
「シロアリ駆除って、どこに頼めばいい?」「見積もりが妥当か分からない…」



「工法や保証の違いが難しい」「あとから追加費用が出たら怖い」
こういった不安は、ポイントを押さえると一気に整理できます。
結論から言うと、シロアリ駆除業者は「家に合う工法を説明できるか」「見積書の明細がそろっているか」「保証の条件が具体的か」の3点で、ほぼ当たり外れが決まります。
あとは同条件で2〜3社を比較すれば、失敗確率はぐっと下がります。
- 業者選びは「工法の理由」「見積の明細」「保証の条件」の3点で判断するとブレません。
- 「安い/高い」は後回しでOKです。先に“同条件で比較できる見積”を作るのが最短です。
- 現地調査では、質問テンプレに沿って「追加費用の条件」と「保証の対象外」を固定します。
- その場で契約せず、2〜3社に見積もりを取り「同じ前提」で比べると後悔が減ります。
今日やること(30分でOK)
- 羽アリ・フン・食害っぽい粉など「気づいた場所」をスマホで撮影(同じ角度で2〜3枚)
- 「いつから」「どこで」「雨漏り・水漏れはあるか」をメモ(短文でOK)
- 床下点検口があるか/入れそうかだけ確認(無理はしない)
シロアリ駆除業者選びで失敗しやすい3パターン


まず「よくある失敗」を先に知っておくと、見積もり比較のときにブレません。
ここを避けるだけで、トラブルの芽をかなり摘めます。
1)表示は安いのに、追加費用で高くなる
「◯万円〜」の表示自体は珍しくありません。ただし注意したいのは、現地を見てから増えやすい項目です。
たとえば床下の状況(狭い・湿気が強い・土間コンクリート)や、被害範囲が広い場合は、追加の工程が必要になることがあります。
大事なのは、安い/高いの印象で決めることではなく、「何が増えると、いくら増えるのか」を見積書に落とし込むことです。
ここが曖昧なままだと、比較の土台が崩れてしまいます。
- 「追加になる条件」が文章で書かれているか(口頭だけは要注意)
- 処理範囲が「どこまで」「何㎡/何坪」か明記されているか
- 諸費用・経費など“ひとまとめ項目”が大きすぎないか
2)部分施工で保証が付かない(「全面施工」の意味がズレる)
保証の話で多いのが、「保証はあります」と言われたのに、後から条件が出てくるケースです。
たとえば“ここだけ処理”の部分施工だと、保証の対象が限定されたり、再発時の対応が別料金になったりすることがあります。
保証で揉めないコツはシンプルで、「保証の対象範囲(建物のどこまで)」「保証の条件(定期点検の有無など)」「対象外(改築・漏水など)」を、最初に確認して固定することです。
これだけで、比較が一気にラクになります。
3)担当者・施工者・作業範囲が曖昧なまま進む
見積書がきれいでも、「誰が施工するのか」「当日の作業人数」「作業時間」「報告書(写真)の提出」などが曖昧だと、仕上がりや説明の納得感に差が出ます。
業者選びは“人”の部分も意外と大きいです。
- 施工当日の体制(人数・所要時間)の目安がある
- 施工前後の写真つき報告書が出る(口頭説明だけで終わらない)
- 使用薬剤・工法の理由を、一般向けの言葉で説明できる
シロアリ駆除の工法は大きく3つ(バリア/ベイト/局所処理)


業者選びで迷いやすいのが「結局、どの工法がいいの?」という点です。
ここは“正解が一つ”ではなく、家の条件と優先順位で決めるのが納得しやすいです。
バリア工法(薬剤で侵入をブロック)
土壌や木部に薬剤処理をして、シロアリが通りにくい層(バリア)を作る考え方です。
短期で結果を出しやすく、一般的な木造住宅では提案されやすい工法です。
ベイト工法(巣ごと減らす仕組み)
シロアリの習性を利用して、餌(ベイト剤)を食べさせて集団に効かせる考え方です。
薬剤の使用量を抑える方向性があり、状況によっては有力な選択肢になります。一方で、設置や点検など“運用”が重要になります。
局所処理(条件付きで使う)
被害箇所が限定的で、原因や侵入口がある程度読める場合に検討される方法です。
万能ではなく、条件が合わないと「一時的に落ち着いたように見えて、別の場所で進行する」こともあり得ます。
提案されたら「なぜ局所で足りるのか」を必ず確認してください。
工法の選び方「判断フロー」(家の条件→分岐)
- 床下に入れる(点検口がある・作業が可能)→ バリア工法の提案が成立しやすい
- 薬剤散布に抵抗がある/環境負荷を抑えたい → ベイト工法の適性を確認(点検頻度もセットで)
- 被害が一点で、原因が読めると言われた → 局所処理の“根拠”を質問(範囲・再発時対応まで)
- 被害範囲が読めない/床下に入れない/水回りや雨漏りが絡む → 早めに複数社の現地調査で整理
なお、工法の基本的な考え方(土壌処理・木部処理・ベイト工法の説明、5年を目途に再処理とする考え方など)は、公益社団法人 日本しろあり対策協会の解説が整理されています。
判断に迷うときは、ここを“基準の一つ”として見ておくとブレにくいです。
参考:公益社団法人 日本しろあり対策協会「シロアリ防除の方法」


シロアリ駆除の相場の見方|高い・安いを決める前に


見積もりを見たとき、つい「高い/安い」で判断したくなりますが、ここを最初にやると迷子になりやすいです。
先に押さえたいのは、相場が「1階の床面積(または施工面積)×単価」を土台に作られ、家の条件で上下するということです。
つまり、同じ金額でも「含まれている範囲」が違うと、安い・高いの比較が成立しません。
- 「単価」より先に、施工範囲(どこまで)をそろえる
- 「1階床面積」が基準になっているか確認する(延床面積と混ざるとズレます)
- 追加費用の条件(出る場合・出ない場合)を文章で固定する
単価(㎡・坪)と「最低料金」の考え方
シロアリ駆除は、建物全体ではなく「1階の床下部分」を対象にする考え方が一般的です。
そのため、見積もりの基準が「延床面積」なのか「1階床面積」なのかは、最初に確認してください。
見積もりで確認したい計算の形
- 基準の面積:1階床面積(㎡または坪)
- 単価:㎡単価/坪単価(どちらでもOK。両方書いてあると親切)
- 基本料金:面積×単価(+最低料金がある場合はその条件)
単価の目安は業者・地域・工法でばらつきますが、ネット上の公開例では「1㎡あたり1,500〜2,200円前後」や「1坪あたり6,000〜7,300円前後」といったレンジがよく見られます。
ここに、土間処理などの追加項目が乗って総額が決まります。
注意:面積が小さい場合は「最低料金(最低施工金額)」が設定されていることがあります。
この場合、単価だけ見ても比較にならないので、「最低料金の条件」と「含まれる範囲」をセットで確認してください。
追加費用になりやすい項目(玄関土間・浴室土間など)
相場で損しやすいのは、「追加費用の条件」が口頭だけで、見積書に残っていないパターンです。
追加が悪いわけではなく、いつ・どの条件で・いくら増えるのかが揃っていないのが問題です。
- 玄関・浴室など土間(コンクリート)周りの処理
- 被害箇所への薬剤注入(壁内・木部など)
- 床下に入りにくい構造(狭い/障害物が多い/点検口がない等)
- 湿気が強く、カビ対策・換気提案が絡むケース(必要性の根拠が重要)
業者のタイプ(自社施工/窓口型)で価格が変わる
同じ工法に見えても、料金が変わる理由の一つが「業者の体制」です。
大まかには、施工まで自社で行うタイプと、受付・手配を窓口で行うタイプがあります。
どちらが良い・悪いではなく、見積書の明細の出方や、保証・再発時対応の説明の具体性に差が出やすいので、ここを揃えて比較するのが現実的です。
「同条件比較」に固定したい項目(ここが揃うと比較がラク)
- 施工範囲(床下全体/一部、土壌処理・木部処理の有無)
- 追加費用の条件(出る場合の金額まで)
- 保証の条件(対象範囲・点検の有無・対象外)
- 報告書(写真)・使用薬剤・施工後の連絡窓口


保証で差が出る|5年保証が多い理由と「対象外」の盲点


シロアリ駆除は、施工直後に結果が見えるタイプの工事ではありません。
だからこそ、業者選びで大きな差になりやすいのが「保証の中身」です。
よく見かける「5年保証」は、薬剤の有効期限や、標準仕様としての再処理目安(5年)と関係しています。
保証年数だけで決めるのではなく、どこまでが保証対象で、どこからが対象外かを先に言語化してもらうのがコツです。
参考:公益社団法人 日本しろあり対策協会「シロアリQ&A(保証と5年の考え方)」/公益社団法人 日本しろあり対策協会「シロアリ防除について」
施工保証と「再発時対応」は別物になりやすい
保証は一言でまとめられがちですが、実際は「何を保証するか」が重要です。
たとえば、再発時にどこまで無償で対応するのか、点検が条件になっているのか、部分施工の場合でも同じ扱いなのか。
ここが曖昧だと、いざという時に話が噛み合いません。
保証で必ず確認したい7項目(このまま質問してOK)
- 保証の対象範囲:「建物のどこまで」が対象ですか?(床下のみ/木部含む等)
- 保証の条件:定期点検は必要ですか?頻度は?費用は?
- 再発時の対応:再施工は無償ですか?調査費はかかりますか?
- 部分施工の扱い:今回は部分施工ですが、保証はどうなりますか?
- 対象外の典型:雨漏り・漏水・改築・増築があるとどうなりますか?
- 保証書の発行:いつ、どんな書式で出ますか?(書面で残りますか?)
- 窓口:施工後の連絡先はどこですか?(担当者個人ではなく会社窓口があるか)
落とし穴
「保証あり」と言われても、条件が「全面施工のみ」「点検を受けた場合のみ」などになっていると、実質的に効きにくいことがあります。
必ず「今回の見積条件のまま保証が成立するか」を確認してください。
シロアリ駆除業者の見積書チェックリスト|ここが曖昧なら一度止まる


相場感が掴めてきたら、次は「見積書の中身」を固めます。ここが整うと、2〜3社比較が一気にラクになります。
ポイントはシンプルで、「範囲」「工法」「追加条件」「保証」「報告(写真・書面)」の5点が、文章で揃っているかどうかです。
まずはここだけ(重要チェック)
- 施工範囲が明記されている(床下のどこまで/何㎡・何坪)
- 工法が具体的(バリア/ベイト/局所、土壌処理・木部処理の有無)
- 追加費用の「出る条件」と「金額目安(上限)」が書かれている
- 保証の条件(対象範囲・点検・対象外)が書かれている
- 施工前後の報告(写真)と保証書の発行がある
処理範囲(どこを、どれだけ)|「一式」が大きいと比較できません
見積書で一番ズレやすいのが「範囲」です。ここが揃わないと、A社が安く見えても、B社は範囲が広いだけ…ということが起こります。
確認したいのは、「床下のどこまで」「何㎡/何坪」「土壌処理・木部処理が含まれるか」「土間周りが別途か」です。
」ここが文章で残っていれば、比較の土台ができます。
範囲の書き方で、ここを確認
- 床下全体か/一部か(「一部」の場合、図や文章で場所が分かるか)
- 土壌処理と木部処理は含まれるか(どちらも/片方のみ)
- 面積の基準は「1階床面積」か(延床面積と混ざっていないか)
- 玄関・浴室など土間周りの扱い(含む/別途/条件付き)が明記されているか
止まるサイン:「床下一式」「処理一式」だけで、範囲が文章で分からない場合は、一度確認してから次へ進むのが安全です。
不明瞭な「経費・諸費用」が大きい|内訳を一段掘る
「諸費用」自体は珍しくありません。
ただ、金額が大きいのに説明がないと、比較が難しくなります。
ここは遠慮せず、内訳を聞いて大丈夫です。
聞き方(このまま使ってOK)
「諸費用に入っている内容を、項目で教えてください。削れるものはありますか?」
見積と請求が変わる条件|「当日追加」の芽を摘む
追加費用で揉める原因は、たいてい「条件が口頭だけ」で終わっていることです。
見積書に「文章で」残しておくと、比較も、納得もしやすくなります。
追加費用を固定するための確認(そのまま聞いてOK)
- 追加になる可能性がある項目は何ですか?(候補を全部出してもらう)
- それぞれ、追加になる条件は何ですか?(例:土間がある/床下高が低い等)
- 追加になった場合の金額(目安・上限)はいくらですか?
- 追加が出ない条件は何ですか?(比較の前提にする)
報告書(写真)・使用薬剤・保証書|「あとで見返せる形」にする
施工後に「やった/やってない」「どこまでやった」が曖昧だと、再発時の判断が難しくなります。
報告書と保証書は、未来の自分を助ける道具だと思って押さえておくと安心です。
- 施工前後の写真つき報告書がある(床下の状況が分かる)
- 使用薬剤(名称・用途)の説明がある(質問したら教えてくれる)
- 保証書が書面で発行される(条件・対象外が明記される)
- 施工後の窓口(会社の連絡先)が明確(担当者個人だけに依存しない)
ここまで揃うと、見積の「比較」はかなり再現性が出ます。
次は、現地調査で使える「質問テンプレ」で、話がブレない形にします。
シロアリ駆除業者|現地調査で使える「質問テンプレ」


現地調査は、業者に「説明してもらう場」というより、「比べられる見積を作る場」と考えると失敗が減ります。
下のテンプレ通りに聞けば、初心者でも判断材料が揃います。
質問テンプレ(メモしながらでOK)
- 今回は「バリア/ベイト/局所」のどれですか?そう判断した理由は何ですか?
- 施工範囲はどこまでですか?床下全体ですか?面積(㎡/坪)はいくつですか?
- 土壌処理と木部処理は両方入りますか?入らない場合、理由は何ですか?
- 追加費用が出る可能性はありますか?出る条件と金額目安(上限)はいくらですか?
- 保証は何年ですか?対象範囲/点検の条件/対象外を具体的に教えてください。
- 施工前後の写真報告はありますか?保証書は書面で出ますか?
- 施工体制(人数・所要時間の目安)と、施工後の連絡窓口はどこですか?
良いサイン(比較しやすい)
- 理由が「家の条件」に紐づいている(一般論だけで終わらない)
- 範囲が面積とセットで出る(言葉が具体的)
- 追加条件と金額目安が出る(話が逃げない)
- 保証の対象外まで説明できる(書面で出す前提)
止まるサイン(その場で決めない)
- 「一式」「大丈夫です」が多く、範囲・条件が文章にならない
- 保証の対象外が曖昧(点検条件・全面施工条件が後出し)
- 追加費用の話になると濁す(上限の目安が出ない)
- その場で契約を急がせる(比較の時間が取れない)
コツ:テンプレは「完璧に答えさせる」ためではなく、「比べられる材料を揃える」ためのものです。
全部が即答できなくても、後日メールで回答・見積書に反映してもらえればOKです。
シロアリ駆除業者を最短で比較|無料調査・見積もりを2〜3社に依頼する手順


見積書チェックと質問テンプレが揃ったら、あとは「同じ前提」で2〜3社を比較するだけです。
ここでのコツは、総額を先に比べないことです。
まず「範囲・追加条件・保証」をそろえると、結果的にいちばん早く決まります。
依頼前にメモする(3分でOK)
- 気づいたきっかけ:羽アリ/床がふわふわ/木くずのような粉 など
- 場所:和室・廊下・浴室付近など(分かる範囲でOK)
- 時期:いつ頃から気になったか(ざっくりでOK)
- 家の条件:戸建て/集合住宅、築年数の目安、床下点検口の有無
- 写真:気になる場所を2〜3枚(同じ角度で撮ると伝わりやすい)
床下に無理に入る必要はありません。
危険・破損のリスクがあるので、「写真+メモ」で十分です。
同条件比較の「固定項目」チェック表
比較がズレる原因は「前提が違う見積」を並べてしまうことです。
次の項目を固定できると、A社とB社の違いが“言葉で”説明できるようになります。
ここを固定すると、比較が崩れません
- 施工範囲:床下全体/一部(面積:㎡または坪の記載)
- 工法:バリア/ベイト/局所(提案理由をセットで)
- 処理内容:土壌処理・木部処理の有無、土間周りの扱い
- 追加費用:出る条件/金額目安(上限)/出ない条件
- 保証:対象範囲/点検条件/対象外/再発時の対応
- 報告:施工前後の写真報告、保証書の発行、施工後の窓口
ここまで揃えば、最後は「説明の納得感」と「保証が成立する条件」で決めやすくなります。
3社比較のすすめ|「工法×見積×保証」を同じ軸で並べる
全国対応を前提に「害虫駆除110番」「シロアリ110番」「害虫駆除屋」の3サービスを比較。
それぞれの特徴や対応範囲を基に比較検討を進め、全国規模で利用可能な点を重視して評価します。
選び方は難しくなく、次の「向いている人」を目安に“同じ質問テンプレ”で揃えていけばOKです。
| サービス | いちばん向く役割 | 向いている人 | 見積もりで揃えるポイント |
|---|---|---|---|
| シロアリ110番 | 「被害範囲・工法」を先に整理(最初の一手) | 初動で迷っている/床下が不安/工法の選び方が分からない | 工法・施工範囲(床下/木部)・保証・追加条件の明記 |
| 害虫駆除屋 | 相見積もりで「内訳のズレ」を比較 | 1社だけだと不安/相場感を押さえて納得して決めたい | 内訳の粒度(範囲・工法・付帯・保証)を揃えて比較できるか |
| 害虫駆除110番 | 急ぎの相談・総合窓口として状況整理 | とにかく早く相談したい/他害虫も含めて困っている | 対応範囲・費用の考え方・次に準備すべき情報 |
シロアリ110番:まず「被害範囲」と「合う工法」を整理したい人に
「市販薬で止まるのか/業者の施工が必要か」を決めるには、結局被害の有無と範囲が分からないと判断がブレます。
なので最初は、シロアリ110番のような窓口で、家の状況(サイン・築年数・床下の不安)を伝えて「合う工法」と「施工範囲の考え方」を言語化してもらうと、その後の相見積もりが一気にラクになります。
相談前に揃えると強い3点(コレだけでOK)
- サインの写真(引き・寄り)と、場所メモ
- 築年数と、防除歴(不明なら「不明」でOK)
- 不安(床下に入れない/子ども・ペット/臭いが苦手等)
害虫駆除屋:相見積もりで「内訳のズレ」を見抜きたい人に
同じ「シロアリ駆除」でも、施工範囲(床下全体か・部分か)や保証条件が違えば、金額の意味が変わります。
相見積もりは価格競争のためではなく、提案のズレ(範囲・工法・保証・追加条件)を見抜くために使うのが効果的です。
害虫駆除110番:急ぎ・他害虫も含めてまとめて相談したい人に
「まず相談先を一本化したい」「急いで状況を整理したい」場合は、総合窓口として害虫駆除110番も使いやすいです。
シロアリ以外の不安(ゴキブリ等)が同時にあるなら、先にまとめて相談して、必要ならシロアリの見積もりに進む流れでもOKです。
比較の起点として、まずは下の3つを同じ前提で当ててみてください(案内に沿って無料相談・見積の流れを進めます)。
シロアリ駆除を急いで業者に相談したいサイン|放置で損しやすい状況


「今すぐ頼むべき?」で迷う方は多いですが、シロアリは放置すると“修理費の方が高くつく”ことがあります。
ここでは、急いで相談したいサインを整理します。
羽アリを見た/同じ場所で何度も出る
羽アリは「必ずシロアリ」とは限りませんが、同じ場所で繰り返し出る場合は、建物の近くに活動域がある可能性が上がります。
特に、室内(窓際・床付近)で見かけた、雨上がりに増えた、木部の近くで出た、などが重なるときは、早めに状況確認をおすすめします。
床がふわふわする/踏むと沈む/きしみ方が変わった
床鳴りは別原因もありますが、「急に沈む感じが増えた」「踏む位置で感触が違う」などが出てきたら注意サインです。
シロアリの被害は、表面よりも内側で進んでいることがあり、見た目だけでは判断しにくいです。
こんなときは“放置しない”が無難です
- 床の一部だけ柔らかい(場所が固定されている)
- ドアの閉まりが悪い、建具が引っかかるなど“歪み”っぽい変化がある
- 畳が波打つ、巾木が浮くなど、内装に違和感が出ている
木くずのような粉・小さな穴・蟻道(ぎどう)っぽい筋がある
木くずのような粉や小さな穴は、シロアリ以外(乾材害虫など)でも起こります。
ただ、壁際や基礎付近に土っぽい筋(蟻道)が見える場合は、早めにプロの目で確認した方が安心です。
やってはいけない
蟻道や被害箇所に、自己判断で殺虫剤を大量にかけること。
状況によっては、表面だけ落ち着いて見えても、別ルートへ移動して進行することがあります。
判断がつかない場合は、まず現地調査で範囲を確認する方が確実です。
雨漏り・水漏れ・床下の湿気が強い(カビ臭い)
シロアリは湿気と相性が良いと言われます。
雨漏りや水漏れがあると、木材が傷みやすくなり、被害が広がる土台ができやすいです。
ここが絡むケースは、駆除だけでなく「原因(湿気・漏水)の整理」もセットで考えた方が、再発を減らしやすいです。
被害範囲が読めない/床下に入れない/点検口がない
「自分で見よう」と頑張りすぎると、かえって危険なことがあります。
床下は狭く、配線・配管もあり、無理をするとケガや破損につながります。
入れない・見えないなら、プロに見てもらって「範囲を確定」するのが早いです。
急ぎ度の目安(ざっくり)
- すぐ:羽アリが繰り返し出る/床が沈む・歪む/蟻道が見える
- 早め:木くず粉や穴が増える/水漏れ・湿気が強い/被害範囲が不明
- 様子見可:単発の違和感だけで他の兆候がない(ただし写真・メモは残す)
次は、点検商法・訪問販売で焦らされやすいポイントと、落ち着いて比較するための相談先を整理します。
シロアリ駆除業者の点検商法・訪問販売に注意|断り方と相談先


シロアリの不安につけ込む形で、「無料点検」や「近所で工事していて気づいた」と声をかけ、当日契約に持ち込むケースがあります。
焦らされても、結論はシンプルです。訪問の流れで決めない。
これだけで大半は回避できます。
点検商法っぽい「よくある流れ」
- 「近所で工事していて、床下が心配に見えた」と突然来る
- 玄関先で不安になる話をして、床下・浴室・押入れなどを見たがる
- 「今だけ」「今日やらないと危険」と急がせる
- その場で見積もり→その場で契約(または手付金)に誘導する
その場でやっていいこと/やらないこと
やっていい(玄関先で完結)
- 会社名・担当者名・連絡先を聞く(名刺をもらう)
- 「書面の見積もりが出せるか」を確認する
- 訪問の目的と根拠を聞く(「どこを見てそう思ったか」)
- 「今日は決めない」と最初に宣言する
やらない(トラブルになりやすい)
- その場で床下へ入らせる/家の奥へ通す
- 不安をあおられて署名・押印・手付金の支払いをする
- 「今日だけ安い」を理由に即決する
- 作業内容が「一式」だけのまま契約する
断り方テンプレ|言いにくい人ほど「定型文」でOK
断るのが苦手でも、言い方を固定するとラクになります。
相手の説明を論破する必要はありません。
断り方(そのまま読み上げOK)
- 「今日は決めません。見積もりは書面でいただいて、家族と確認します。」
- 「比較して決めたいので、こちらから依頼した業者で進めます。」
- 「今は対応できません。お引き取りください。」
- 「これ以上の説明は不要です。失礼します。」
クーリング・オフ/相談先(困ったらここ)
もし契約してしまった場合でも、取引の種類によっては一定期間内に「クーリング・オフ」できることがあります。
期間や対象は条件で変わるため、契約書面を手元に置いて相談するのが早いです。
- 消費者ホットライン:188(いやや)(最寄りの消費生活センターにつながります)
- 国民生活センター(情報・注意喚起)
- 消費者庁(特定商取引法・クーリング・オフ):
- 警察相談専用電話:#9110(緊急性が高いときは110)
「無料点検で不安になった」「今日決めろと言われた」と感じたら、訪問の流れはいったん切って、自分から無料調査を依頼して、2〜3社比較に切り替えるのが安全です。


よくある質問(FAQ)|シロアリ駆除業者・見積もり・保証


- シロアリ駆除は「5年保証」が普通ですか?10年保証はどう考えるべきですか?
-
5年保証はよく見かける“標準寄り”の設定です。
年数だけで優劣は決めにくく、保証が成立する条件(点検の有無、全面施工の条件、対象外)の方が重要です。
10年など長期保証が提示される場合は、次の2点を必ず確認してください。
- 長期保証が成立する条件:定期点検やメンテナンス(有償)が前提になっていないか
- 対象外が広くないか:改築・漏水・床下環境の変化などで対象外になりやすくないか
「今回の見積条件のまま保証が成立するか」を文章で残してもらえると安心です。
- 見積が極端に安い業者は避けた方がいいですか?
-
「安い=悪い」とは言い切れませんが、比較の前提(範囲・追加条件・保証)が揃わない安さは要注意です。
特に「一式」表記が多い見積は、あとから条件が増えて逆転しやすいです。不安なら、次のどちらかを満たすまで決めないのが安全です。
- 同条件で2〜3社見積を取り、安さの理由が説明できる
- 追加費用の条件と金額目安(上限)が文章で残る
- バリア工法とベイト工法、結局どっちが向いていますか?
-
家の条件と優先順位で決まります。短期で結果を出したい/床下作業が可能ならバリアが選ばれやすく、薬剤の使用量を抑えたい/運用(点検)まで含めて管理したいならベイトが合うことがあります。
迷ったら、この質問でOK
「この家の条件だと、なぜその工法が合うのですか?逆に合わないケースはありますか?」
この質問に「家の条件」で答えられる業者は、提案の筋が通りやすいです。
- 薬剤は子どもやペットがいても大丈夫ですか?
-
一般的に、住環境で使う薬剤は安全性に配慮されたものが使われます。
ただし、薬剤の種類・施工場所・換気条件で注意点が変わるため、「使用薬剤名」「施工当日の注意(換気・立ち入り)」「においの残り方」は必ず確認してください。
- 使用薬剤の名称(可能なら資料・ラベル情報)
- 施工当日の注意点(立ち入り・換気・洗濯物など)
- 妊娠中・乳幼児・ペットがいる場合の個別配慮
もし説明が曖昧なら、他社にも同じ質問をして比較すると安心です。
- 駆除後に再発したら、追加料金はかかりますか?
-
A. ここは「保証の中身」で決まります。再発時に無償対応になるか、調査費がかかるか、点検が条件か、対象外が何か。
保証書に書かれる条件がすべてと思っておくと分かりやすいです。
この3点だけは書面で確認
- 再発時:再施工は無償か/調査費はかかるか
- 保証条件:定期点検が必要か(必要なら頻度・費用)
- 対象外:改築・漏水・床下環境の変化があるとどうなるか
「保証あり」だけでは判断できないので、対象外まで含めて確認しておくと後悔が減ります。
シロアリ駆除業者は「工法×見積×保証」で決める


シロアリ駆除業者選びは、情報が多くて迷いやすいのですが、ポイントは3つに絞れます。
「工法が家に合う理由が説明できるか」「見積が比較できる形になっているか」「保証の条件が具体的か」です。
- 「高い/安い」の前に、施工範囲・追加条件・保証条件をそろえる
- 現地調査では質問テンプレを使い、曖昧な点を“文章で残す”
- 保証は年数より「対象範囲」「点検条件」「対象外」で判断する
- 点検商法っぽい訪問の流れでは決めず、自分から依頼して比較する
次にやること(迷ったらこの順番)
- 気になる場所を写真に撮り、いつ・どこで・何が気になったかをメモする
- 2〜3社に現地調査・見積もりを依頼し、同条件比較の項目(範囲/追加条件/保証)をそろえる
- 「この家の条件で、なぜこの工法・範囲・保証なのか」が腹落ちする業者を選ぶ
「まずは状況を整理して、比較できる見積を作りたい」という場合は、全国対応の窓口を“比較の起点”として使うとスムーズです。
ここでは、同じ質問テンプレで並べやすい3つを掲載しています。




