横浜市の害獣駆除ガイド|相談窓口(動物別)と費用の考え方・業者選び

横浜市の害獣駆除ガイド|相談窓口(動物別)と費用の考え方・業者選び

横浜市で害獣が出たら、まずどこに相談するのが正解?市が対応してくれるケースもある?

業者に頼む前に、自力でやっていい範囲はどこまで?費用が高くなりやすいポイントも知りたい…。

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

横浜市で害獣被害が出たときは、「どこに相談するか」を先に決めるだけで、解決までの遠回りが減ります。

結論から言うと、横浜市の相談窓口は動物で分かれます。

アライグマ・ハクビシン・タイワンリスは、市の事業(条件あり)が案内されていますが、ネズミは各区の生活衛生課、コウモリは市が対応していない扱いです。

一方で、ネットでよく見る「おすすめ業者◯社」だけを先に見てしまうと、横浜市で相談できるケースを見落としたり、逆に市の対象外のケースで待ってしまったりして、時間がもったいないことがあります。

この記事では、まず「最初にやること(安全確保とメモ)」→「動物別の相談先」→「自力でできる応急処置」→「業者に頼むべきサイン」までを、現実的に整理します。

業者に頼む場合も、見積もりの取り方(揃える項目)を先に押さえて、納得して選べる状態にしていきます。

この記事の結論
  • 横浜市の相談窓口は「動物」で分かれる(まずは動物の見当を付ける)
  • 市の事業は「被害を受けている個人住宅」など条件があり、対象外の例も明記されている
  • 自力は「安全に届く範囲の応急処置」まで。天井裏・壁の中が濃いなら、早めに調査で範囲確定が
目次

横浜市で害獣被害が出たら最初にやること

横浜市で害獣被害が出たら最初にやること

最初にやるべきことは「追いかける」より、「安全確保」と「状況のメモ」です。

ここを押さえると、相談も見積もりもスムーズになります。

  1. まず安全確保(素手で触らない/近づきすぎない/無理な捕獲はしない)
  2. 被害サインをメモ(いつ・どこで・何が起きたか)
  3. 写真は撮れる範囲だけ(フン、かじり跡、侵入口っぽい隙間)
  4. 追い回さない(屋内でパニックになると事故や二次被害につながる)

相談前に揃えると早いメモ(コピペ用)

・場所:天井裏/壁の中/床下/ベランダ/庭/ゴミ置き場 など
・サイン:足音/鳴き声/フン/尿のにおい/かじり跡/食べ荒らし
・頻度:毎日/週に数回/たまに
・いつ頃から:○月頃から
・建物:戸建て/マンション(賃貸・分譲)
・家族:子ども/高齢者/ペットの有無

次の章で「どこに相談するか」を動物別に分けます。

ここがズレると、たらい回しになりやすいです。

害獣駆除|横浜市の相談窓口は動物で違う

害獣駆除|横浜市の相談窓口は動物で違う

横浜市は、動物によって「市の事業があるもの」「区の生活衛生課で相談するもの」「市では対応していないもの」が分かれています。

まずは該当ルートに乗るのが最短です。

アライグマ・ハクビシン・タイワンリス:条件に合えば市の事業(はこわな設置・回収)

横浜市では、被害を受けている個人住宅の場合に限り、専門業者による「はこわな」の設置と回収を実施しています(設置期間や利用条件あり)。

一方で「庭に現れる(通り抜ける)」「庭やベランダにフンをされる」「屋外に置いてある生ごみを荒らされた」などは対象外とされています。

参考:横浜市「野生動物による生活被害について」

注意:自己判断での捕獲は、許可や手続きが必要になることがあります。

手続き案内:横浜市「捕獲等の許可」

ネズミ:各区の福祉保健センター生活衛生課へ(相談・捕そかご貸し出し)

ネズミは、各区の福祉保健センター生活衛生課で相談でき、区によっては捕そかご(ネズミ捕り用のカゴ)などの貸し出しを無料で行っている案内があります。

まずはお住まいの区の窓口に確認するのがスムーズです。

参考(区ページ例):中区「防護服等の貸し出し」(捕そかご等)/港北区「ネズミについて」(捕獲カゴの案内)

コウモリ:横浜市は対応外の案内(神奈川県ペストコントロール協会へ)

横浜市のQ&Aでは、コウモリは「本市では対応していない」と案内されています。

対策の相談先として、公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会(有料・個人負担)が案内されています。

参考:横浜市「お問合せの多い質問」

よくある勘違い:隣の家・近所の家に棲みついている場合

横浜市のQ&Aでは、市の事業で罠を設置する場合「設置場所の所有者からの依頼が必要」と案内されています。

近所の家が原因っぽいときは、状況を共有して、所有者の方から相談してもらう方が話が早いです。

参考:横浜市「お問合せの多い質問」

害獣駆除|自力でできる応急処置

害獣駆除|自力でできる応急処置

業者に依頼するか迷っている段階でも、まず「被害を広げない」ためにできることがあります。

ポイントは、無理に捕まえようとせず、餌・水・隠れ場所を減らして、侵入しにくい状態を作ることです。

自力でやるなら、この順番

  1. 室内の餌場を断つ(食品・ペットフード・生ごみ)
  2. 隠れ場所を減らす(物置・キッチン下・段ボール)
  3. 安全に届く範囲の隙間だけ、簡易封鎖
  4. フンや汚れは「触れない・吸わない」前提で衛生対策

1)餌と水を断つ(最優先)

害獣・害虫のトラブルは、実は「住みやすい環境」が続くほど長引きやすいです。

まずは餌と水が手に入らない状態に寄せます。

  • 食品は密閉容器へ(米・乾麺・菓子・パン・プロテイン等も含む)
  • ペットフードは出しっぱなしにしない(夜は片付ける)
  • 生ごみはフタ付きへ(屋内・屋外どちらも)
  • シンク下や食器棚の「こぼれ」「油汚れ」を拭き取る

2)隠れ場所を減らす(片付けは「短時間で」)

押し入れ・物置・キッチン下など、暗くてモノが多い場所は隠れ場所になりやすいです。

完璧にやる必要はないので、まずは「床に直置き」を減らすだけでも効果が出やすいです。

  • 段ボールはためない(湿気で巣材になりやすい)
  • 収納は床から少し浮かせる(すき間を減らす)
  • 点検口まわりは物を置かない(安全確保にもなる)

3)安全に届く範囲の「小さな隙間」だけ簡易封鎖

封鎖は有効ですが、無理をすると事故や再発につながります。

脚立での高所作業や、天井裏・床下に入り込む作業は、慣れていない場合は避けてください。

  • 手が届く範囲の配管まわり・換気口まわりの「小さな隙間」を探す
  • 隙間がはっきりしている場所だけ、仮の封鎖(安全第一)
  • 「どこを塞いだか」をメモして、後の見積もりや相談に活かす

注意:動物の種類によっては、捕獲や処分に許可や手続きが必要になることがあります。
自己判断で捕獲を進める前に、自治体の案内を確認してください。

参考:横浜市「捕獲等の許可」
申請が必要になるケースや対象鳥獣の案内

4)フン・汚れの衛生対策(触れない・吸わない)

フンや汚れは、素手で触らない・掃除機で吸わないのが基本です。

乾いて舞い上がると吸い込むリスクが上がります。

できる範囲で「湿らせて拭き取る」方向に寄せ、無理な清掃は後回しでも構いません。

  • 素手で触る
  • 乾いた状態で掃き掃除する
  • 家庭用掃除機でそのまま吸う

害獣駆除業者に依頼した方が早いサイン

害獣駆除業者に依頼した方が早いサイン

自力で様子見できるのは「被害が軽く、場所が特定でき、届く範囲で対策できる」ときに限られます。

次のサインが複数当てはまるなら、現地調査で範囲を確定した方が結果的に早いです。

  1. 天井裏・壁の中で足音や鳴き声がする
  2. フンが増える、毎日見つかる(複数箇所)
  3. 尿っぽいにおい・獣臭が取れない
  4. 同じ場所で再発を繰り返す
  5. 侵入口が複数ありそう(換気口・配管・基礎・屋根まわり)

参考:横浜市のQ&Aでも、天井裏に棲みつく主な動物としてアライグマ・ハクビシン・ネズミが挙げられ、ネズミは各区の生活衛生課へ相談するよう案内されています。
横浜市「お問合せの多い質問」

「見積もり前」に決めておくと失敗しにくいこと

業者に頼む場合、失敗しやすいのは「合計金額」だけで決めてしまうことです。

比較は、次の3点を揃えるだけで精度が上がります。

  • 調査範囲(どこまで見るか、写真・報告が出るか)
  • 侵入口封鎖(箇所数・範囲・材料まで書面で出るか)
  • 保証と追加条件(再訪条件・対象外・追加が出る条件)

注意:害虫・害獣駆除は「ネットの表示価格と請求が違う」などのトラブルが注意喚起されています。
契約前に、書面で条件を揃えるのが安全です。

参考:国民生活センター
ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意

横浜市の害獣駆除の費用は何で決まる

横浜市の害獣駆除の費用は何で決まる

横浜市で害獣駆除を業者に依頼するとき、費用は「○○円」と一律では決まりません。

理由はシンプルで、害獣は「追い出し・捕獲」だけで終わらず、侵入口封鎖と再発防止までの範囲で内容が変わるからです。

  • 動物の種類(ネズミ/ハクビシン/アライグマ/コウモリ など)
  • 被害場所(天井裏・壁の中・床下・屋根まわり)と作業難度(高所・狭所)
  • 侵入口封鎖の範囲(箇所数・材料・アクセス)
  • 清掃・消毒の範囲(フン尿汚染が広いほど増えやすい)
  • 再発保証(期間・再訪条件)
  • 緊急対応(夜間・休日・当日対応の有無)

「駆除」だけで終わらない理由(費用差の正体)

害獣トラブルは、1匹を追い出した(捕まえた)だけだと再発しやすいのが難点です。

屋根や外壁、配管まわりなど、侵入口が残っていると「また入る」からです。

そのため見積もりの中身は、ざっくり言うと次の2つに分かれます。

  • 今いる個体への対応(調査/追い出し/捕獲/薬剤・トラップなど)
  • 再発防止(侵入口封鎖/導線対策/必要なら清掃・消毒/保証)

費用が上がりやすいポイント(横浜市でも共通)

相場感をつかむうえで重要なのは「何が増えると高くなるか」を知ることです。

横浜市に限らず、費用が上がりやすいのは次のパターンです。

  • 天井裏・壁の中が主戦場(点検・施工の難度が上がる)
  • 侵入口が複数(封鎖箇所数が増える/材料・工数が増える)
  • 高所・狭所作業が多い(屋根まわり、入り組んだ床下など)
  • フン尿汚染が広い(清掃・消毒・消臭の範囲が増える)
  • 「一式」で中身が不明(後から追加になりやすい)

逆に言えば、見積もり段階で「封鎖範囲」「保証条件」「追加料金の条件」を揃えておけば、納得して比較しやすくなります。

注意:害虫・害獣駆除は「広告の表示価格と実際の請求が違う」などのトラブルが注意喚起されています。契約前に、条件を文字で揃えるのが安全です。

参考:国民生活センター
ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意

害獣駆除の見積もりで揃えるチェックリスト

害獣駆除の見積もりで揃えるチェックリスト

見積もり比較で失敗しやすいのは「合計金額」だけで決めてしまうことです。

横浜市で相談する場合も、民間業者に依頼する場合も、比較の軸は「何をどこまでやるか(範囲)」と「再発時の条件」に置くとズレにくいです。

この章で揃えること

  • 見積書は「調査/駆除/封鎖/清掃消毒/保証/追加条件」が分かれる形にする
  • 封鎖は「一式」ではなく、箇所数・範囲・材料が書かれているか確認する
  • 追加が出るなら「作業前に金額と理由→了承後に実施」の運用か確認する

見積書で揃える「6つの項目」

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揃える項目見積書に書いてほしいこと比較のポイント
①調査調査範囲(天井裏・床下・侵入口候補まで)/報告(写真・説明)の有無「どこまで見るか」で提案の精度が変わる
②駆除方法(追い出し/捕獲/薬剤・トラップ等)/訪問回数回数が違うと合計が変わる。前提を揃える
③侵入口封鎖封鎖箇所数(○カ所)/施工範囲/材料再発の差が出やすい。合計より中身を見る
④清掃・消毒含む/含まない/必要時の追加条件(範囲の目安)汚染が多いと必須になりやすい。条件を先に確認
⑤保証保証期間/再訪条件/対象外条件「保証あり」でも条件が違う。書面で揃える
⑥追加条件高所・狭所・汚染範囲増など、追加が出る条件と算定方法「当日追加」のリスクを減らす

そのまま使える「質問テンプレ」(コピペOK)

「横浜市内で害獣被害があり、見積もりを比較して検討したいので確認です。
①現地調査と見積書は無料ですか?(出張費・駐車料金・キャンセル料も含めて)
②見積書は内訳(調査/駆除/侵入口封鎖/清掃消毒/保証/追加条件)が分かる形で出ますか?
③侵入口封鎖は『一式』ではなく、箇所数・範囲・材料まで書面に記載できますか?
④追加料金が出る場合、作業前に金額と理由を説明して、了承を取ってから進めてもらえますか?」

一言添えるとやり取りがラクになります

「比較して検討したいので、合計だけでなく内訳と条件が分かる見積書でお願いします」

横浜市で使いやすい全国対応3社の使い分け

横浜市で使いやすい全国対応3社の使い分け

横浜市の窓口に相談できるケース(動物・条件に合うケース)は、まず公的案内に沿って動くのがスムーズです。

一方で「天井裏・壁の中の気配が強い」「再発を止めたい」「すぐ調査して範囲を決めたい」など、民間の調査・施工が早い場面もあります。

ここでは全国対応前提で、相談先を“役割”で分けて整理します。

  • 封鎖・保証まで含めて「再発を止める設計」をまとめたい → 駆除ザウルス
  • 1社で決めたくない。相場感を掴んで比較したい → 害獣駆除屋
  • 急ぎ・正体が不明。まず窓口を一本化して状況整理したい → 害獣駆除110番

3社の「向いている人」早見表

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相談先役割向いている状況
駆除ザウルス原因調査〜封鎖・再発防止まで相談天井裏・壁の中が疑わしい/封鎖と保証も含めて整理したい/一度で落ち着かせたい
害獣駆除屋相見積もり・比較の受け皿1社で決めたくない/相場感を掴みたい/提案内容(封鎖範囲・保証)を比べたい
害獣駆除110番緊急・総合窓口(まず状況整理)急いで相談したい/正体がはっきりしない/まず受付で対応可否を確認したい

「原因→封鎖→再発防止」まで一連で整理したい:駆除ザウルス

  • 天井裏・壁の中が疑わしい
  • 封鎖と保証も含めて整理したい
  • 一度で落ち着かせたい

相見積もり・比較の受け皿:害獣駆除屋

  • 1社で決めたくない
  • 相場感を掴みたい
  • 提案内容(封鎖範囲・保証)を比べたい

緊急・総合窓口(まず状況整理):害獣駆除110番

  • 急いで相談したい
  • ネズミか確信がない
  • まず受付で対応可否を確認したい

この章の見方(先に決めると迷いが減ります)

  • 「最短で落ち着かせたい」→ まず駆除ザウルスで範囲を固める
  • 「比較して納得したい」→ 害獣駆除屋で相見積もりの受け皿にする
  • 「急ぎ・正体不明」→ 害獣駆除110番で受付から整理する

まずは「2〜3社」だけで十分(多すぎると疲れやすい)

相見積もりは、2〜3社が現実的です。

多すぎると連絡が増えて判断が鈍ります。

比較のコツは、合計より「封鎖範囲(箇所数・材料)」「保証条件」「追加条件」を揃えることでした。

ここが揃うと、金額差の理由が見えます。

相見積もりの最短手順(これだけでOK)

  1. 依頼時に「比較して検討したい」を先に伝える(断りやすくなる)
  2. 見積書は「調査範囲/封鎖箇所数・材料/保証条件/追加条件」を揃える
  3. 合計より「再発しにくい設計(封鎖・保証)」で納得して決める

害獣駆除|賃貸とマンションで先に確認したいこと

害獣駆除|賃貸とマンションで先に確認したいこと

賃貸や分譲マンションは、「専有部だけの問題」か「共用部(配管ルート・PS・天井裏・外壁)も絡む」かで、動き方が変わります。

先に管理側へ確認すると、ムダな出費を避けやすいです。

  • 被害が専有部だけか(室内)/共用部も疑わしいか(PS、天井裏、外壁、ゴミ置き場)
  • 建物側で点検・対応できる範囲はどこか
  • 業者を入れる場合の手順(指定業者の有無、事前連絡、工事申請)
  • 費用負担のルール(管理規約、保険の扱い)

管理会社・管理組合に伝える短い文(そのまま使えます)

「害獣(またはネズミ等)の気配(フン/音/におい)があり、専有部か共用部か分からないため確認したいです。
建物側の点検・対応範囲(配管周り、天井裏、PS、ゴミ置き場など)と、
業者を入れる場合の手順(指定業者の有無、事前連絡の要否、工事申請)を教えてください。」

横浜市の害獣駆除でよくある質問(FAQ)

横浜市の害獣駆除でよくある質問(FAQ)

最後に、横浜市で害獣駆除を検討するときに出やすい質問をまとめます。

迷ったら「動物別の相談先」→「自力の範囲」→「見積もりで揃える項目」の順に戻ると判断しやすいです。

横浜市は害獣を捕獲・駆除してくれますか?

動物によって扱いが異なります。

横浜市は、アライグマ・ハクビシン・タイワンリスについて、条件に合う場合に「はこわな」の設置・回収を実施しています。

一方で、コウモリは「本市では対応していない」旨が案内されています。

ネズミは各区の生活衛生課で相談でき、区によっては捕そかご等の貸し出し案内があります。

参考:野生動物による生活被害についてお問合せの多い質問

「庭に現れる」「ベランダにフンをされる」だけでも、市の事業の対象になりますか?

横浜市の案内では、被害を受けている個人住宅での生活被害など条件があり、対象外の例として「庭に現れる」「庭・ベランダにフンをされる」「屋外に置いてある生ごみを荒らされた」などが挙げられています。

まずは条件を確認して、該当しそうなら窓口に相談するのが早いです。

参考:野生動物による生活被害について(対象外の例)

自力で追い出しや捕獲をしても大丈夫ですか?

危険があるため、無理はしないのが基本です。

さらに、動物の種類や状況によっては、捕獲等に許可や手続きが必要になることがあります。

自力でやるなら「餌・水・隠れ場所を減らす」「届く範囲の簡易封鎖」「衛生対策」までに留め、捕獲を前提に進める前に自治体の案内を確認してください。

参考:捕獲等の許可

業者に頼むなら、見積もりで何を揃えればいいですか?

合計金額よりも「中身」を揃えるのがポイントです。

最低限、次の6つを見積書に書面で出してもらうと比較がズレにくくなります。

  • 調査範囲(どこまで見るか、写真や説明があるか)
  • 駆除方法と訪問回数
  • 侵入口封鎖(箇所数・範囲・材料)
  • 清掃・消毒(含むか/追加条件)
  • 保証(期間/再訪条件/対象外条件)
  • 追加料金が出る条件(作業前に説明して了承後に実施する運用か)
賃貸・マンションの場合、先に管理会社へ連絡した方がいいですか?

おすすめです。専有部だけでなく、共用部(配管ルート、PS、天井裏、外壁、ゴミ置き場など)が絡む場合、個人だけで進めると二度手間やトラブルになりやすいです。

管理側の対応範囲や、業者を入れる手順(指定業者、事前連絡、工事申請)を先に確認するとスムーズです。

横浜市で害獣駆除を「損しない」終わらせ方

横浜市で害獣駆除を「損しない」終わらせ方

横浜市の害獣被害は、「相談先の選び間違い」と「見積もりの揃え方」で、遠回りになりやすいテーマです。

最後に、今日から動ける形で手順をまとめます。

今日やることリスト

  1. 安全確保して、被害サインをメモ(写真は撮れる範囲だけ)
  2. 動物の目星を付ける(ネズミ/ハクビシン/アライグマ/コウモリ など)
  3. 横浜市の窓口に沿って相談(対象動物・条件を確認)
  4. 自力は「餌・水・隠れ場所を減らす」「届く範囲の簡易封鎖」まで
  5. 天井裏・壁の中が濃い/再発が続くなら、調査で範囲確定(見積書は内訳と条件を揃える)

最終判断のコツは「安いか」より「再発しにくいか」

害獣は、追い出しや捕獲だけで終わりにくいことがあります。

比較の軸を「侵入口封鎖の範囲」と「保証条件」に置くと、後で困りにくいです。

見積もりは、作業前に追加条件まで書面で揃えるだけで、判断がかなりラクになります。

全国対応3社の使い分け(迷ったときの結論)

  • 封鎖・保証まで含めて整理して、早く落ち着かせたい → 駆除ザウルス
  • 比較して納得して決めたい(相見積もりの受け皿) → 害獣駆除屋
  • 急ぎ・正体が不明で、まず状況整理したい → 害獣駆除110番
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