
シロアリ駆除の業者一覧がたくさん出てきて……。
どの「シロアリ 駆除 業者 一覧」を信じて選べばいいのか分かりません。



シロアリ110番や害虫駆除110番、害虫駆除屋も気になるけれど、
一覧やランキングをどう使って、何社くらいに見積もりを取ればいい?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
「シロアリ 駆除 業者 一覧」で検索すると、シロアリ駆除のランキングや比較サイト、全国の業者リストがずらりと並びます。
一方で、どれが広告なのか、公的な情報なのか、地元の専門業者なのかが分かりにくく、「結局どこに頼めばいいのか決められない……」と感じる人も多いはずです。
結論からいうと、一覧やランキングは「知らなかった業者やサービスを知るための入口」としてはとても便利ですが、それだけを根拠に1社に決めてしまうのはリスクがあります。
シロアリ駆除は一度の工事で数十万円規模になることもあり、やり直しも簡単ではありません。
だからこそ、「業者の種類」「公的リストの有無」「見積もりの内容」を押さえつつ、複数社を比較することが重要です。
この記事では、シロアリ駆除業者の種類別に「一覧の見方」を整理しながら、公的な協会リストの使い方、おすすめの全国対応3社(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋)の特徴、そして今日からできる準備チェックリストや問い合わせテンプレまで、順番に解説していきます。
読み終えるころには、「自分の家に合いそうな候補業者」と「具体的な問い合わせのステップ」がイメージできる状態を目指します。
- ネット上の「シロアリ 駆除 業者 一覧」やランキングは、あくまで候補を拾うためのスタート地点であり、それだけで1社に即決するのはおすすめできません。
- シロアリ駆除業者には「全国対応の専業大手」「紹介サービス(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋など)」「協会リスト掲載の専門業者」「地元密着の工務店・リフォーム会社」など、いくつかの種類があります。
- 一覧から候補を出したら、料金(おおよその㎡単価)や保証年数、協会加盟・実績、説明の分かりやすさをチェックして、最低3〜4社に無料調査・見積もりを依頼して比較するのが安全です。
- 迷ったら、全国対応の「シロアリ110番」「害虫駆除110番」「害虫駆除屋」の3社+地元1社で一覧を作り、同じ条件で見積もりを取り比べると、相場外の高額請求や内容不明な契約を避けやすくなります。
シロアリ駆除業者を「一覧」で探す前に知っておきたいこと


まずは、「シロアリ 駆除 業者 一覧」を眺める前に押さえておきたい前提から確認していきます。
ここを理解しておくと、同じ一覧やランキングでも「どこに注意して見るべきか」がはっきりしてきます。
なぜシロアリ駆除は「業者選び」が重要なのか
シロアリ被害は、床下や基礎、柱の内部など見えないところで静かに進みます。
そのため、
- 被害がどこまで広がっているのか
- どこまで駆除・予防処理をすべきか
- どの薬剤を、どの方法で、どの範囲に使用するのか
といった判断は、現地調査をした業者の説明に大きく依存します。
ここで判断や説明が曖昧だと、
- 本来不要だった場所まで高額な施工をされてしまう
- 逆に、本当に必要な補修や再施工が十分に行われない
といったリスクが出てきます。
また、シロアリ駆除は「その場しのぎ」ではなく、5〜10年程度の再発保証が付くケースもあるため、保証内容とアフターフォローの体制も非常に重要です。
つまり、「どの業者を選ぶか」で、
- 支払う金額(初期費用+将来の修繕費)
- 施工後の安心感(再発時の対応・保証)
が大きく変わります。
だからこそ、「一覧で上位だから」「有名そうだから」という理由だけで決めるのではなく、各社の立ち位置や説明内容を比較することが欠かせません。
シロアリ駆除業者の主な種類をざっくり把握しておく
一口に「シロアリ駆除業者」といっても、実際にはいくつかのタイプに分かれます。
ざっくり分類すると、次のようなイメージです。
- 全国対応の専業大手:シロアリ・害虫防除をメインに全国展開している会社。支店や営業所が多く、保証や施工マニュアルが整っていることが多い。
- 紹介・受付サービス:「シロアリ110番」「害虫駆除110番」「害虫駆除屋」など、ユーザーからの相談を受けて、条件に合う加盟店・提携業者を紹介する窓口型サービス。
- 協会リスト掲載の専門業者:日本しろあり対策協会などの団体に加盟している地域のシロアリ防除業者。
- 地元の工務店・リフォーム会社:住宅の建築やリフォームと一緒に、シロアリ防除や床下の点検を提供している会社。
ネット上の「シロアリ 駆除 業者 一覧」は、これらがごちゃ混ぜに並んでいることが多く、ぱっと見では違いが分かりません。
本記事では、後の章でそれぞれのメリット・デメリットや使い分け方も整理していきます。
ランキングサイトや「シロアリ 駆除 業者 一覧」の限界と上手な使い方
検索結果の上位に出てくるシロアリ業者の一覧・ランキングは、多くがアフィリエイト(成果報酬型広告)を前提としたサイトです。
それ自体が悪いわけではありませんが、次の点には注意しておきましょう。
- 運営者情報や、ランキングの基準・選定理由が公開されているか
- 上位がすべて紹介料の発生するサービスだけで占められていないか
- 公的な協会リストや地元業者への言及もあり、視野が偏っていないか
一覧やランキングは、「知らなかったサービス名を知る」「候補を3〜4社まで絞る」場面では非常に役立ちます。
ただし、そこで挙げられている業者やサービスについては、
- 公式サイトや口コミで、料金・保証・施工内容を再確認する
- 協会リスト・地元の工務店・他の比較サイトなど、別の情報源と照らし合わせる
といった一手間をかけることで、偏った情報に振り回されにくくなります。
全国対応のシロアリ駆除業者一覧(代表的な会社の見方)


ここからは、「全国どこからでも相談できるシロアリ関連サービス」にフォーカスして、一覧を見るときのポイントを整理していきます。
具体的な会社名はあくまで例ですが、「こういうタイプの業者がある」というイメージづくりに役立ててください。
全国展開する専業大手の例と、一覧で見るときのポイント
まず、シロアリ防除や住宅メンテナンスを主軸に、全国各地に支店・営業所を持つ専業大手があります。
例としては、
- シロアリ・床下対策を中心に全国展開している専業防除会社
- 清掃・家事代行なども行う大手サービス会社のシロアリ部門
- 太陽光発電やリフォームも手がける住宅メンテナンス会社 など
こうした専業大手が一覧に出てきたときは、次のような点をチェックしてみてください。
- 自分の地域に支店や営業所があるか(対応エリア)
- シロアリ専業に近い会社か、総合メンテ系の一部門か
- 施工保証が何年付くのか、再発時の対応はどうなっているか
- 料金が「一式◯円」ではなく、㎡単価やプラン内容として説明されているか
全国大手の見積もりは、地元専門業者や紹介サービスからの見積もりと比べるための「物差し」としても役立ちます。
同じ条件で複数社に見積もりを取ることで、「この金額は相場から見てどうか」「どこまでやってくれるのか」が見えてきます。
全国対応の受付・紹介窓口サービスの例(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋)
自分で一社ずつ探すのが大変なときは、「受付窓口型」の全国サービスを一覧に入れておくと便利です。
この記事では、次の3つを押さえておけば十分です。
| サービス名 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| シロアリ110番 | シロアリに特化した相談窓口。全国の加盟店ネットワークから、シロアリ駆除に対応できる業者を紹介してもらえる。現地調査・見積もりが無料のエリアが多い。 | 「まずはシロアリ専門の窓口で話を聞きたい」「シロアリだけをじっくり相談したい」人向け。 |
| 害虫駆除110番 | ゴキブリ・ハチ・ムカデなども含めた総合害虫の相談窓口。シロアリ被害かどうか分からないときでも相談しやすい。 | 「シロアリ以外の害虫も気になっている」「家の害虫全体をまとめて相談したい」人向け。 |
| 害虫駆除屋 | 同じ条件で複数業者の見積もりを取り比べたい人向けのサービス。対応エリア内の複数業者から見積もりを集めて比較しやすい。 | 「1社だけで決めたくない」「料金や内容を横並びで比較したい」人向け。 |
いずれも全国対応で、基本的には現地調査・見積もりが無料(※一部地域・条件で異なる場合あり)という前提で使えるため、
- 相場感をつかむ
- 他社との比較材料を作る
といった目的で「シロアリ 駆除 業者 一覧」に入れておくと使いやすい窓口です。
一覧から候補を出すときは、次の組み合わせをひとつの目安にしてみてください。
この3サービスに加えて、協会リストに載っている地元の専門業者や、信頼できる工務店を1社ほど候補に入れておくと、「全国サービス+地元業者」のバランスが取りやすくなります。
次の章では、日本しろあり対策協会など、公的・団体のシロアリ駆除業者一覧リストの使い方と、全国サービスとどう組み合わせればよいかを見ていきます。


公的・団体のシロアリ駆除業者一覧リストの使い方


「広告主体のランキングだけでは不安だから、もう少し中立な情報も見たい」というときに頼りになるのが、公的な団体や業界団体が公開している業者リストです。
ここでは代表的な例として、日本しろあり対策協会と、JAなどが関わる一覧の使い方を整理します。
日本しろあり対策協会の会員名簿で地元業者を探す
シロアリ防除の分野でよく名前が挙がるのが、公益社団法人 日本しろあり対策協会です。
協会のホームページでは、「会員名簿」から地域別に登録業者を検索できるようになっています。
会員名簿を見るときは、次のポイントを意識すると便利です。
- 自分の都道府県・市区町村にある会員業者の名前をメモする
- 業者名で検索し、ホームページがある場合は施工内容や料金例を確認する
- 協会登録番号や「しろあり防除施工士」の在籍などが明記されているかを見る
協会会員だから絶対に安心、というわけではありませんが、少なくとも「シロアリ対策を専門的に扱っている」「一定の基準を満たして登録している」という目安にはなります。
全国対応のサービスだけでなく、こうした協会リストもあわせてチェックしておくと、「地元の選択肢」も視野に入りやすくなります。
JAグループなどが紹介する施工店リストの特徴
地域によっては、JA(農協)グループや住宅関連の団体が、シロアリ防除の施工店を紹介するページを持っていることもあります。
たとえば、
- JAが取り扱う防除システム・薬剤に対応した施工店一覧
- 住宅保証会社や保険会社が提携する防除業者リスト
といった情報です。
これらは「その団体が一定の基準で提携している業者」であることが多く、まったく情報のない業者をゼロから探すよりも安心材料になりやすいでしょう。
ただし、公的・準公的なリストであっても、
- 掲載されている業者の数が限られている(=それ以外がダメという意味ではない)
- 料金や保証の条件は、それぞれの業者と個別に確認する必要がある
といった点は変わりません。
あくまで「候補の一つとして使う」イメージで活用するとバランスが取りやすくなります。
公的リストと全国サービス・ランキングの上手な組み合わせ方
ここまで見てきたように、「シロアリ 駆除 業者 一覧」といっても、
- 全国対応の受付・紹介サービス(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋 など)
- シロアリ専業の大手・中堅企業
- 日本しろあり対策協会などの会員名簿
- JAや住宅関連団体が紹介する施工店リスト
- アフィリエイト主体のランキング・比較サイト
といったさまざまな情報源が存在します。ひとつの一覧だけに頼るのではなく、
- 全国対応の受付サービス(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋)を「相場感チェック」と「比較の土台づくり」に使う
- 協会リストやJA関連の情報から、地元の専門業者・工務店の名前を拾っておく
- ランキングサイトは「知らなかったサービス名を知る」「条件の整理」にだけ使う
という組み合わせ方にすると、それぞれの長所を取り入れつつ、偏った情報に振り回されにくくなります。
次の章では、一覧から候補を絞るときに役立つチェックポイントをまとめていきます。
シロアリ駆除業者一覧から候補を絞るポイント【チェックリスト】


ここからは、実際に「シロアリ 駆除 業者 一覧」を見ながら候補を3〜4社に絞るときのチェックポイントを整理します。
すべてを完璧にこなす必要はありませんが、次の項目を意識するだけでも、極端に高い見積もりや不十分な説明を避けやすくなります。
料金(㎡単価)と見積もりの内訳を確認する
シロアリ駆除の料金は、建物の構造や施工方法によって変わりますが、多くの業者が「床面積◯㎡あたりいくら」という形で㎡単価を提示しています。
見積もりの段階では、次のような点を確認しておきましょう。
- 見積書に「施工面積(㎡)」と「㎡単価」が明記されているか
- 床下処理・土壌処理・木部処理など、どこまでの範囲を含んだ金額なのか
- 調査費・出張費・諸経費などが別途かからないか
- リフォームや大工工事(腐った床の補修など)が含まれているかどうか
「一式◯◯万円」とだけ書かれている見積もりは、相場と比較しづらく要注意です。
同じ条件で複数社から見積もりを取る場合は、
- 建物の延べ床面積・築年数・構造(木造/鉄骨造など)
- 被害が気になる場所(玄関・水回り・和室など)
といった情報をあらかじめ整理しておき、なるべく同じ条件で見積もりを出してもらうと比較がしやすくなります。
保証年数・再発時の対応・使用薬剤の説明を聞く
料金だけでなく、「施工後のフォロー」がどうなっているかも重要です。
見積もりや現地調査の場では、次のような点を質問してみてください。
- 施工後の保証年数は何年か(例:5年保証など)
- 保証期間中に再発した場合、どこまで無償で対応してもらえるのか
- 使用する薬剤の種類と、安全性に関する説明(人やペット、臭い、シックハウスなど)
- 床下に入れない場所などがある場合の代替処理方法
これらを丁寧に説明してくれる業者ほど、施工内容に自信を持っていることが多いです。
逆に、「大丈夫ですから」「みんなこれでやってます」のように具体性の薄い回答しか返ってこない場合は、慎重に検討した方がよいでしょう。
協会加盟・実績・口コミなど信頼性の目安をチェックする
最後に、業者の信頼性をざっくり判断する材料として、次のようなポイントも見ておくと安心です。
- 日本しろあり対策協会などの団体に加盟しているか
- ホームページに施工事例や写真、対応エリアがきちんと掲載されているか
- 見積もりや現地調査の担当者が、質問に対して分かりやすく答えてくれるか
- 口コミサイトやレビューに極端な悪評が集中していないか(※口コミはあくまで参考程度に)
完全無欠な業者を探す必要はありませんが、「説明が分かりづらい」「契約を急がせる」「他社の悪口ばかり言う」といった業者は、一覧から候補を外してもよいサインです。
ここまでのチェックポイントを踏まえて、
- 全国対応の窓口(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋)から2〜3社
- 協会リストなどから見つけた地元の専門業者・工務店を1〜2社
という組み合わせで、合計3〜4社に無料調査・見積もりを依頼するのがおすすめです。
同じ条件で見積もりを取れば、料金や説明内容の違いが見えやすくなります。
次の章では、実際にどの窓口をどう使うかという視点から、「シロアリ110番」「害虫駆除110番」「害虫駆除屋」の特徴と使い分け方をもう少し具体的に見ていきます。
シロアリ駆除業者に迷ったら「全国3サービス+地元1社」に無料相談して比較


ここまで見てきたように、「シロアリ 駆除 業者 一覧」には全国サービスから地元の専門業者まで、さまざまな選択肢があります。
実際に行動する段階では、次のようなイメージで候補を整理するとスムーズです。
合計3〜4社に無料調査・見積もりを依頼し、「料金」「保証」「説明の分かりやすさ」を比べていくのが、もっとも現実的でリスクの少ない進め方です。
問い合わせ〜契約までの大まかな流れ
- シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋の中から、自分に合いそうな窓口を2サービスほど選び、無料相談・現地調査を依頼する。
- 同じタイミングで、協会リストなどから見つけた地元業者1〜2社にも、現地調査と見積もりを依頼する。
- 各社の調査結果と提案内容(施工範囲・使用薬剤・保証年数・料金)をメモし、表にして比較する。
- その場での即決は避け、一度持ち帰って家族と相談する。必要であれば、気になった点を再度質問する。
- 「説明が納得できる」「料金と保証のバランスが良い」「対応に安心感がある」と感じた1社と契約する。
特に、「今日契約してくれたら◯万円値引き」「今決めないとこの金額は出せません」といった強い営業トークがある場合は、一度持ち帰って冷静に考えることをおすすめします。
シロアリ駆除は急いだ方がいいケースもありますが、「一晩も考える余地がないほど切迫している」ことは多くありません。
問い合わせ時に伝えておきたいポイント(メモ用テンプレ)
電話や問い合わせフォームで相談するときに、あらかじめ次の情報をメモしておくと話が早くなります。
- 建物の種類(戸建て/集合住宅など)、築年数、構造(木造/鉄骨造など)
- これまでにシロアリ防除やリフォームをしたことがあるか
- シロアリかもしれない症状(羽アリ・床のきしみ・蟻道・木くず など)
- 気になる場所(玄関まわり、キッチン・浴室、和室の畳まわり など)
- いつ頃から症状に気づいたか
問い合わせフォームにそのまま使える、簡単な文章イメージは次の通りです。
【建物について】
・木造2階建て戸建て/築◯年/延べ床面積◯㎡(おおよそでOK)
【気になっている症状】
・◯月ごろから、玄関付近の床がフカフカする
・梅雨時期に、浴室近くで羽アリのような虫を見かけた
【希望したいこと】
・一度現地調査と見積もりをお願いしたい
・シロアリ被害かどうかの確認と、必要な場合の駆除・予防の費用感を知りたい
以上の内容でご対応いただけるか、折り返しご連絡いただけますでしょうか。
このように整理して伝えることで、各サービスのオペレーターや担当者も状況を把握しやすくなり、調査当日の説明もスムーズになります。
今日からできる|シロアリ被害を悪化させないセルフチェックとNG行動


「まだ業者に頼むほどではないかも」と感じていても、シロアリ被害が進んでいる可能性はゼロではありません。
ここでは、今日からできる簡単なセルフチェックと、やってはいけないNG行動をまとめておきます。
自宅でできる簡単セルフチェック
- 玄関や勝手口まわりの床を踏んだとき、フカフカ・ギシギシする場所がないか
- 浴室・洗面所・キッチンなど、水回りの床や巾木に、浮き・変色・膨らみがないか
- 基礎の表面や床下への点検口付近に、土でできた筋(蟻道)がないか
- 春〜初夏にかけて、同じ場所から羽アリが大量に出てこなかったか
- 柱や畳の縁を軽くたたいたとき、空洞音のような「ポコポコ」という音がしないか
これらのうち複数に当てはまる場合は、早めに専門業者の調査を受けた方が安全です。
逆に、ひとつも当てはまらない場合でも、築年数が経っている家では予防目的の点検を検討してもよいでしょう。
自己判断でやってはいけないNG行動
シロアリかもしれない症状を見つけたときに、次のような行動は避けてください。
- 市販の殺虫スプレーを、蟻道や床下の怪しい部分に大量に吹きかける
- 蟻道をシャベルやブラシで完全に壊してしまう
- 床板や柱を大きくはがして、自分で内部を確認しようとする
殺虫スプレーで表面的なシロアリだけを駆除してしまうと、巣全体が分散して場所が分かりにくくなったり、薬剤への耐性がついた個体が残ったりすることがあります。
また、蟻道を完全に壊してしまうと、専門業者が被害の広がりを判断する手掛かりが失われてしまいます。
気になる場所を見つけたときは、写真を撮っておき、調査に来た業者に見せながら相談するのがおすすめです。
シロアリ駆除業者一覧・業者選びに関するよくある質問(FAQ)


- 「シロアリ 駆除 業者 一覧」だけで業者を決めるのは危険ですか?
-
一覧やランキングは、候補を知るうえではとても便利ですが、それだけを根拠に1社に決めてしまうのはおすすめできません。
必ず、公式サイトや協会リスト・口コミなど複数の情報源を確認し、3〜4社の無料見積もりを比較してから判断しましょう。
- 見積もりは何社くらい取ればいいですか?
-
シロアリ駆除のように金額が大きく、施工内容も分かりにくい工事では、3〜4社の見積もり比較が目安です。
2社だけだと、どちらも高いのか安いのか判断しづらく、5社以上になるとかえって比較が大変になります。 - 無料調査を頼むと、しつこく営業されませんか?
-
多くの業者は、調査後に見積もりと提案内容を説明し、「ご家族と相談して決めてください」といったスタンスです。
ただし、中には契約を急がせる会社もあるため、「今日は契約しません。見積もりと説明を一度持ち帰って検討します」と最初に伝えておくと安心です。
- 被害が軽そうなら、市販薬で自分で駆除してもいいですか?
-
軽い羽アリの発生だけに見えても、床下や壁の内部では想像以上に被害が進んでいるケースがあります。
市販薬による自己処理は、巣の一部だけを刺激して広げてしまうリスクもあるため、基本的には専門業者の調査を受けた上で判断することをおすすめします。
- 「協会会員の業者=必ず安心」と考えていいですか?
-
協会会員であることは、一定の基準を満たして活動している目安にはなりますが、それだけで安心・安全が保証されるわけではありません。
実際には、見積もりの内容・説明の分かりやすさ・担当者の対応なども含めて総合的に判断することが大切です。
シロアリ駆除業者一覧を上手に使って、シロアリ駆除を安全かつ損なく進めよう


「シロアリ 駆除 業者 一覧」で検索すると、全国サービスから地元の小さな業者まで、本当に多くの情報が出てきます。
大切なのは、その中から「自分に合う選択肢」を冷静に絞り込むことです。
- 一覧やランキングは、あくまで「候補探しの入口」として使う
- 全国サービス(シロアリ110番・害虫駆除110番・害虫駆除屋)と、公的リストから見つけた地元業者を組み合わせて、3〜4社に無料見積もりを依頼する
- 料金(㎡単価・施工範囲)だけでなく、保証年数・再発時の対応・説明の分かりやすさも比較する
- 不安な点や疑問点は、その場で遠慮なく質問し、納得してから契約する
シロアリ対策は、「気づいたときにきちんと動けるかどうか」で、将来の修繕費や安心感が大きく変わります。今まさに一覧を眺めている段階なら、
- 今日〜明日のうちに、全国サービス1〜2社+地元業者1〜2社へ相談・調査依頼の連絡をする
- 1週間〜10日ほどかけて調査・見積もりを受け、内容をじっくり比較する
- 納得できる1社と契約し、施工日程を決める
という3ステップを目標にしてみてください。
「どこから動けばいいか分からない…」という場合は、まずは次のようなイメージで一歩を踏み出すのがおすすめです。
- シロアリを専門にじっくり相談したい → シロアリ110番に無料相談
- シロアリ以外の害虫もまとめて相談したい → 害虫駆除110番に無料相談
- 同じ条件で複数業者の見積もりを比べたい → 害虫駆除屋で無料見積もり比較
これら全国対応サービスで相場感と比較材料を集めつつ、公的リストから拾った地元業者も候補に加えれば、「安全性」と「費用」のバランスを取りながら、納得できるシロアリ駆除に近づけるはずです。




