
玄関の近くをスズメバチが何匹も飛んでいます。
巣が見えなくても、すぐ駆除を頼んだ方がよいですか?



市販スプレーを使うべきか、市役所や業者へ相談するべきか判断できません。
スズメバチ駆除で最初に優先するのは、巣へ近づくことではなく、人が近づかない状態を作り、巣の場所・高さ・ハチの出入りを安全な位置から確認することです。
玄関やベランダなど生活動線に近い巣、高所・屋根裏・壁内・地中など見えにくい巣、ハチの出入りが多い場所は、自力での駆除を避けた方が安全です。
業者へ依頼する場合も、表示された最低料金だけで決めず、スズメバチの種類、巣の場所・高さ、撤去範囲、追加費用、戻りバチへの対応まで確認する必要があります。
この記事では、スズメバチ駆除を急ぐべき状態、安全な初動、自力・市役所・管理会社・業者の使い分け、料金、見積もり、保証、再発防止まで順番に整理します。
- 最初の対応:巣へ近づかず、人やペットが通らない状態を作る
- 相談を急ぐ条件:玄関・通路・ベランダの近く、高所、壁内・屋根裏・地中、出入りが多い場合
- 自力判断:スズメバチと考えられる場合は、巣の大小だけで自力駆除を決めない
- 相談先:戸建ては所有者、賃貸・共用部は管理会社、公有地は自治体へ確認する
- 見積比較:巣の場所・高さ・撤去・追加費用・戻りバチ対応を同条件で比べる
玄関・ベランダ・高所など、生活に影響している場合
ハチの出入りが多い場所へ近づかず、巣が見える位置、地面からのおおよその高さ、人が通る場所との距離を相談時に伝えてください。
スズメバチの巣について早めに相談したい場合は、ハチ専用の相談入口であるハチ110番が有力候補です。
対応地域、調査、見積もり、施工内容、料金などは、巣の場所や被害状況によって異なります。
申込み前に条件をご確認ください。






スズメバチ駆除を急ぐべき危険サイン


スズメバチ駆除を急ぐかどうかは、巣の大きさだけでは判断できません。
人が日常的に通る場所との距離、巣の高さ、巣が見えるか、ハチがどの程度出入りしているかを確認します。
この章で確認すること
- 玄関・ベランダ・通路など生活動線との距離
- 高所・屋根裏・壁内・地中など作業しにくい場所
- ハチの出入り、威嚇、家族やペットへの影響
玄関・ベランダ・通路など生活動線に近い
玄関、勝手口、ベランダ、庭の通路、駐車場、自転車置き場などに巣がある場合は、巣が小さくても早めに相談した方がよい状態です。
日常的に人が通る場所では、巣へ近づくつもりがなくても、ドアの開閉、洗濯物の出し入れ、車や自転車の移動によってハチを刺激する可能性があります。
子ども、高齢者、ペットがいる家庭では、家族全員が危険な場所を避け続けることが難しいため、巣の大きさより生活への影響を優先して判断してください。
早めに相談したい場所
- 玄関や勝手口の軒下
- 洗濯物を干すベランダ周辺
- 庭の通路や物置の出入口
- 駐車場・自転車置き場
- 通学路や隣家との境界付近
高所・屋根裏・壁内・地中で巣が見えにくい
2階の軒下、屋根付近、屋根裏、壁の内部、床下、樹木の空洞、地中などに巣がある場合は、自力で場所を特定しようとしないでください。
巣が見えなくても、換気口や壁のすき間、地面の穴へ複数のハチが繰り返し出入りしている場合は、内部に巣がある可能性があります。
入口だけをふさいだり、すき間へ殺虫剤を噴射したりすると、別の出口から室内へ出てくるおそれがあります。
巣の位置と作業方法を調査してから駆除する必要があります。
巣が見えない場合に避けたいこと
- 脚立や屋根へ上って出入口を探す
- 換気口や壁の穴を先にふさぐ
- 地面の穴へ棒や水を入れる
- 壁や天井を自分で開ける
ハチの出入りが多い・近づくと威嚇される
短時間に何匹ものハチが同じ場所へ出入りしている場合や、離れた場所にいても周囲を飛び回られる場合は、巣へ近づかないでください。
種類や巣の大きさを確認するために距離を詰める必要はありません。
屋内や十分に離れた場所から確認できる情報だけで相談できます。
東京都保健医療局も、被害を防ぐにはハチを刺激せず、巣へむやみに近づかないことが重要としています。
スズメバチを見つけた直後の安全な初動


スズメバチや巣を見つけた直後は、駆除方法を試す前に、人が近づかない状態を作ります。
巣の正確な大きさや種類が分からなくても、場所、高さ、ハチの出入り、建物の管理者が分かれば、相談を始められます。
最初に行う3つのこと
- 巣やハチから距離を取り、周囲の人にも場所を伝える
- 玄関・庭・ベランダなど、危険な動線を一時的に使わない
- 安全な位置から、場所と高さが分かる情報だけを残す
近づかない・刺激しない・動線を変える
巣を見つけたら、棒でつつく、物を投げる、近くで草刈りや清掃を行う、大きな音や振動を与えるといった行為を避けてください。
玄関近くであれば別の出入口を使い、ベランダであれば窓を閉め、庭であれば家族やペットが入らないようにします。
写真が必要な場合も、巣へ近づいて撮影する必要はありません。
室内の窓越しや離れた場所からズームを使い、安全に撮影できない場合は写真なしで相談してください。
自力駆除を避けたい条件
スズメバチと考えられる巣では、単に「手が届く」「巣が小さい」という理由だけで自力駆除を決めない方が安全です。
特に、次のいずれかに当てはまる場合は、専門の相談先へ状況を伝えてください。
- スズメバチかアシナガバチか判断できない
- 巣の全体が見えない
- 玄関・通路・ベランダなど避難しにくい場所にある
- 脚立や屋根へ上る必要がある
- 短時間に何匹ものハチが出入りしている
- 家族にハチ刺されで強い症状が出た経験のある人がいる
市販スプレーを使う前に、自力で対応できる条件と危険なケースも確認してください。
刺された場合は駆除より受診を優先する
ハチに刺された場合は、巣の確認や駆除を続けず、その場所から静かに離れてください。
患部を流水で洗い、冷やしたうえで、医療機関への相談を検討します。
呼吸が苦しい、刺された場所以外にもじんましんや腫れが出る、吐き気、めまい、意識がもうろうとするといった全身症状がある場合は、直ちに119番通報してください。
刺された直後に避けたいこと
- 巣の近くにとどまる
- 走り回ったり激しく動いたりする
- 全身症状があるのに自宅で様子を見続ける
スズメバチ駆除の相談先|戸建て・賃貸・公有地で変わる


スズメバチの巣を見つけたときは、巣がある場所の所有者・管理者を確認すると、最初の相談先を決めやすくなります。
自宅の敷地内、賃貸住宅の専用部分、マンションの共用部分、公園や道路では、連絡する相手や費用負担の考え方が異なります。
自治体がすべての巣を無料で撤去するわけではありません。
自治体によっては、駆除を行わず相談や業者情報の提供だけを行う場合や、防護服貸出・費用補助などの制度を用意している場合があります。
相談先を決める順番
- 巣がある土地・建物の管理者を確認する
- 管理会社や自治体へ連絡すべき場所かを確認する
- 自分で業者を手配する場合は、同じ条件で見積もりを確認する
戸建て・自己所有地は所有者が手配することが多い
自宅の軒下、庭木、物置、屋根裏など、自己所有の敷地や建物にできた巣は、所有者が業者を探して駆除を依頼する形が一般的です。
ただし、自治体によっては、ハチの種類や駆除方法の相談、専門団体の紹介、防護服の貸出などを行っています。
自治体へ連絡するときは、「駆除してもらえますか」とだけ聞くのではなく、次の制度があるかを確認してください。
- スズメバチ駆除そのものを行っているか
- 駆除業者や専門団体を紹介しているか
- 防護服や駆除器具の貸出制度があるか
- 駆除費用の補助・助成制度があるか
- 所得・年齢・世帯状況などの利用条件があるか
川崎市は駆除行為を行わない一方で、駆除方法の説明や防護服の貸出を行っています。
名古屋市も原則として駆除を行いませんが、一定の世帯条件では駆除費などが補助対象になる場合があります。
自治体の例:川崎市「ハチの巣の駆除について相談したい」/名古屋市「スズメバチ ハチに刺されないために」
地域ごとの補助や相談制度を調べる方法は、スズメバチ駆除の補助金・自治体制度の確認方法で詳しく整理しています。
賃貸住宅は駆除を依頼する前に管理会社へ連絡する
賃貸住宅でスズメバチの巣を見つけた場合は、自分で業者と契約する前に、管理会社または大家へ連絡してください。
巣ができた場所、建物の管理範囲、賃貸借契約の内容などによって、誰が業者を手配し、費用を負担するかが変わるためです。
特に、外壁、屋根、軒下、共用廊下、建物の構造部分などは、入居者が勝手に施工できないことがあります。
管理会社へ伝える内容
- 巣またはハチの出入りを確認した場所
- 玄関・ベランダなど生活への影響
- 巣が専用部分と共用部分のどちらに近いか
- 室内へハチが入り込んでいるか
- 緊急時に入居者が直接業者へ依頼してよいか
連絡がつかない時間帯でも、生命や身体に差し迫った危険がない限り、契約条件を確認せずに高額な作業を即決するのは避けた方が安全です。
緊急で業者へ相談する場合も、管理会社へ連絡した日時と内容を残し、作業前に見積書を受け取ってください。
マンションの共用部は管理組合・管理会社が相談先になる
集合住宅の共用廊下、外壁、植栽、駐輪場、ごみ置き場、屋上などに巣がある場合は、管理会社や管理組合へ連絡します。
共用部の巣を個人で撤去すると、建物の破損、ほかの居住者への危険、作業費の精算をめぐる問題につながる可能性があります。
巣が自宅のベランダ付近にあっても、外壁、軒裏、配管スペースなど建物構造に関係する場所なら、専用使用部分か共用部分かを先に確認してください。
共用部で避けたい対応
- 居住者が巣へ殺虫剤を噴射する
- 外壁や換気口を独断でふさぐ
- 巣の近くへ注意書きを置くために接近する
- 管理会社へ連絡せず個人名義で工事を契約する
公園・道路・学校などは施設の管理者へ連絡する
公園、道路、街路樹、河川敷、学校、公共施設などで巣を見つけた場合は、巣へ近づかず、その場所を管理する自治体や施設へ連絡します。
連絡先が分からない場合は、市区町村の代表窓口へ、巣がある場所と近くの目印を伝えてください。
道路沿いに見えても、実際には民有地の樹木や建物に巣がある場合があります。
無理に敷地へ入らず、位置情報だけを管理先へ共有しましょう。
公有地で伝える情報
- 住所または公園・施設の名称
- 入口、遊具、歩道などから見た位置
- 人通りや子どもの利用状況
- 巣が見えるか、出入りだけ確認できるか
スズメバチ駆除の料金相場と追加費用


スズメバチ駆除の料金は、一般的な目安として1万5,000円〜5万円前後が一つの範囲です。
ただし、これは巣が見える一般的な住宅での駆除も含めた目安であり、実際の金額は巣の場所、高さ、大きさ、種類、作業時間などで変わります。
屋根裏・壁内・床下・地中などの閉鎖空間、高所、大型の巣、複数の巣、建材を開ける作業が必要な場合は、5万円を超えることもあります。
料金を見るときの3つの軸
- 基本作業:ハチの駆除と巣の撤去が含まれるか
- 追加条件:高さ・閉鎖空間・巣の大きさ・訪問時間などで何が加算されるか
- 施工後:戻りバチへの対応や再訪問が含まれるか
表示された基本料金に含まれる作業を確認する
ウェブサイトの最低料金や電話で示された金額は、すべての作業を含む総額とは限りません。
現地で巣の場所や種類を確認したあと、高所作業、巣の撤去、清掃、建材の開口などが追加される場合があります。
見積もりを受け取ったら、基本料金に次の作業が含まれるかを確認してください。
- 現地調査・出張
- ハチの駆除作業
- 巣の撤去と回収
- 作業場所の簡易清掃
- 戻りバチへの処置
- 駐車料金や廃棄費用
国民生活センターは、インターネット上の格安表示と、現場で提示される料金が大きく異なる害虫・害獣駆除トラブルに注意を促しています。
参考:国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」
高所・閉鎖空間・大型巣で料金が上がりやすい
スズメバチ駆除では、巣の大きさだけでなく、作業員が安全に巣へ近づけるかどうかが料金へ影響します。
同じ大きさの巣でも、低い庭木にある場合と、2階の軒下や屋根裏にある場合では、必要な装備や作業時間が異なります。
追加費用が発生しやすい条件
- 高所:2階の軒下、屋根、足場が不安定な場所
- 閉鎖空間:屋根裏、壁内、床下、換気口の内部
- 地中:巣の位置や広がりを確認しにくい場所
- 大型巣:働きバチが多く、処理や回収に時間がかかる巣
- 複数巣:別の場所にも巣が確認された場合
- 時間指定:夜間・早朝・休日・緊急訪問
- 建物作業:天井・壁・軒天などを一部開ける場合
高所料金や開口作業が含まれている場合は、対象となる場所を写真で確認し、復旧費用まで見積書に含まれるかを聞きましょう。
見積書で確認する10項目
複数の業者へ相談する場合は、同じ項目を確認すると料金と作業内容を比較しやすくなります。
- 税込の支払総額
- スズメバチの種類
- 巣の場所・高さ・大きさ
- 駆除する巣の数
- ハチの駆除と巣の撤去が両方含まれるか
- 高所・夜間・閉鎖空間などの追加料金
- 建材を開ける場合の作業費と復旧費
- 戻りバチへの処置と再訪問の条件
- キャンセル料金が発生する時点
- 追加作業前に金額を提示し、了承を得る条件
電話だけで正確な総額を決められない場合でも、どの条件で料金が加算されるかは事前に確認できます。
現地で追加作業が必要になった場合は、作業を始める前に内容と金額を提示してもらい、納得してから依頼してください。
極端に安い広告と当日契約の値引きに注意する
「数百円から」「基本料金だけで駆除可能」といった極端に安い表示を見ても、その金額だけで依頼先を決めないでください。
現地で高額な追加作業を提案された場合や、「今日契約すれば値引きする」と即決を求められた場合は、作業内容と見積書を確認する時間を取ります。
巣が生活動線に近くても、作業内容を確認せず高額な契約を結ぶ必要はありません。
危険な場所へ近づかない状態を維持し、説明に納得できなければ別の相談先へ同じ条件を伝えてください。
契約を持ち帰るときの伝え方
「作業場所、追加料金、巣の撤去、戻りバチ対応を確認してから決めたいので、見積書を持ち帰ります。今日は契約せず、確認後に連絡します」
業者選びで確認する保証・戻りバチ・再発防止


スズメバチ駆除の業者を選ぶときは、巣を撤去する当日の作業だけでなく、撤去後にハチが戻った場合の対応まで確認します。
作業時に巣の外へ出ていたハチは、巣があった場所へ戻ってくることがあります。
また、屋根裏や壁内では、見えていた出入口とは別の場所にハチが残っている可能性もあります。
保証期間の長さだけで業者を選ばず、巣の撤去、戻りバチへの処置、再訪問、追加費用がどこまで含まれるかを確認してください。
施工後まで含めて確認する4項目
- ハチの駆除と巣の撤去が両方含まれるか
- 巣の外にいた戻りバチへどのように対応するか
- 再びハチが集まった場合の連絡先と再訪問費用
- 保証の対象、期間、対象外となる条件
ハチの駆除と巣の撤去範囲を分けて確認する
見積書に「ハチ駆除一式」と書かれていても、巣の撤去や回収まで含まれるとは限りません。
見える位置にある巣なら撤去しやすい一方、屋根裏、壁内、床下、換気口の内部では、建材を開けなければ巣を取り出せないことがあります。
薬剤処理だけを行うのか、巣を撤去するのか、撤去できない場合はどのような処置をするのかを分けて確認してください。
作業範囲の確認項目
- 確認されたハチの種類
- ハチの駆除方法
- 巣を撤去・回収できるか
- 巣を撤去できない場合の処置
- 天井・壁・軒天を開ける必要があるか
- 開口後の復旧作業が含まれるか
- 作業前後の写真を受け取れるか
見積書では、「駆除」「巣の撤去」「建材の開口と復旧」「処分費」を分けてもらうと、追加料金の条件を判断しやすくなります。
巣の撤去後に戻りバチが来る場合がある
巣を撤去した直後でも、作業時に外へ出ていたハチが、巣のあった場所へ戻ってくることがあります。
巣がなくなったから安全だと考えて、すぐに軒下や庭へ近づくのは避けてください。
公共のハチ駆除作業でも、撤去後に戻りバチを予防する処置や、必要な期間の立入制限が作業条件に含まれています。
作業後にハチが飛んでいる場合
- 巣があった場所へ近づかない
- 自分で追加の殺虫剤を噴射しない
- 窓や玄関を開け放したままにしない
- 子どもやペットを近づけない
- 作業を行った業者へ状況を連絡する
戻りバチについて業者へ聞くこと
- 撤去場所へ戻るハチへの処置を行うか
- 作業後はいつまで周辺を避けるべきか
- 再び複数のハチが集まった場合の連絡先
- 再訪問が無料か、別料金になるか
- 別の巣が見つかった場合の扱い
参考:公益社団法人日本ペストコントロール協会「夏に要注意の害虫対策」/横浜市「ハチの巣除去作業特記仕様書」
保証は期間より対象となる作業を見る
スズメバチ駆除の保証を比べる場合は、「保証あり」「○か月保証」という表示だけで判断しないでください。
同じ場所へハチが戻った場合だけが対象なのか、別の出入口や別の巣が見つかった場合も対象なのかによって、保証の範囲は変わります。
また、再調査は無料でも、薬剤、巣の撤去、高所作業、建材の開口などは別料金になることがあります。
保証書や見積書で確認する項目
- 保証の開始日と終了日
- 同じ場所へハチが戻った場合の対応
- 別の巣や別の出入口が対象になるか
- 再調査・薬剤・撤去作業の費用
- 高所作業や建材の開口が必要な場合の扱い
- 保証対象外になる建物の変化や依頼者側の行為
口頭で「また出たら対応します」と説明された場合も、対応範囲と追加費用を書面へ残してもらいましょう。
再営巣防止は周辺確認まで含めて考える
巣を一つ撤去しても、建物周辺の別の場所へ新たな巣が作られる可能性まで完全になくせるわけではありません。
特に、軒下、屋根裏、換気口、壁のすき間、物置、庭木など、営巣しやすい場所が複数ある住宅では、作業時に周辺も確認してもらうと安心です。
ただし、活動中の巣やハチの出入口を自分でふさぐと、ハチが室内側へ移動する可能性があります。
封鎖や補修は、巣の駆除と撤去が終わり、安全を確認してから行います。
再発防止として確認すること
- 周辺に別の巣や出入口がないか
- 撤去した巣やハチを現場に残さないか
- 巣があった場所へ必要な処置を行うか
- 換気口や壁のすき間を補修する必要があるか
- 補修作業が駆除料金に含まれるか
- 再びハチが出入りした場合にどこへ連絡するか
スズメバチ駆除の相談入口2候補|ハチ110番と害虫駆除屋


スズメバチ駆除の相談先を探す場合は、ハチ専用の相談入口を軸にし、必要に応じて別の窓口でも同じ条件を確認します。
この記事では、ハチ110番を主な相談入口、害虫駆除屋を比較候補として扱います。
どちらが必ず安い、どちらが必ず適しているとは断定できません。
対応可否、施工内容、見積金額は、地域、巣の種類、場所、高さなどで変わるためです。
相談時に両方へ伝える条件
- スズメバチと思われるハチの出入りがあること
- 巣が見えるか、出入口だけ確認できるか
- 玄関・軒下・屋根裏など巣の場所
- 地面からのおおよその高さ
- 壁や天井を開ける可能性があるか
- 巣の撤去と戻りバチ対応を希望すること
ハチ110番を有力な相談入口にする場合
ハチ110番は、スズメバチや蜂の巣について相談先を探している人の有力候補です。
玄関やベランダ付近に巣がある、ハチの出入りは見えるものの巣の全体が分からない、高所で自力確認が難しいといった場合は、分かる範囲の情報を伝えてください。
相談時には、料金だけでなく、巣の撤去、戻りバチへの処置、再訪問、追加費用まで確認すると、見積もりの範囲を判断しやすくなります。
ハチ110番へ伝える内容
- 巣またはハチの出入口を確認した場所
- 玄関や通路など生活への影響
- 高所・屋根裏・壁内などの作業条件
- 巣の撤去まで依頼したいこと
- 戻りバチや再訪問の条件も知りたいこと
対応地域、調査、見積もり、施工内容、料金、再訪問などの条件は、巣の場所や被害状況によって異なります。
申込み前にご確認ください。
害虫駆除屋を比較候補にする場合
現在の見積もりだけでは作業範囲を判断しにくい場合は、害虫駆除屋を別の確認先として利用する方法があります。
ハチ110番へ伝えた内容と同じ条件を伝え、巣の撤去、高所作業、戻りバチ、再訪問、追加料金について確認してください。
比較候補には、最初の業者より安い金額を求めるのではなく、同じ作業を依頼した場合の施工内容と総額を確認します。
地域や巣の状態によって、対応可否、調査、見積もり、料金などの条件が異なる場合があります。
2候補を同じ条件で比較する
2つの相談先を比べるときは、片方に巣の撤去まで依頼し、もう片方には薬剤処理だけを尋ねるような条件差を作らないことが重要です。
同じ写真や説明を使い、次の項目をそろえてください。
- 調査・出張費を含む税込総額
- ハチの駆除と巣の撤去
- 高所・閉鎖空間・開口作業の追加料金
- 撤去した巣の回収・処分
- 戻りバチへの処置
- 再訪問と保証の条件
- 追加作業前に了承を得る流れ
同条件で相談する文面
「スズメバチと思われるハチが、玄関横の軒下へ出入りしています。巣は見えていますが手が届かない高さです。ハチの駆除、巣の撤去、戻りバチ対応、追加費用まで含めた見積もり条件を教えてください」
緊急性が高い場合でも、作業場所、撤去範囲、追加料金を確認せずに契約する必要はありません。
スズメバチ駆除でよくある質問


- 巣が見えなくてもスズメバチ駆除を相談できますか?
-
巣が見えなくても、同じ換気口、壁のすき間、屋根付近、地面の穴などへハチが繰り返し出入りしている場合は相談できます。
入口を自分でふさいだり、すき間へ殺虫剤を噴射したりせず、出入りしている場所、地面からの高さ、人の動線との距離を伝えてください。
- 市役所に連絡すれば無料で駆除してもらえますか?
-
自治体によって対応が異なるため、全国一律で無料駆除を受けられるわけではありません。
駆除、業者紹介、防護服貸出、費用補助などの制度があるかを市区町村へ確認してください。
公園や道路など公有地の巣は、施設の管理者が相談先です。
- 賃貸住宅のスズメバチ駆除費用は誰が負担しますか?
-
巣の場所、建物の管理範囲、賃貸借契約によって異なります。
軒下、外壁、共用廊下、屋根裏など建物側の管理部分に関係する場合があるため、自分で業者と契約する前に管理会社や大家へ連絡してください。
- スズメバチ駆除の料金は何で決まりますか?
-
主に、ハチの種類、巣の場所・高さ・大きさ、巣が見えるか、作業時間、巣の数などで変わります。
屋根裏・壁内・床下・地中、高所、大型巣、建材の開口、夜間訪問などは追加費用が発生しやすいため、税込総額と加算条件を見積書で確認してください。
- 巣を撤去した後もハチが飛んでいるのは駆除失敗ですか?
-
作業時に巣の外へ出ていたハチが、巣のあった場所へ戻ってくることがあります。
すぐに駆除失敗とは判断できませんが、自分で追加の殺虫剤を使わず、作業を行った業者へ数、場所、時間帯を伝えてください。
再訪問が料金に含まれるかも確認します。
- スズメバチ駆除の保証は長い方がよいですか?
-
期間の長さだけでは判断できません。
同じ場所への戻りバチ、別の出入口、別の巣、再調査、薬剤、撤去、高所作業のどこまで対象になるかを確認し、保証内容を書面で受け取ることが重要です。
スズメバチ駆除は安全確保後に同じ条件で相談する


スズメバチや巣を見つけたら、駆除方法を試す前に、人やペットが近づかない状態を作ってください。
玄関やベランダなど生活動線に近い、高所・屋根裏・壁内・地中にある、ハチの出入りが多い場合は、自力で巣を確認したり殺虫剤を使ったりせず、相談へ進みます。
- 巣やハチから距離を取り、危険な生活動線を使わない
- 戸建て・賃貸・共用部・公有地のどれかを確認する
- 安全な場所から巣の位置・高さ・出入りを整理する
- 駆除、巣の撤去、追加料金、戻りバチ対応を確認する
- 同じ条件で見積もりを取り、作業範囲と税込総額を比べる
- 施工後の再訪問・保証・再営巣時の連絡先を確認する
見積もりでは、広告の最低料金より、巣の撤去まで含まれるか、高所や閉鎖空間で追加料金が発生するか、戻りバチへの処置があるかを確認することが重要です。
最初の相談先としては、ハチ専用の相談入口であるハチ110番が有力候補です。
巣が見えない場合も、ハチが出入りする場所、地面からのおおよその高さ、玄関や通路との距離など、分かる範囲を伝えてください。
生活動線に近いスズメバチで困っている場合
巣へ近づかず、ハチの出入りがある場所、高さ、巣が見えるかを相談時に伝えましょう。
料金だけでなく、巣の撤去、追加費用、戻りバチへの対応も確認してください。
対応地域、調査、見積もり、施工内容、料金、追加費用、再訪問などは、巣の場所や被害状況によって異なります。
申込み前に条件をご確認ください。
