)
- 追加費は「出る可能性」ではなく「何が起きたら・いくら」を先に文字で残す
迷ったら、無料点検で被害範囲と工法の候補を出し、同条件の内訳で2〜3社を並べて判断してください。
最短で費用のズレが消えます。






