
天井裏で足音が続いて、フンやにおいも気になる…。
ハクビシンかもしれないけれど、どんな駆除業者に頼めばいい?



料金の安さだけで決めて、追い出しだけで終わったり、あとから追加料金が増えたりするのは避けたいです。
ハクビシン駆除業者を選ぶときに重要なのは、単に「安い会社」や「有名な会社」を探すことではありません。
現地調査で被害と侵入口を確認し、追い出し・必要な封鎖・フン清掃や消毒・再発時の対応まで、どこまで同じ見積もりに含まれているかを比較することが重要です。
業者によって見積金額が違っても、施工範囲まで違えば単純な金額比較はできません。
逆に、条件をそろえて2〜3社を比較すれば、「なぜ安いのか」「何が含まれていないのか」が見えやすくなります。
この記事では、ハクビシン駆除を業者へ相談した方がよいケースから、相談先の考え方、現地調査・侵入口封鎖・清掃・保証の比較方法、見積もりや契約前の注意点まで順番に整理します。
- 天井裏の足音・フン・強いにおいなどが続く場合は、正体の確認と侵入口調査を含めて業者へ相談する選択肢があります。
- 業者選びでは、料金だけでなく「調査・追い出し・侵入口封鎖・清掃や消毒・保証」を同じ条件で比較します。
- ハクビシンを捕獲する場合は鳥獣保護管理法のルールが関係するため、自己判断でわなを設置せず、自治体や対応業者へ手続きを確認します。
- 相談先は1社だけで即決せず、全国対応サービスと地域の専門業者も含めて2〜3社を比較すると、施工範囲と総額の違いを判断しやすくなります。
すでに天井裏の被害が続き、再発防止まで相談したい方へ
まずは現地調査で、ハクビシンの痕跡・侵入口・フン尿の範囲を確認してもらい、必要な施工範囲を見積もりにしてもらうと比較を始めやすくなります。
※実際の駆除・封鎖・清掃などの施工は別途費用がかかります。
被害状況や建物条件を現地調査で確認し、施工範囲と総額を見積もりで確認してください。






ハクビシン駆除を業者に相談した方がよいケース


ハクビシンらしい気配があっても、庭を一度通っただけなら、すぐに大がかりな駆除工事が必要とは限りません。
一方、天井裏や屋根裏で被害が続いている場合は、家の中に侵入している可能性を考え、正体・侵入口・被害範囲を確認する必要があります。
天井裏の足音・フン・においが続いている
夜になると天井裏から大きめの足音がする、同じ場所にフンが増える、尿のようなにおいが続くといった場合は、野生動物が建物内を継続的に利用している可能性があります。
- 夜間を中心に天井裏・屋根裏から足音が続く
- フンや尿の跡が繰り返し見つかる
- 天井付近から動物臭・尿臭がする
- 天井板にシミや汚れが出てきた
- 屋根や外壁まわりに侵入口らしいすき間がある
ただし、足音だけではハクビシンと断定できません。
ネズミ・イタチ・アライグマなど別の動物である可能性もあるため、正体が分からない段階ほど「何の動物か」「どこから入っているか」を調査してもらうことが先です。
高所の侵入口や広いフン尿被害がある
ハクビシン対策では、動物をその場から離すだけでなく、再び入れないよう侵入口を確認して封鎖することが重要です。
しかし、侵入口が屋根・軒下・高い外壁などにある場合、脚立や屋根上での作業が必要になることがあります。
天井裏でも、踏める場所を誤ると天井板を破損したり、落下したりする危険があります。
また、フン尿が広い範囲にたまっている場合は、「追い出せたか」だけでなく、清掃・消毒や汚れた断熱材などをどこまで処理するかも見積もりの対象になります。
先に穴をふさがないでください
建物内に動物が残っている状態で侵入口だけを完全にふさぐと、別の場所へ移動したり、建物内に取り残されたりするおそれがあります。
封鎖は、内部の状況を確認したうえで進めることが重要です。
捕獲を考える場合は鳥獣保護管理法のルールを確認する
ハクビシンを自宅で見つけたからといって、自己判断で箱わななどを設置して自由に捕獲してよいわけではありません。
環境省によると、野生鳥獣の捕獲・殺傷は、狩猟による場合などを除いて原則として禁止されています。
被害防止などを目的に捕獲する場合には、都道府県知事などの許可制度があり、地域によっては市町村へ権限が移されている場合もあります。
捕獲方法・時期・地域によって必要な手続きが変わるため、捕獲が必要になった場合は、自治体の担当窓口または対応業者に「誰が申請するのか」「どの方法で対応するのか」を確認してください。
自力対策の具体的な順番は、記事冒頭で紹介した「ハクビシン駆除方法」の関連記事で確認できます。
ハクビシン駆除の相談先|全国対応2サービスと地域業者


ハクビシン駆除の相談先は、全国対応サービスだけに限りません。
地域の害獣駆除業者も含めて候補を作り、最終的には現地調査後の施工内容と見積もりを比べるのが基本です。
全国対応の相談先としては、ハクビシンの駆除から再発防止まで相談できる「駆除ザウルス」と、対応できる業者を探したいときの窓口となる「害獣駆除110番」が候補になります。
ただし、この2サービスだけで決める必要はありません。
地域の専門業者も含めて2〜3社から見積もりを取り、施工範囲・総額・保証内容をそろえて比較してください。
駆除ザウルス|再発防止までまとめて相談したい場合の候補
駆除ザウルスは、ハクビシンを含む害獣駆除に対応する専門サービスです。
公式では、相談・見積もり・現地調査を無料として案内し、完全自社施工を掲げています。
ハクビシンでは最長10年の再発保証も案内されていますが、保証期間や対象条件は実際の契約内容によって確認する必要があります。
見積もり時に確認したいこと
- ハクビシンの痕跡をどこまで調査するか
- 現在の侵入口と、再侵入しそうな候補箇所をどこまで確認するか
- 追い出し後の封鎖箇所と使用する材料
- フン・巣材の清掃や消毒の範囲
- 保証期間だけでなく、どの再発が保証対象になるか
※対応地域・現場状況・施工内容によって見積もり条件は異なります。
契約前に、施工範囲・総額・追加料金の条件・保証内容を確認してください。
害獣駆除110番|対応できる相談先を探したい場合の候補
害獣駆除110番は、ハクビシンを含む害獣駆除の相談を受け付け、対応可能な提携業者を案内する窓口型のサービスです。
公式では日本全国の受付に対応し、電話受付は24時間365日と案内されています。
地域や現場状況、加盟店によって対応条件や見積もり条件が異なる場合があるため、問い合わせ時に確認してください。
「ハクビシンか別の害獣か分からない」「まず対応できる業者を探したい」という場合の相談候補にできます。
※対応地域・現場状況・施工内容によって見積もり条件は異なります。
契約前に、施工範囲・総額・追加料金の条件・保証内容を確認してください。
地域の専門業者も含めて2〜3社を比較する
全国対応サービスだけで決める必要はありません。
地域でハクビシン駆除の施工実績がある業者が見つかる場合は、その業者も候補に含めて比較できます。
ただし、単純に「A社は10万円、B社は15万円」のように総額だけを比べないでください。
同じ条件にそろえて比較するのが重要です
- 調査する範囲
- 追い出し・捕獲等の対応内容
- 侵入口を何か所・どこまで封鎖するか
- フン清掃・消毒を行う範囲
- 再訪問と保証の条件
この条件が違えば、安い見積もりが本当に割安なのか、それとも必要な作業が含まれていないだけなのか判断できません。
このあと解説する「業者の選び方」と「見積もり比較」の基準を使い、同じ施工範囲で比較してから依頼先を決めます。
失敗しにくいハクビシン駆除業者の選び方


ハクビシン駆除業者を選ぶときは、口コミや料金だけでなく、現地調査で何を確認し、どこまで施工するのかを見ることが重要です。
同じ「ハクビシン駆除」という見積もりでも、追い出しだけの業者と、侵入口の調査・封鎖・フン清掃・消毒・再発対応まで含む業者では、作業内容が大きく違います。
ここでは、見積もりを取る前後に確認したいポイントを、実際の施工の流れに沿って整理します。
ハクビシンの痕跡と侵入口を現地調査してもらう
最初に確認したいのは、現地調査の範囲です。
天井裏で足音がするからといって、原因が必ずハクビシンとは限りません。
フン・足跡・毛・におい・侵入経路などを確認し、どの動物が出入りしている可能性が高いのかを調べてもらいます。
現地調査で確認してもらいたい場所
- 天井裏・屋根裏にフンや巣材などの痕跡があるか
- 屋根・軒下・換気口・外壁などに侵入口があるか
- 天井や断熱材に尿・フンによる汚れが広がっていないか
- ハクビシン以外の害獣が侵入している可能性はないか
- 高所や建物の反対側など、見落としやすい場所まで確認しているか
「天井裏を少し見ただけ」「目についた穴を1か所確認しただけ」で施工内容が決まる場合は、他に侵入口がないかも質問しておくと安心です。
今使われている侵入口だけでなく再侵入候補も確認する
ハクビシンを一度追い出しても、別のすき間から再び入れる状態では、被害が繰り返される可能性があります。
そのため見積もりでは、「今回使われている侵入口をふさぐ」だけなのか、建物を確認して再侵入につながりそうなすき間まで施工対象にするのかを分けて確認してください。
予防施工の範囲を広げれば、そのぶん工事量や費用が増えることがあります。
重要なのは「全部ふさいでもらうほど良い」と決めることではなく、どの場所をなぜ施工するのか説明を受け、見積書と対応させることです。
追い出し後の封鎖方法と使用材料を確認する
侵入口の場所が分かったら、どのような方法でふさぐのかも確認します。
換気口、軒下、屋根のすき間などでは、場所によって適した施工方法が異なります。
「穴をふさぎます」だけではなく、施工箇所と方法が分かる説明を受けるのが理想です。
- 何か所を封鎖する予定か
- どこを施工するのか写真や位置で説明されているか
- 金網・板金など、どのような材料を使う予定か
- 高所作業や足場が必要な場合は別料金になるか
- 施工後の状態を写真などで確認できるか
業者ごとの金額差が大きいときは、封鎖する箇所数や施工範囲が違っていないかを比べてみてください。
フン清掃・消毒・断熱材の対応範囲を見る
ハクビシンが屋根裏や天井裏を長く利用していると、追い出したあとにフン・尿・巣材などが残る場合があります。
ここも業者によって見積もり範囲が変わりやすいため、「清掃・消毒込み」という言葉だけではなく、どの場所をどこまで処理するのかを確認します。
- 目立つフンだけを回収するのか
- 巣材や周囲の汚れまで撤去するのか
- 清掃後に消毒・消臭などを行うのか
- 汚れた断熱材の撤去・交換が必要な場合は別料金か
- 天井や建材の補修が必要な場合、同じ業者で対応できるか
被害範囲が広い場合は、この清掃・補修部分が総額へ影響することがあります。
見積もりに何が含まれているかを確認しておけば、業者同士を比較しやすくなります。
施工前後の写真と見積書を残してもらう
天井裏や屋根上は、自分の目で作業内容を確認しにくい場所です。
そのため、調査時の被害状況、侵入口、施工した箇所などを写真で説明してもらえると、何に費用がかかったのか把握しやすくなります。
「見積書」と「写真」をセットで確認する
たとえば見積書に「侵入口封鎖 一式」とだけ書かれていた場合は、何か所をどの場所で施工する予定なのか確認します。
作業後も同じ場所の写真があれば、見積もりと実際の施工を照合しやすくなります。
ハクビシンに限らず、害獣駆除業者そのものの比較ポイントをさらに確認したい場合は、害獣駆除業者の費用相場と選び方も参考にしてください。
保証期間ではなく「保証対象」と再訪条件を見る
「1年保証」「最長○年保証」のような期間は分かりやすい一方、期間だけで業者を決めるのはおすすめできません。
保証で重要なのは、再発したときにどのケースなら無償で再調査・再施工してもらえるのかです。
- 同じ侵入口から再侵入した場合だけが対象か
- 別の場所から侵入した場合も対象になるのか
- 再調査・再訪問に出張費などがかかるか
- 保証が適用されない条件は何か
- 保証内容が書面に残るか
保証期間が長い業者でも、対象範囲が限定されている場合があります。
契約前に保証条件を確認し、見積書や保証書として残るかを確認してください。
ハクビシン駆除の料金は「最低価格」より見積もり範囲で比べる


ハクビシン駆除では、ホームページに表示された「○円〜」という開始価格だけで、最終的な費用を判断することはできません。
建物の広さ、侵入口の位置や数、高所作業の有無、フン尿の被害範囲、封鎖・清掃・補修の内容などによって、必要な作業が変わるためです。
ここでは細かな料金相場を並べるのではなく、業者を比較するときに確認したい「見積もりの中身」に絞って解説します。
具体的な料金相場や費用を抑える方法は、記事冒頭で紹介したハクビシン駆除料金の専用記事で詳しく確認できます。
見積もりに含まれる作業を5項目に分けて確認する
2社以上の見積もりを比較するときは、まず次の5項目に分けると違いが見つけやすくなります。
- 調査:天井裏・屋根・外壁など、どこまで確認するか
- 追い出し・捕獲等:どの方法で建物内のハクビシンへ対応するか
- 侵入口封鎖:何か所をどこまで施工するか
- 清掃・消毒:フン・尿・巣材・汚れをどこまで処理するか
- 再訪・保証:施工後に再発した場合の対応条件
たとえばA社が10万円、B社が15万円だったとしても、A社には侵入口封鎖や清掃が含まれず、B社には含まれているなら、5万円の差だけを見て「A社の方が安い」とは判断できません。
まず作業範囲をそろえ、そのうえで総額を比較することが大切です。
高所・侵入口数・清掃範囲などで費用は変わる
ハクビシン駆除の総額が変わる要因は、動物の種類だけではありません。
- 屋根上などの高所作業が必要か
- 侵入口・侵入候補箇所が何か所あるか
- 建物のどこまで調査するか
- フン・尿・巣材がどこまで広がっているか
- 断熱材や天井材などの補修が必要か
- 施工後の点検や再訪問が含まれるか
そのため、広告や公式サイトに表示される開始価格と、自宅の被害を調査した後の見積もり総額は分けて考えてください。
開始価格そのものが悪いわけではありません。
「何の作業を前提にした価格か」「自宅では何が追加されるのか」を確認するための入口として見ます。
追加料金が発生する条件を作業前に確認する
現地調査後に見積もりを受け取ったら、金額と一緒に「このあと追加料金が発生する可能性がある条件」を確認します。
契約前に確認しておきたいこと
- 見積もり後に追加料金が発生するケースはあるか
- 作業中に別の侵入口が見つかった場合はいくら増えるのか
- 清掃範囲を広げる場合は事前に相談してもらえるか
- 駐車料金・高所作業・資材費などが見積もりに含まれているか
- 作業内容を変更する場合、追加費用を承諾してから施工するのか
特に「一式」という項目が多い見積書では、作業範囲や追加条件を確認しておくと、別の業者との比較もしやすくなります。
次の章では、2〜3社へ相見積もりを依頼するときに、条件をそろえて比較する具体的な方法を整理します。
ハクビシン駆除の相見積もりは同じ条件で2〜3社に依頼する


ハクビシン駆除で2〜3社から見積もりを取る目的は、単に一番安い業者を探すことではありません。
同じ建物・同じ被害でも、業者によって調査範囲や封鎖箇所、清掃、保証の内容が違うため、その差を確認するために相見積もりを使います。
比較条件がバラバラなままでは総額だけを見ても判断しにくいため、最初に伝える情報と、見積もりで確認する項目をそろえておきましょう。
2〜3社へ同じ建物条件・被害状況を伝える
問い合わせ時には、各社へできるだけ同じ情報を伝えます。
これだけでも、現地調査後の提案を比較しやすくなります。
各社へ共通して伝える内容
- 戸建て・賃貸・店舗など建物の種類
- 築年数のおおよその目安
- 足音・フン・におい・天井のシミなど現在の被害
- いつごろから被害が続いているか
- ハクビシンの姿や侵入口を実際に確認したか
写真を送れる場合は、フン、天井のシミ、外壁や屋根まわりの気になるすき間なども残しておくと、訪問前の状況共有に役立ちます。
ただし、写真だけでハクビシンと断定したり、最終的な施工範囲を決めたりせず、現地調査で確認してもらうことが前提です。
封鎖・清掃・保証まで同じ項目で見積もりを比べる
見積書を受け取ったら、会社ごとの書式の違いに惑わされず、作業内容を同じ項目へ分解してみます。
- 現地調査:どこまで確認したか
- 追い出し・捕獲等:どの方法を予定しているか
- 侵入口封鎖:施工場所と箇所数
- 清掃・消毒:対象となる範囲
- 補修:断熱材や建材への対応が含まれるか
- 再訪・保証:期間だけでなく対象条件
たとえば「封鎖工事込み」と書かれていても、A社は現在使われている侵入口1か所だけ、B社は他の侵入候補も含めて複数箇所を施工するのであれば、同じ内容ではありません。
金額差があるときほど「何が多い・少ないのか」を先に確認すると、安さだけで必要な施工を削ってしまうリスクを減らせます。
総額だけでなく「見積もりに入っていない作業」を確認する
比較するときに見落としやすいのが、見積書に書かれていない作業です。
総額が安く見えても、現場で必要になった場合に別料金となる項目が多ければ、最終的な支払額が変わる可能性があります。
- 別の侵入口が見つかった場合の追加封鎖
- 高所作業や足場
- フン尿の範囲が予想より広かった場合の追加清掃
- 断熱材・天井材などの撤去や補修
- 再訪問・点検
- 駐車料金や資材費などの諸費用
「追加作業が必要になった場合は、金額を説明して同意を得てから進めてもらえますか」と確認しておくと、契約後の認識違いを減らしやすくなります。
見積もり当日に契約を急かされても、その場で決める必要はない
ハクビシン被害が続いていると、「今日契約しないとさらに被害が広がる」と言われれば焦ってしまうかもしれません。
緊急の安全確保が必要な場合を除き、見積もり内容に納得できなければ、作業範囲・追加料金・保証条件を確認してから判断します。
広告の安い料金と実際の請求額が大きく違う場合は注意してください
国民生活センターは、害虫・害獣駆除で広告の表示額と請求額が大きく違うなど、料金に納得できない場合には、その場での支払いを断って明細を確認するよう案内しています。
また、見積もりのために呼んだ事業者とその場で契約した場合や、広告等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合には、クーリング・オフ等が適用される可能性があります。
個別の契約で適用できるかは、消費生活センターへ確認してください。
すでに高額請求を受けた、契約解除で揉めている、帰ってほしいのに契約を迫られているといった状況では、別の駆除業者へ申し込むことより、契約内容や証拠を整理して相談窓口につなぐことを優先してください。
消費者ホットライン「188」は、最寄りの消費生活センターなどの相談窓口を案内する全国共通の窓口です。
賃貸・マンションでハクビシン駆除業者を呼ぶ前に確認すること


賃貸住宅やマンションでは、戸建ての持ち家と違い、入居者だけの判断で屋根・外壁・天井裏などへ工事を行わない方が安全です。
ハクビシンの侵入口が建物外部にある場合や、天井裏を複数住戸で共有している場合などは、管理会社・大家・管理組合側の確認や対応が必要になることがあります。
まず管理会社・大家へ被害状況を伝える
天井裏の足音、フン、におい、天井のシミなどに気づいたら、業者と工事契約をする前に管理会社や大家へ状況を共有します。
- いつから音やにおいがあるか
- どの部屋・どの時間帯に発生するか
- フン・シミなどを発見した場所
- 写真や動画で記録できているか
- 他の部屋でも同様の被害が出ていないか確認できるか
建物側ですでに指定業者や対応手順を決めている場合もあるため、先に連絡しておけば二重手配や無断工事を避けやすくなります。
専有部分だけの問題か、建物全体の問題かを確認する
室内にフンがあるからといって、侵入口まで自分の部屋の中にあるとは限りません。
屋根・軒下・外壁・共用の天井裏などから侵入している場合は、建物全体として調査や封鎖を考える必要が出ることがあります。
自分の部屋だけ忌避処理をしても、建物内の別の場所へ移動するだけでは根本解決にならない場合があります。
どこから入っているのかを管理側と業者の双方で確認することが重要です。
費用負担は自己判断せず契約内容と被害原因を確認する
賃貸でハクビシン駆除が必要になった場合、「必ず大家負担」「必ず入居者負担」と一律には決められません。
建物の修繕が必要なのか、入居者の故意・過失が関係しているのか、どの場所を施工するのか、現在の賃貸借契約でどのように定められているのかによって確認が必要です。
国土交通省の「賃貸住宅標準契約書」は、住宅の使用に必要な修繕を貸主が行うことなどを示したモデルですが、この標準契約書自体の使用は義務ではありません。
実際の費用負担は、自分の契約書と管理会社・大家への確認を優先してください。
自治体の相談・支援制度があるかも必要に応じて確認する
ハクビシン対策について、自治体によっては相談窓口、捕獲に関する案内、器具の貸し出し、費用支援などを設けている場合がありますが、内容は地域によって異なります。
制度があるかどうかを確認したい場合は、害獣駆除の補助金・自治体支援についてまとめた記事で確認方法を整理しています。
ただし、行政への相談と民間業者による建物の封鎖・清掃などは役割が異なります。
自治体へ相談しただけで、自宅の駆除工事まで無償で行われるとは限らない点に注意してください。
ハクビシン駆除業者についてよくある質問


- ハクビシン駆除の見積もりは何社くらい取ればよいですか?
-
迷っている場合は、2〜3社程度を同じ条件で比較すると判断しやすくなります。
社数を増やすこと自体が目的ではありません。調査範囲・侵入口封鎖・清掃や消毒・保証などをそろえて、金額と施工内容の違いを確認してください。
被害が進んでいて急ぐ場合でも、最初の1社で内容に納得できなければ、可能な範囲で別の業者にも相談して比較できます。
- 「ハクビシン駆除○円〜」という料金だけで業者を選んでも大丈夫ですか?
-
開始価格だけで決めず、現地調査後の施工範囲と総額を確認してください。
ハクビシン駆除では、侵入口の位置や数、高所作業、フン尿の範囲、封鎖・清掃・補修などによって必要な作業が変わります。
「○円〜」は検討の入口として見て、自宅では何が必要で、何が見積もりに含まれているかを確認することが大切です。
- ハクビシンか分からなくても駆除業者へ相談できますか?
-
正体を確認できていない段階でも、害獣調査に対応する業者へ相談できます。
天井裏の足音だけでは、ハクビシン・イタチ・ネズミなどを断定できません。
音がする場所や時間帯、フン、におい、天井のシミなど、分かっている状況を伝えてください。
業者を選ぶ際も、「ハクビシンだと決めつけて施工する」のではなく、現地調査で痕跡や侵入口を確認してから対応方法を説明するかを見ます。
- ハクビシンの捕獲許可は自分で取る必要がありますか?
-
捕獲方法や地域、業者の対応範囲によって異なるため、依頼前に「誰が必要な手続きを確認・申請するのか」を業者と自治体へ確認してください。
鳥獣保護管理法では、狩猟による場合などを除き、野生鳥獣の捕獲・殺傷は原則として禁止され、被害防止などを目的とする捕獲には許可制度があります。
許可権限が市町村へ移されている地域もあるため、自己判断でわなを設置するのではなく、実際の地域・方法に応じて確認するのが安全です。
- 見積もりを取ったら、その業者と必ず契約しなければいけませんか?
-
見積もり内容に納得できなければ、その場で契約を急ぐ必要はありません。
施工範囲・総額・追加料金・保証を確認し、他社とも比較して判断できます。
ただし、現地調査費やキャンセル料などの条件が設定されている場合もあるため、訪問を依頼する前に確認してください。
すでに契約して高額請求などのトラブルになっている場合は、新しい業者探しよりも、契約書・見積書・広告画面などを保存し、消費生活センターなどへの相談を優先してください。
- 賃貸住宅でも自分でハクビシン駆除業者を呼んでよいですか?
-
賃貸住宅では、業者と工事契約をする前に管理会社や大家へ連絡するのが基本です。
屋根・外壁・天井裏など建物側の施工が必要になる場合や、指定業者・指定手順がある場合があります。
費用負担も被害原因・施工場所・契約内容によって変わるため、「誰が費用を負担するか」「個人で業者を手配してよいか」を先に確認してください。
すでに契約・支払い・高額請求などのトラブル中で、どう対応すればよいか分からない場合は、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活相談窓口を案内してもらえます。
ハクビシン駆除業者は施工範囲をそろえて比較する


ハクビシン駆除業者を選ぶときは、広告の最低料金や口コミの星だけで決めるのではなく、現地調査後の施工内容をそろえて比較してください。
- まずハクビシンの痕跡・被害範囲・侵入口を現地調査してもらう
- 追い出しだけでなく、侵入口封鎖・清掃や消毒・必要な補修まで見積もり範囲を確認する
- 2〜3社を比べる場合は、封鎖箇所・清掃範囲・保証などを同じ条件にそろえる
- 金額が変わる条件や追加料金は、作業を始める前に確認する
- 保証は期間の長さだけでなく、再発時に何が対象になるかを確認する
特に大切なのは、「一番安い見積もり」を探すのではなく、「必要な施工が何まで含まれているか」を比較することです。
天井裏の足音やフン、においなどが続いている場合は、まず被害状況と侵入口を確認してもらい、その結果をもとに施工範囲と見積もりを判断してください。
再発防止まで含めた施工内容を確認したい方へ
現地調査で被害状況・侵入口・必要な施工を確認してもらい、見積もりを取ってから契約するか判断できます。
※実際の施工内容・費用・保証条件は被害状況や建物条件によって異なります。
現地調査後の見積もりで施工範囲・総額・追加料金・保証条件を確認してください。
