シロアリ駆除名古屋ガイド|相場とおすすめ業者の選び方

シロアリ駆除名古屋ガイド|相場とおすすめ業者の選び方

名古屋のシロアリ駆除はいくらぐらいが相場?

うちのエリアでもすぐ来てくれる業者はいる?

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

名古屋市は温暖で湿度も高く、シロアリの発生リスクが高い地域とされています。

特に梅雨〜夏場にかけて被害報告が増え、気付いたときには床下だけでなく柱や土台まで進行していた……というケースも少なくありません。

本記事では、名古屋エリア(名古屋市と周辺市町)でシロアリ駆除を検討している方向けに、

  • 名古屋特有のシロアリ事情と被害リスク
  • 木造一戸建ての駆除費用相場(工法別の目安)
  • 名古屋での業者選びのコツと同条件3社比較のやり方
  • 調査〜施工当日の流れ・かかる日数
  • 名古屋市・愛知県で利用できる相談窓口や補助制度

まで、専門用語をかみくだきながら名古屋向けに整理しました。

この記事の結論
  • 名古屋はヤマトシロアリ+イエシロアリが生息する高リスク地域。放置すると一軒家全体に被害が及ぶ可能性があります。
  • 木造一戸建ての駆除費用は「1階床の坪数×単価+諸費用+保証条件」で決まり、工法や保証をそろえたうえで比較することが大切です。
  • ネットワーク型(害虫駆除110番)・比較相談型(害虫駆除屋)・シロアリ専門ネットワーク(シロアリ110番)を組み合わせて、同条件3社比較をすると失敗しにくくなります。
目次

シロアリ駆除|名古屋のシロアリ事情と被害リスク

シロアリ駆除|名古屋のシロアリ事情と被害リスク

名古屋はなぜシロアリ被害が出やすい?

名古屋市は太平洋側の温暖で雨の多い気候で、梅雨〜夏場にかけて湿度が高くなりやすい地域です。

中部地方の中でも、ヤマトシロアリに加えて、より被害が大きいイエシロアリが生息するエリアに含まれています。
(中部地方の東海側にはヤマトシロアリとイエシロアリがともに生息するとされています。)

シロアリは「暖かくて湿った環境」が大好きです。名古屋市内でも、

  • 築年数が20〜30年以上経っている木造住宅
  • 床下の風通しが悪い家(地面が土のまま・収納が多いなど)
  • 雨漏り・配管のにじみ・結露などでいつも湿っている場所がある家

では、とくに被害が出やすくなります。

シロアリは静かに木材の中を食べ進めるため、表面からは気付きにくく、羽アリの大量発生や床の沈みなど「目に見える変化」が出たときには、すでにある程度進行していることも多いです。

名古屋で多いシロアリの種類(ヤマト/イエシロアリ)

名古屋周辺で建物被害の原因となる代表的なシロアリは、

  • ヤマトシロアリ:北海道北部を除く日本各地に広く分布。湿った浴室・キッチンまわりの床下を好み、被害速度は比較的ゆっくり。
  • イエシロアリ:関東以西の太平洋岸など温暖な沿岸部に生息。水を運ぶ能力があり、巣の規模も大きく、建物全体に被害が及びやすい強敵。

中部地区しろあり対策協会の資料でも、この地域で建築物を加害する代表種はヤマトシロアリとイエシロアリとされています。

イエシロアリは、床下だけでなく、壁の中や天井裏に大きな巣を作ることもあり、被害が進むと「家全体の耐久性」に関わるレベルになることも。

名古屋はこのイエシロアリの分布域に入るため、早めの点検と対策が重要になります。

被害が出やすい家の条件と、早めに気付きたいサイン

名古屋で被害相談が多いのは、次のような条件が重なっているお宅です。

  • 築20年以上で、一度もシロアリ防除(予防施工)をしていない
  • 1階の和室・浴室・キッチンの床がひんやり&ジメジメしている
  • 庭木やウッドデッキが地面に近く、腐りかけている部分がある
  • 過去に雨漏りや配管からの水漏れがあったが、そのままになっている

また、以下のような「シロアリかもしれないサイン」があれば、名古屋のような高リスク地域では早めに点検を受けてください。

  • 春〜初夏、窓まわりや玄関から黒っぽい羽アリが大量に出てきた
  • 床を歩くと「フカフカ」「ギシギシ」と沈む場所がある
  • 基礎や束柱に、土でできたトンネル状の筋(蟻道)が付いている
  • 障子やふすまの建て付けが急に悪くなった

これらはいずれも、実際の被害がかなり進んでから気付かれることも多い症状です。

「あれ?」と思ったら、写真を撮って専門業者に見せると話が早くなります。

名古屋のシロアリ駆除費用相場|木造一戸建てのめやす

名古屋のシロアリ駆除費用相場|木造一戸建てのめやす

名古屋のシロアリ駆除費用は、基本的には全国と同じ考え方で決まります。

ポイントは次の3つです。

  • 1階床の面積(坪数・㎡)
  • 工法(バリア工法/ベイト工法/併用)
  • 保証年数と点検費(有無・回数)

ここでは、名古屋エリアの木造一戸建て(20〜30坪程度)をイメージした「実務的な目安」を整理します。

詳しい全国相場の考え方は、別記事「シロアリ駆除の費用相場(工法×坪数の目安と見積り比較のコツ)」でも解説しています。

バリア工法・ベイト工法のざっくり相場感

あくまで目安ですが、名古屋エリアの木造一戸建てでよく見かけるレンジは次の通りです(1階床20〜30坪前後、一般的な条件の場合)。

スクロールできます
条件バリア工法(薬剤散布・注入)ベイト工法(監視・駆除型)
20坪前後(約66㎡)おおよそ 12〜18万円前後(施工密度・外周処理の有無で増減)初年度 18〜24万円前後+2年目以降は年5〜7万円程度の管理費が目安
30坪前後(約99㎡)おおよそ 18〜25万円前後(基礎形状・床下の入りやすさで変動)初年度はステーション数が増えるぶん高めになり、5年総額で20〜35万円台に収まるケースが多い

イエシロアリの被害が疑われるケースでは、被害範囲が広くなるため、上記のレンジより高くなることもあります。

その場合は「どこまでの範囲を、どの工法で、何年保証するのか」を具体的に確認しましょう。

名古屋エリアの見積り例と、チェックしたいポイント

同じ名古屋市内でも、

  • 床下の高さ・基礎の形(布基礎/ベタ基礎)
  • 駐車スペースの有無(近隣コインP利用の必要性)
  • 被害の進行度(予防中心か、すでに被害が出ているか)

によって見積額は変わります。

見積書では次の点をチェックしてください。

  • 「数量×単価=小計」が合っているか(㎡・m・箇所などの単位が明記されているか)
  • バリア工法なら、穿孔ピッチ・本数・薬剤名と希釈倍率・使用量(L)が書かれているか
  • ベイト工法なら、ステーション数・巡回頻度・年次管理費がきちんと分かれているか
  • 諸費用(出張費・駐車場代・養生費など)が別立てで示されているか
  • 保証年数と、再発時の無償範囲・点検費の有無が明記されているか

相場より高い・安い見積りはどう見る?

相場感を知っておくと、「極端に安い」「やけに高い」見積りの理由が見えやすくなります。

  • 明らかに安い場合:施工範囲が狭い、穿孔密度が粗い、保証年数が短い/点検費が別になっている…など、どこかで条件が削られていないか確認。
  • 高めに見える場合:外周処理や防腐・防カビ、調湿材などオプションが多く含まれていないかチェック。ただし、高リスク住宅では必要な提案の場合もあります。

名古屋のようなイエシロアリリスクのある地域では、「安さ」よりも「密度・保証・報告書」のバランスが重要です。

次の章で、名古屋での業者選びのコツと、同条件3社比較のやり方を整理します。

名古屋でシロアリ駆除業者を選ぶコツ|同条件3社比較のすすめ

名古屋でシロアリ駆除業者を選ぶコツ|同条件3社比較のすすめ

名古屋はシロアリ被害のリスクが高いぶん、「どの業者に頼むか」で安心感が大きく変わります。

とはいえ、ネット検索だけでは情報がバラバラで、何を基準に選べばいいか分かりにくいですよね。

ここでは、名古屋でシロアリ駆除業者を選ぶときにチェックしたいポイントと、害虫駆除110番・害虫駆除屋・シロアリ110番の役割分担を整理します。

名古屋で業者を選ぶときに見るポイント

  • 名古屋エリアの対応実績:名古屋市内・近郊での施工実績があり、地盤・気候を踏まえた提案をしてくれるか。
  • 工法と保証の説明:バリア工法/ベイト工法の違いと、保証年数・点検費について「なぜその条件なのか」を説明してくれるか。
  • 見積りの内訳:㎡・m・箇所などの数量と単価が明記され、諸費用やオプションが別立てになっているか。
  • 報告書の内容:施工前後の写真・位置図・使用薬剤・保証書など、あとから見返せる資料を出してくれるか。
  • 口コミ・対応の印象:連絡時の説明が分かりやすく、質問への回答が具体的かどうか(「とりあえず大丈夫です」だけで終わらないか)。

これらは電話やフォーム相談の時点でもある程度チェックできます。

「名古屋市○○区での施工例はありますか?」「保証と点検費はどうなりますか?」など、気になる点は遠慮なく聞いてみてください。

害虫駆除110番・害虫駆除屋・シロアリ110番の役割

本記事で紹介している3社(サービス)は、それぞれ得意な役割が少しずつ異なります。

ざっくりまとめると次のようなイメージです。

スクロールできます
項目害虫駆除110番害虫駆除屋シロアリ110番
タイプ総合窓口型
(24時間・最短即日)
比較相談型
(同条件3社の相見積り)
シロアリ専門ネットワーク型
想定シーン「まず状況を聞いてほしい」「今日〜明日にでも調査してほしい」「名古屋エリアで同条件の見積りを横並びで比べたい」「シロアリ専門の担当者にじっくり相談したい」
対応エリア全国(名古屋市・愛知県も対応)全国(提携会社ネットワーク)全国(加盟店により条件差)
料金のイメージ虫種・規模により要見積り同じ条件で複数社の見積りを比較例:1,320円/㎡・66㎡以下88,000円〜(税込・目安)
比較のしやすさ◯(総合窓口で条件整理しやすい)◎(同条件の見積りを横並び比較)◯(条件をそろえれば比較しやすい)
名古屋での使い分け急ぎのトラブル時の「まずは相談窓口」として名古屋エリアで3社の相見積りを取りたいとき専門的な工法や保証の相談をしたいとき
※料金・対応エリア・保証条件は拠点や提携先により異なります。詳しくは各申込みページの最新情報をご確認ください。

おすすめは、同条件テンプレを使って3社以上から見積りを取り、「密度・保証・報告書・価格」を横並び比較することです。

名古屋のようなリスクの高いエリアでは、1社だけの提案で即決するよりも、複数案を比べてから決めたほうが、結果的に満足度が高くなるケースが多いです。

シロアリ駆除名古屋|現地調査〜駆除当日の流れとスケジュール

シロアリ駆除名古屋|現地調査〜駆除当日の流れとスケジュール

シロアリ駆除は「電話したらすぐ薬をまく」というイメージを持たれがちですが、実際には、現地調査→見積り→契約→施工→報告・保証という流れで進みます。

名古屋の一般的なケースをイメージしながら、ステップごとに見ていきましょう。

1. 相談・問い合わせ(当日〜数日)

まずは相談フォームや電話で、「名古屋市○○区・木造一戸建て・築○年・被害の疑いがある場所」などを伝えます。

羽アリや蟻道の写真があれば、あわせて送っておくと話が早くなります。

  • 希望日時を2〜3候補出しておく(平日/土日・午前/午後など)
  • 駐車スペースの有無(コインP利用の可能性)を伝える
  • 過去にリフォームや雨漏り修理をした箇所があれば共有する

2. 現地調査・点検(約1〜2時間)

当日は、床下点検口から床下を確認し、必要に応じて屋外や天井裏もチェックします。

名古屋エリアでは、ヤマトシロアリかイエシロアリか、被害範囲がどこまで広がっているかを見極めることが重要です。

調査時に確認しておきたいポイントは、次の通りです。

  • 被害箇所・蟻道・巣の有無(写真を撮らせてもらう)
  • 提案される工法(バリア/ベイト/併用)の理由
  • 施工が難しい場所があるかどうか(床下の高さ・基礎形状)

調査後、その場で概算を教えてくれる場合もあれば、後日見積書として届く場合もあります。

3. 見積り比較・契約(数日〜1週間)

見積書が出そろったら、同じ条件で並べて比較します。

  • 工法(バリア/ベイト)、施工範囲、保証年数がそろっているか
  • 「数量×単価=小計」が分かるか(㎡・m・箇所など)
  • 諸費用・オプション・点検費が別立てになっているか
  • 5年総額(初年度+年次管理費×4年)で比べるとどうか

名古屋では、イエシロアリ対策として施工密度を高めに設定するケースもあります。

そのぶん費用は上がりますが、「なぜその密度なのか」「どこまでを保証するのか」が納得できるかどうかを優先して判断しましょう。

4. 駆除施工当日(半日〜1日程度)

施工当日の流れは、工法によって多少異なりますが、バリア工法の場合はおおむね次のようなステップです。

  • 作業前説明:当日の工程・使用薬剤・注意点の説明を受ける
  • 養生・穿孔:床材や壁に穴をあける箇所の養生、基礎や土壌への穿孔
  • 薬剤注入・散布:床下・土壌・基礎に薬剤を注入/散布し、バリア層を作る
  • 封鎖処理:配管まわりやひび割れなど侵入経路になりそうな箇所を封鎖
  • 復旧・片付け:穿孔部の補修、掃除、工具類の撤去

ベイト工法の場合は、建物外周にステーション(餌箱)を設置し、一定期間ごとに点検・薬剤交換を行う「管理型」の流れになります。

5. 引き渡し・報告書・保証

施工後は、写真・位置図・使用薬剤・保証内容がまとまった報告書をもらえるか確認しましょう。

  • 施工前後の写真(同じアングルで撮影されているか)
  • どこに薬剤を打ったか分かる位置図・数量
  • 保証期間・再発時の無償範囲・点検回数と料金

報告書は、数年後に保証を使うときや、家を売却・リフォームするときの資料にもなります。

名古屋のようにイエシロアリリスクのあるエリアでは、将来のためにも大切に保管しておきましょう。

「どこに相談すればいいか分からない…」という場合は、次の3つを基準に選ぶとスムーズです。

シロアリ駆除|名古屋市・愛知県で使える相談窓口と補助制度

シロアリ駆除|名古屋市・愛知県で使える相談窓口と補助制度

「シロアリ駆除に補助金は使えないの?」という質問もよくありますが、結論から言うと、名古屋市としてシロアリ駆除に特化した補助金は原則ありません

全国的にも、シロアリ駆除そのものを対象にした自治体補助はごく一部で、名古屋市は「補助金なし」という扱いになっています。

※ただし、制度は変わる可能性があるため、最終的には必ず名古屋市や愛知県の公式情報をご確認ください。

愛知県しろあり対策協会などの専門相談窓口

「いきなり業者に電話するのは不安」「中立的な団体にも相談しておきたい」という場合は、愛知県しろあり対策協会のような業界団体も選択肢になります。

  • 愛知県内のシロアリ防除業者で構成される団体
  • しろあり防除施工士のいる会員業者を紹介してもらえる
  • 名古屋エリアに詳しい事業者の情報を得やすい

こうした団体の会員業者は、一定の基準を満たした専門業者であることが多く、「どこに頼んでいいか全く分からない」というときの目安になります。

リフォーム・除却工事で補助対象になるケース

シロアリ駆除そのものには補助金が出なくても、被害が進行して大規模な修繕や建て替えが必要になった場合、一部の工事が別の制度の対象になることがあります。

  • 老朽化した木造住宅の除却(解体)に対する助成制度
  • 耐震改修や大規模リフォームに対する補助制度

名古屋市でも、老朽化した木造住宅の除却費用を一部助成する制度が用意されており、「シロアリ被害だけ」を対象とはしていないものの、結果としてシロアリ被害で傷んだ建物の除却に使われるケースもあります。

ただし、補助の対象になる条件(築年数・構造・危険度・エリアなど)はかなり細かく決まっているため、

  • 名古屋市の住宅関連部署
  • 愛知県しろあり対策協会
  • リフォーム会社・建築士

などに、「シロアリ被害を含む修繕や建て替えを検討している」と伝えたうえで、使えそうな制度があるか確認してみてください。

税控除・保険・業者保証をチェック

自治体の補助が難しい場合でも、次のような手段で負担を抑えられることがあります。

  • 雑損控除:災害に準じるレベルの被害では、条件を満たせば確定申告で雑損控除の対象になる可能性があります。
  • 火災保険:シロアリそのものは対象外のことが多いですが、雨漏りなど別の事故との関係で一部の修繕がカバーされるケースも。
  • 業者の保証制度:5年保証・無料点検・再発時無償再施工など、駆除費用に含まれるアフターサービス。

※税金・保険の扱いはケースごとに異なります。実際に申告・請求する際は、税務署・保険会社・専門家に必ず確認してください。

名古屋のシロアリ駆除でよくある質問(FAQ)

名古屋のシロアリ駆除でよくある質問(FAQ)
名古屋では、シロアリ駆除をお願いするベストシーズンはいつですか?

シロアリ駆除は「気付いたときがベストタイミング」です。名古屋では春〜初夏に羽アリがよく飛びますが、被害は1年中進行します。

羽アリや蟻道を見つけた、床がフカフカするなどのサインがあれば、季節を問わず早めに点検を受けてください。

予防施工の場合は、湿気がたまりやすい梅雨前〜秋口にかけて予定を組む方が多いです。

現地調査だけお願いしても大丈夫?点検費用はかかりますか?

多くの業者では、名古屋エリアでも「現地調査・見積りは無料」というケースが一般的です。

ただし、遠方エリアや特殊な建物の場合は調査費がかかることもあります。

問い合わせの際に「調査費や見積り費はかかりますか?キャンセルした場合の料金は?」と必ず確認しておきましょう。

イエシロアリかどうか、素人でも見分けられますか?

羽アリの色や大きさ、飛ぶ時期などである程度の目安はありますが、写真だけで完全に見分けるのは難しいです。

名古屋はイエシロアリの生息域に入るため、「羽アリが大量発生した」「床が大きく沈む」「壁の中からカサカサ音がする」といった症状があれば、種類の判定も含めて専門業者に見てもらうのが確実です。

DIYのシロアリ駆除薬で対応しても大丈夫でしょうか?

市販の薬剤で一時的に活動を抑えることはできますが、巣の壊滅や再発防止まで考えると限界があります。

特に名古屋のようにイエシロアリのリスクがある地域では、「表面だけ薬をかけて安心してしまい、巣が温存される」というケースが危険です。

床下や構造部分に関わる駆除は、基本的に専門業者への依頼をおすすめします。

一度シロアリ駆除をすれば、もう二度と心配しなくて良いですか?

残念ながら、「一度駆除すれば一生安心」とは言い切れません。薬剤の効果には期限があり、周囲の環境や建物の状態が変われば、再侵入のリスクもあります。

多くの業者は5年保証や定期点検をセットにしており、そのタイミングで再点検・再施工を検討します。

名古屋のような高リスクエリアでは、「5年ごとに点検」が一つの目安と考えてください。

名古屋のシロアリ駆除は「条件固定→3社比較」が近道

名古屋のシロアリ駆除は「条件固定→3社比較」が近道

最後に、本記事のポイントをまとめます。

  • 名古屋はヤマトシロアリ+イエシロアリが生息する高リスクエリアで、築年数が経った木造住宅や湿気の多い家はとくに注意が必要です。
  • 費用相場は「1階床の坪数×単価+諸費用+保証条件」で決まり、工法(バリア/ベイト)と保証・点検費をそろえたうえで比較することが大切です。
  • 見積りは総額だけでなく、「数量×単価=小計」「施工範囲」「使用薬剤」「保証内容」「報告書の有無」を横並びでチェックしましょう。
  • シロアリ駆除単体での自治体補助は原則期待できないため、早期発見と予防、業者の保証制度を活用することが現実的なコストダウンにつながります。
  • 迷ったときは「総合窓口」「比較相談」「シロアリ専門」の3タイプを組み合わせ、同条件テンプレで3社以上から見積りを取るのが、名古屋ではもっとも失敗しにくい方法です。

「被害が進んでからまとめて直す」ほど、費用も工期も大きくなりがちです。羽アリや床の違和感など、少しでも気になるサインがあれば、写真を撮って専門業者に相談してみてください。

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